第3話「奴の名は浜田」


 このサイトの管理人が「何でも良いから語れ」と言うので恥ずかしながら語らせていただきます。

 

 そうですね。まずは私がデビューした時のお話しからさせていただきましょうか。私が皆様の前に初めて登場させていただいたのは私がまだ18歳の時でしたから今から7年前ですね。大学受験の面接試験の攻略法を書いた読み物にモデルとして登場させていただきました。その時は自分でも一発屋だと思っていたんですよ。もう皆様の前に出る事など無いと思っていたんです。

その後、私も大学へ進学しました。忙しくなったのはそれからでした。私が通っていた大学とは別の、とある大学の文化系クラブの宣伝用チラシやポスター等に再度モデルとして登場させていただく機会が訪れたんです。

 その文化系クラブの外では、私に対してどの様な反応があったのかは分かりませんが、クラブ内の一部の方々から支持される様になりまして・・・ファンクラブこそ出来ませんでしたが、私の顔や全身をプリントしたTシャツや団扇が作られたんです。もうお恥ずかしい限りです。私なんかをそんなに気に入っていただける方々が現れるなんて。

 

はい?あ、私が誰かって?あら。自己紹介がまだでしたね。

それでは改めまして。はじめまして。私、浜田正年と申します。はまだまさとし。男性の様な名前だとか某人気漫才コンビの片方の様な名前だと良く言われますが、れっきとした女です。現在25歳です。

勝竜さんが18歳の時に何気なく描いた『面接試験の受け方』と言う漫画の主人公として誕生しました。今はこのサイトのトップページで一生懸命歩いています。

 

これからも私の事を『鼻が伸びちゃうよ』共々よろしくお願い致しますね。
[完]


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