第17話「冬のソナタを見るのだ 4」


 今回、ミニョンさんがユジンに絡む絡む絡む。

マルシアンはミニョンさんが理事を務める会社で、スキー場の改築をポラリスと言う会社へ委託するのです。ポラリスでマルシアンを受け持つのがユジン。言わば、ミニョンさんはユジンにとってお客様なのです。しかも、スキー場の改築と来ればとてつもなく大きな物件ですよね。ミニョンさんはお客様々のはずです。

 

 なのにユジンはマニュアル通りと言うか、とにかく無愛想にミニョンさんとの仕事をこなしていきます。

ユジン、物凄く態度が悪いです。普通、こんな態度では契約を打ち切られても文句は言えないでしょう。でもミニョンさんは良い人です。何かと気を使ってユジンに話し掛ける。気をほぐそうとする。そしてユジンはそれを嫌がる。サラリーマンをやっている人からしてみれば考えられないユジンの態度。客に気を使わせる、ビジネスの世界ってどうなのよ?と思わされる第4話です。

 

あー、もうねぇ、チェリンの演技ってなんでこうも演技っぽいんだろう・・・って思っていたんですけど、素で演技をする人なんですね、チェリンは。ありゃー友達出来ないぞ、と思います。そして、ミニョンさんと一緒にいるシーンを見ても、ちょっと恋人同士には見えません。これはどうしてだろう。不思議だな。

 そしてサンヒョクがとことん可哀想になっていきます。ユジンとデートに行けばツイてない事だらけ。更にユジンに嘘をつかれ、チェリンに変な物を見せ付けられ。今後どうなるか分かりませんが、サンヒョクには幸せになって欲しいです。弱音を吐かずにユジンを信じている様子は見ている方が辛くてさ。

 

第4話には映画館が登場します。この時上映している映画が『バニラ・スカイ』と『ハリー・ポッターと賢者の石』と『モンスターズ・インク』。この3作だけは確認できました。日本でこれらの映画が同時に観られた時期は無いと思いますが、日本だとしたら2002年の前半頃ではあると思います。『冬のソナタ』は韓国ではいつ放送されていたのかな?

 韓国の映画事情にはそんなに詳しくないですが、作中では朝、そんなに遅くないと思われる時間から立て続けに映画の当日券が売り切れになっていくのですが、韓国は映画がブームなんでしょうかね?

 

 さて、話が悪い方向へ向かって行く原因の1つは、ユジンがはっきりと物事を言わない点にあると思います。

見ていて気分は良くないですが、続きを見ずにはいられない。いらいらしますな。

 

[完]


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