アザーズ(原題:the Others)
はっきり言って『ホワット・ライズ・ビニーズ』を観てから、怖いのはもういやんいやんって感じだったんですが、観ちゃいました。理由は「トム・クルーズとニコール・キッドマンの最後の共同作業になるから観る!それがたまたま怖い映画だった」です。そんな理由で観たところで、トム・クルーズの影なんて二コール・キッドマンの演技から窺えるワケがないのですがね。
この映画の怖さは高貴な怖がらせ方と言いますか・・・いきなりグロテスクなモノが出てきたりして怖がらせたり、音楽の盛り上がりで怖がらせたりする技法は使われていません。こんな演出が出来るなんて凄いと思いますよ。感動しました。思ったほど怖くないんですけどね。そういった訳からなのか知りませんが、日本でもトップ10に比較的長い期間留まっていた気がします。この作品が世に認められるのは嬉しかったですよ。僕が製作に関わった訳でもないのですがね。
ところで、最後のアレってどんでん返しなんですか?そんな感じは作中ちっとも漂っていないと思ったのですが。
とか言ってる自分はしっかり映画を観れていない事を声高らかに証明している様な物ですな。
2002年5月6日鑑賞