クイール
だいたい動物モノの作品ってのは観る人を泣かせるもんです。少なくとも僕はそう信じています。
この作品は盲導犬のお話しだけに、人間と犬の触れ合いの末に泣けない作品になるはずがないとばっちり期待して観に行きました。例によって事前知識は無しです。
まず、ストーリー云々以前に、この作品は犬好きにはたまらんでしょう。様々なシーンを観ているだけで幸せになれそうです。犬の演技が見事だなぁと感心させられる場面もいっぱいありましたが、これは演技ではなくて粘り強くカメラを回し続けた結果に撮れた映像なんだろうなぁという場面もいっぱいありました。監督偉い!と褒めてやりたいです。ぐーっど。実際パンフを読んだらその辺りの苦労も書かれていました。ぐーっど。
ストーリーは。まぁ。良いじゃないですか。犬が良かったし。それだけで観る価値有りですよ。感動は・・・僕は特別しませんでした。フツーのお話しです。波乱も万丈も無いお話しって僕、結構好きなんです。隣に座っていた知らない女の子はぐしぐし泣いていましたしね。
2004年3月14日鑑賞