エル・ドラド/黄金の都(原題:THE ROAD TO EL DORADO)
ドリームワークス製のアニメ映画第2弾(だったかな?)ですね。
この映画、笑い有り、アクション有り、起伏有り、CG有りと、かなり良い出来だったと思うのですが、日本ではワーナーマイカル系のみでの配給で、しかも「CinemaExpo10」と言う、特定の作品が1000円で観る事が出来るキャンペーンの中の1作品だった様に記憶しています。
一体何がそんなに良くなかったんだろう。先程書いた通り、おいしい魅せ場は充分に用意されていました。
主人公の2人も魅力的でしたし、僕が今まで数多く観た映画の中で主人公の名前を記憶しているごく少ない映画の1つなのです。こういう事って、本当に珍しいんですよ。それだけインパクトが強かったはずなのに・・・
ディズニーの第2期黄金時代を築いた、ジェフリー・カッツェンバーグ製作の作品なのですが、この作品には近年のディズニーには無いパワーをしっかり秘めていたと思います。最近のディズニー映画は、一時に比べるとロクでも無い作品ばかりなのに、大々的に宣伝してそこそこの成績を上げています。宣伝の仕方次第ではそれぐらい出来ると言う事は、この映画も、スピルバーグやドリームワークスを前面に出し、大々的に宣伝をして、全国区で通常料金で公開した方が観客を稼げたのではないかと思っています。
予告編で内容をだいたい検討つけていたのですが、クライマックスでは予想だにしなかった大アクションに発展して、期待以上に楽しめましたよ。僕等はこう言うアメリカンアニメーションを観たいんだけどなぁ。ディズニーさんよぉ。
2001年6月17日鑑賞