スチュアート・リトル2(原題:Stuart Littele2)

 


前作でその仲が絶望的になったかと思っていた猫のスノーベルとモンティですが、決してそんなわけではないみたいですね。安心しました。猫は賢くないから昔の事なんて忘れてしまったんでしょうかねぇ。ともかく今作、僕の注目点はそこでした。スチュアートとジョージの仲は前作で固く結ばれたはずでしたしね。

 

と言う訳で、今作において僕はジョージとスチュアートの友情パワー(兄弟愛か)を駆使したストーリーを期待していたんですが、ストーリーの大筋はスチュアートと小鳥のマーガロのラブストーリー+αです。あれ?って感じでした。映像的な見せ場はスチュアートがラジコン飛行機で大空を飛び回りファルコンと戦うシーンです。かなりの迫力です。あれ?と思った最初の感情なんてすっかり消え失せてしまいました。

 

 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ファルコンが企てたリトル家盗難事件は非常に効率が悪いです。もっと確実で良い方法があったはずです。実際失敗してますしね。あと、今作で分かった事は、あの世界ではネズミの他にも小鳥も人間とコミュニケーションが取れるということ。ファルコンが人間と話を出来るのかは謎のままでしたが、一体どの基準で人間と動物がコミュニケーションを取れるのでしょうか?

前作の時点で既にタブーな突っ込みだったのですが、今作の方が前作より気になりましたよ。

 

2002年7月28日鑑賞


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