スパイダーマン2(原題:SPIDER-MAN 2)
まー、この映画に対する批判も色々有るのでしょうね。
スパイダーマンがニューヨークの街の中を飛び回る際、彼は常に蜘蛛の糸を自分の高度より高いビル向かって発射していますが、どう見ても今いる場所より高いビルなんて無い時が度々有りますね。それに、壁面に糸を飛ばしたとしたら、あの様に自由な進路では飛べないでしょう。また、少なくとも2年近くは着ていると思われるスパイダーマンのコスチュームを洗濯したら色落ちしちゃうシーンがありますが、もしかして初めて洗ったのか?とか、とにかく細かいツッコミ処が満載です。こう言った細かい点をつんつんと突っついて批判をしちゃう人、もしそんな人がいたらちょっとその人、器が小さいんじゃないかい?この映画、やっぱ面白いよ。
とにかく細かい点は突っ込んではいけません。
単純に素朴な悩みを抱えるこの主人公の物語を楽しもうじゃないですか。日記の第10話にて、彼とパーマンについて語りましたが、やっぱこういった身近に感じられる人がヒーローだってのは見ていて楽しいです。スパイダーマンともあろう者が今回彼は自分の責任について悩んだ結果、一旦はスパイダーマンを辞めてしまいます。その理由がメリー・ジェーンの為だなんて、もう単純明快。こんな簡単にヒーローを辞めてしまうなんて、もう等身大の若造らしくて良いじゃないですか。
今回の悪役はタコですね。上映時間の制約が有ったのか無かったのか知らないですけど、彼の心情が変化する様子をもう2分ぐらいかけて丁寧に観たかったな。最後があれじゃぁちょっと物足りない。スパイダーマンもあっさり見捨てちゃって。どうよ。
あ、そういえばパーマンもスパイダーマンもヒロインが芸能界の人ですね。
2004年8月16日鑑賞