少林サッカー(原題:少林蹴球)

 


なんか嬉しいですね。大変良質な馬鹿映画です。ばかばか〜。

 

最初にいきなり馬鹿映画と書いてしまいましたが、決してストーリー性の無い、馬鹿のみを楽しむ作品とは違います。主人公、シンの最初の目標は最後にはしっかり達成されるわけですし、ヒロインとの一連のエピソードにも目が離せません。前半の余分と思わせるシーンも通して観ると必要不可欠だと思います。残酷な描写が多くて嫌!という意見をよく聞きましたが、馬鹿映画の中のそんな描写がちょっとしたスパイスになって深みを増しているんじゃないでしょうか?ま、そんな難しい事を言わなくても、笑えるシーンとで帳消しできるレベルなんじゃないかと思います。

 

 主人公がやけに生き生きしていて、監督の注文通りの動きをしているのだろうと言う様子が劇中に嫌というほど窺えるのですが、なるほど後からパンフを読んで知ったのですが監督が主演と脚本の3役だったのですね。星周馳の才能はちょっとかなり物凄いなぁ、と思いました。

彼の作品は要注目!ですよ、きっと。 2はまだかなぁ。

2002年6月2日鑑賞


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