パール・ハーバー(原題:PEARL HARBOR)
僕の好きな映画のジャンルは戦争映画です!とどこかで述べた気がするのですが、僕の名誉の為に予め言っておきますと、戦争映画なら全てが手放しで好きって訳ではありませんのであしからず。この映画は一応戦争映画の位置付けにあると思いますが、ちっとも好きではありません。いや、でも飛行機の部分は大好きです。真珠湾攻撃のシーンは、時代考証は置いておいて、迫力満点で大満足。そりゃー金かけてVFXをバリバリと使えば派手な演出もお手の物で、面白い映像が出来てしかるべきですよね。この映画を観る前に「飛行機のシーン以外は全てカットしてしまえば良いのに」と言う感想を聞いていたのですが、それに対して僕は「さすがにそれはないっしょ」と思っていたのです。しかし、いざ観てみると確かに飛行機のシーン以外は無くて良かったです。それだけドラマがつまらないと言う訳ですわ。
ドラマ部分の主軸はスカスカの恋愛物。大の親友がいて、その間に女性が現れて・・・・忘れた。
しかしあの看護婦連中は一体何をしにハワイにやって来たのだろう。僕には男を漁りにきた様にしか見えなかったんですけど。ほら、看護婦連中の1人であるヒロインは主人公2人に盥回しにされているではないか。まったく気の多い奴だ。却下。
ドラマ部分は確かにつまらないですが、この映画の勘違いした日本の描写はある意味必見でしょう。そばで子供が遊んでいる屋外で軍国会議をやるなんて、日本の事を知らなくても突っ込める事請け合いでしょう。それとも信じちゃうのかな?
2001年7月20日鑑賞