二重スパイ(原題:)

 


 何て言うか。あまり印象に残っていない作品の1つなのですよね。

1980年、東ベルリン経由で西側に脱出し、韓国人情報印に助けられたたイム・ビョンホは、東ベルリンの北朝鮮大使館で勤務していた為、偽装亡命疑惑をかけられ韓国国家安全企画部で厳しい取調べを受けた。しかし拷問に耐え抜いた彼は武装スパイ軍事訓練教官となり働き始める。しかし彼は実は、北朝鮮が送り込んだスパイだったのだ。そして2年の時を経て彼の元に北朝鮮より指令が・・・

 

ただただ、イム・ビョンホ役のハン・ソッキュの熱演が物凄かった事が深く印象に残っています。彼の熱演を見ているだけで胸がいっぱいになる感じがしましたよ。

 各シーンを断片的に思い出しましたが、全貌はもうほとんど覚えていないんだよなぁ。別に退屈な映画でもなく、充分に楽しめます。観て損はないでしょう。でも、あのラストは他に例を見ないぐらい不幸なラストだと思います。それこそ、今まで観た映画の中でも屈指の不幸のラストですよ。

 

2002年6月15日鑑賞


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