越路大夫師匠の三回忌

2004年6月24日 (木曜日)
京都の法然院へ家内と行った。絶景という文字がぴったりの寺だ。
今日は雨男の師匠には珍しく、好天。本堂でのお坊さんの読経姿も美音端麗。
庭の紫陽花がまぶしく、しずかだった。
御長男の展道さんが嘆息しながら仰っていた。『ホンマ、時間はアッと、いう間やなあ。
親父によく言われたが、ホンマ、その通りや。』
確かに師匠は、僕の内弟子の頃も、よく仰っていた。『おまえら、アッとゆうまに年とるで。』
ほんまですわ。僕もあと三年で還暦。信じられへん。ま、『死』への心の準備はできているが・・。
人生長い?短い?

同席した、豊竹嶋大夫兄(中央)・竹本駒之助さん(右)と

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