実は高柳、オフィシャルが経営管理している、某携帯ガンダムファンサイトに登録しています(笑
そのサイトはメンバー一人一人に日記やBBSのついたコンパートメントをもらえるんですが、その
コンパートメントのトップページを画像で飾ってみたり、それに応じたトップコメントをつけてみたり、
といった遊びもできる仕様になっておりまして。
で、せっかくだからと、各話で印象の深いシーンを、キャラクターのモノローグ形式で語っていこう
という試みを、一人寂しく続けております(笑)
で。これがなかなかに楽しいんですが、制限文字数が250文字ということで、その中にモノロー
グを収めるのが意外と大変なのですよ(汗 つくづく、普段自分がどれだけ要領を得ない文章を書
いているかを思い知らされますな(汗
というわけで、コンパートメントにアップされた時には大分はしょられていることも多いそれらの原
文を、ここに公開していこうと思います(笑 アニメ本編をご覧になっている方には、状況的にどの
キャラの立場から発されたモノローグであるか、何となくお分かりいただけると思うのですが…まあ、
分からない場合は偏に高柳の力量不足ということで(汗
ではでは。ひねりも何もない、独りよがりなお遊びではありますが、よろしくお付き合いいただけ
ましたら幸いです。
「#43 反撃の声」
誰かからの、何かからの庇護を求め、突きつけられた現実から逃げ続けた男がいた。
世界に向けて充分に伸ばせる腕と、どこにでも向けられる足を持ちながら、それでも男は自ら
の意思でその場に留まり続け、庇護される立場の自分に固執した。
そんな自身を変革する勇気など持ち合わせていまいと、世界中から嘲笑を受けながら…しかし
最期の足掻きで、男はほんの僅か、自ら動いた。
最期の矜持で、男はほんの僅か、自身の足跡を世界に遺した―――
「#42 自由と正義と」
自分の記憶に残る彼は、いつでも狡猾で、自分の望みに執着する野心家だった。
持って生まれた血筋と家柄にも助けられ、貪欲に自分の望みを叶えていく彼の姿を、幼い頃か
ら自分は見定めてきた。
それはけして褒められた姿ではなかったけれど…少なくとも、その頃の彼は、自らの手と足で戦
うことのできる人間だった。
―――今、臆面もなく、自分の不始末の尻拭いをせがんで見せるこの男は、本当に、あの「彼」
の成れの果ての姿なのだろうか。
そして…もしも選択を違えていたら…自分もいつか、あんな風に、戦えない人間になっていたのだ
ろうか…
「#39 天空のキラ」
自分の上に、他の誰かの面影を被せて相対される事は苦痛だった。
他の名前と階級で呼ばれ、それまでの自分を全否定され続けるような生活に、憩いの時間など
存在しないはずだった。
ここは敵地で、自分は虜囚で……なのに、違う名で自分を呼ぶ者達の目に敵愾心がない事が、
酷く自分を落ち着かない気分にさせる。
ここは敵地だ、相手は敵だ―――呪文のように繰り返し続けたその言葉を…あと何度唱えれば、
この綻びは繕えるのだろうか……
「#38 新しき旗」
幾度となく対立を繰り返してきた幼なじみ。本気で抱いた殺意を、互いにぶつけ合ったことさえ
あるかつての宿敵。
分かり合い、共闘を経験してからも、その立ち位置の違いから、なかなか足並みを揃えることが
できなかった。
伝えたいと思っていた言葉が、思いが、沢山あったはずなのに…もう二度と会えないと覚悟して
いた相手の顔を見た途端、喉が詰まって何も言えなくなった。
無理矢理に引きずられるのでもなく、押し出されるのでもなく―――答えが出るまで、黙って自分
の出方を待っていてくれた君。
その隣に再び並んだその立ち位置が、これ程に心地いいものだとは思わなかった……
「#37 雷鳴の闇」
かつての功績と勇名に、憧れもした。自分とは相容れないその考え方に、反発しもした。
最後には存在そのものを疎ましく 思うほどに、真っ向から対立した自国の英雄。
それでも、「敵」として対峙したその人に向けた刀身は重く、襲い来る虚脱感は果てもなく……
言葉以外の手段で攻め立て追い立てて……初めて、及び腰にその人を慕っていた自分がいた
ことを知った。
先人を殺め、昔馴染を殺め……それでもそれが正義なのだと、与えられた激励。
余計なことは考えたくない。与えられた言葉を信じたい。だけれども―――自分にとって、それは
本当に正義だったのだろうか……
「#36 アスラン脱走」
いつでも自分が正しいと思っていた。自分が正しいと信じる事に、思いに背かなければ…そう努力
すれば、世界は必ず自分を評価し、受け入れてくれると信じていた。
あの人にはその努力が足りないから、同じだけの評価を得られないのだと思っていた。
だというのに…いま眼前に突き付けられた、この現実は一体なんだ?