雑記にでも放り込もうかと思ったけど、でかいし途中で塗り飽きたしこんな絵なんでここで。

もう二度とこんな塗り方するものか…!orz

エージュが持ってるのは帝学通信という無駄に本格派な学校新聞です。
エージュは伊達眼鏡です。目つき悪いので誤魔化し。

せっかくなので二人のことでもちょっと書きますか。読むKIAIのある方だけ下へどぞー

 

 

 

 

 

 

 

 

■トイメンの登場人物紹介で省略してた部分についてでも。

この二人、もともとは実家の近くの名門校に通うはずでしたが、色々あって

はるばる海を越えて帝都魔法学院に来た上に勇介たちより1〜2年遅れで編入しています。

エージュは生まれつき人外寄りでしたが、それでも覚醒するまでは強烈な闇属性で魔力が強いだけの人間でした。

血に惹かれるけれど周期はないし、感覚も人間寄り。まだまだまともです。

 

エージュが12歳、ジストが11歳の一族の集会で、子供は子供で遊んどれ、と放り出されて

従兄弟どもは1週間ばかり二人で時間を潰すばかりの日々だったのですが、

遊んでるうちにジストが切り傷つくって、その血にエージュがくらーっときて啜っちゃって下地完成。

その次の新月の夜に初覚醒して、別荘のメイドさん、ジスト、さらに近くの集落を襲って壊滅させて人外を大量生産という事件を起こします。

(かじられた一般人は眷属になるわけですが、この話では眷属=異形です。理性皆無の見た目的にもグロイけだものです。)

この事件は一族の皆さんが全力でもみ消して、活性化した魔物のせいということになりました。

 

エージュは今となっちゃこの事件についてなんとも思っていません。

覚醒と同時に感覚が完全に人外寄りになったので、かなり特殊な価値観を有しているので人間ごときどうでも良いです。

ジストがいればそれでおk。な思考の持ち主です。後々これにメイも加わります。

(もともと超闇属性を生まれ持つことになったエージュは、血族で本家のくせに光属性なジストに憧れのようなものがありました。)

 

むしろジストが気にしています。

元はといえば最初に血をやっちゃったのは(本意でなかったとはいえ)ジストなわけで、覚醒させたのもやっぱりジストの血です。

強い魔力のある血ですし、なによりエージュが最初に口にした血なのでものっそい美味に感じるのです。

というわけで一直線に狙われました。その後メイド、村と暴走してったわけですね。

このときの覚醒は今まで12年我慢してきたことになるので渇きが異常だったので…

初覚醒事件は見事にジストのトラウマになりました。

そりゃそうですね。いきなり襲われて血吸われるわ、目の前でメイドが異形化するのも見てるわ。

そんなこんなで、ジストはエージュに対して責任感やら罪悪感とついでにすごい恐怖心を抱いてます。

でもそれ以上に初めてジスト個人を認めてくれた相手でもあるので好意の方が勝ってます。(長くなってきたのでこの辺は割愛…)

 

このあとどうなったのかというと、一族はそりゃーもう荒れまくりでした。

処分すべきだ。できるのか?むしろエージュこそ正統血統だ。それは置いといて次の新月どうするんだ。などなど。

エージュはしばらく結界に隔離されてました。

そんな中、ジストが血族の禁術書引っ張り出して、それをマスターした結果、体質が若干ヴァンプ寄りになりました。

新月の夜だけ活性化、魔力も格段に跳ね上がってほぼ不死の体になれます。ただし日中だるだるです。太陽嫌い。

以降、エージュの渇きはジストで補ってます。

一番美味しく感じる血だし、切り刻んでも大丈夫だし、おまけに血族なので異形化しないと完璧な生贄の誕生です。

それでも一族は相変わらずごたごたもめてて、ジストは元々家が嫌で嫌でしょうがなかったこともあり、

エージュ共々留学して帝学に避難しました。そんなこんなで従兄弟どもは入学が遅れて編入生になったわけです。)