1/144 RTX-011L ヒュッケバインMk-V

コトブキヤ プラキット

        三たび舞う、漆黒の凶鳥





PSソフト「スーパーロボット大戦α」に登場するSPT(スーパー・パーソナルトルーパー)。
「ヒュッケバイン」の名を冠しているものの、開発コンセプトは同シリーズよりむしろSRXに近い。

AMパーツ(AMガンナー、AMボクサー)の換装による運用が前提ではあるが、
単体でもヒュッケバインMK-Uを凌駕する性能を発揮する。


タイプRとタイプLの2機が開発され、ノーマルエンジンを搭載したタイプRが先にロールアウト、
各種データ取得のため、秘密裏にレーツェル・ファインシュメッカーへ渡された。

トロニウムエンジンを搭載したタイプLは各種調整に手間取ってロールアウトが遅れ、
異星人インスペクターの戦闘指揮官メキボスが月のマオ本社を襲撃した際、
リョウト・ヒカワによって実戦投入された。



←グラビトン・ライフル

ヒュッケバインMK-UのG‐インパクトキャノンを小型化した標準武装。
小型化により威力は落ちたものの、取り回しが良くなり連射性も向上した。
(「第3次スーパーロボット大戦α」ではフォトンライフルを標準装備)



  

左上:ロシュセイバー
グラビコン・システムを応用した高出力のエネルギー剣。

右上:マルチトレースミサイル
ゲシュペンストのスプリットミサイルの流れを汲む(と思われる)小型誘導ミサイル。

←ファングスラッシャー

ゾル・オリハルコニウム製の刃で標的を切断する手裏剣型投擲武器。
T-LINKシステムによる遠隔操作も可能で、文字通り猛獣の牙のように獲物を追い詰める。



キットについて

カトキハジメ氏の設定画をそのまま形にしたようなプロポーションの良さ(若干腰高かな?)、
可動範囲も広く、カッコいいポーズが決まる好キットです。

巧みなパーツ分割に加え目や額のセンサーが塗装済みになっているので、
塗装しなくても設定通りの色分けを再現できます。
また、挟み込み部分も簡単な加工で後ハメができるようになっているので、
塗装派もストレスなく組み立てることができます。

ただ、一部の関節部の強度が弱い(と感じた)ので(膝とか)、
仮組みの時にその辺を確認、調整しておいた方が良さそうです。


今回もほぼ無改造、握り拳の溝を彫り直したぐらいです。
キットには右の平手が付いてないので、
ファングスラッシャーの持ち手として前回のデンドロビウムで余った「ハイディテールマニピュレーター HGUCステイメン用」の右平手を使っています。
展示台はコトブキヤ「フライングベース」を使用。膝カックンを気にせずに大胆なポーズで飾ることができます。

【塗装】

ゲーム中では結構鮮やかな紫色で描かれているので、説明書の指示よりも全体的に明るめにしてみました。
照明の影響で青っぽく写っていますが、実際はもっと紫がかっています。

本体青(明)…コバルトブルー+パープル+ホワイト+蛍光ピンク+ブラック少々

本体青(暗)…本体青(明)+ブラック+ネービーブルー

赤…モンザレッド+ホワイト

黄…黄燈色+ホワイト+タン少々

白…デンドロビウムで余った白

関節部グレー…デンドロビウムで余ったグレー+ダークアース

グラビトンライフル…ミッドナイトブルー+ホワイト少々

額のセンサーはいつもの様に切り出したラピーテープを貼っています。



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