「星をみるひと」は本当にクソゲーなのか?

1987年にファミコンで発売されたSFモノRPG。
一般のプレイヤーではクリアが非常に困難といわれるこのゲームに挑戦してみました。


プレイ開始

←タイトル画面で「START」にカーソルを合わせAボタンを押すと、
 突然フィールド画面に放り出される。
 プロローグなど何もナシ!
 物語などの情報は全て取説で補完せよ、という事でしょうか。

 ちなみにプレイヤーキャラ(主人公)は「みなみ」という名前の少年らしい。
 (「みなみ」が姓なのか名なのかは不明)



5秒経過






←スタート地点から左に一歩進むと、突然村に入ってビックリ!

 どういう事かと思ったら←こういう事らしいです。う〜〜ん納得。
 しかし他の村人たちに話しかけても有益な情報は何一つ入らない。

 これから何をしたらいいのか全くわかりません!!



3分経過

↑とりあえず村から北を目指し歩くとモンスターに遭遇。
 ザコ敵かと思いきや全く歯が立ちません。(お金も持っていないので最初の村で装備を整えることもできない)
 「ドラクエ」のスライムにでもなったような気分ですが、「にげる」コマンドが存在しないので事実上スライム以下です。
 スタート地点周辺には「なんとか勝てる敵」も存在しますが、逃げられないので「勝てない敵」に出会った時点で死亡が確定します。



3分30秒経過

↑死んでしまうと謎の人物に説教されて釈然としないままゲームオーバー。

マジメに攻略となると勝てる敵だけと戦い回復とパスワードをマメに取り、勝てない敵と出会ったら即リセット。
それを繰り返しどうにかしてレベルを上げていくしかなさそうです。
地獄のようなゲームバランスです。


そして3分30秒だけのプレイで他に気になった点を挙げると

@キャラの移動スピードが遅い(1歩歩くのに約1秒かかる)
Aカタカナが存在しないので文章が非常に読みにくい(オマケに誤字も多い)
 (しかもパスワード入力画面では何故かカタカナが入力できる。何でカタカナがあるのに本編では使わんの?)
B「アイテムの売却」という概念が存在しない
Cフィールドも町も何かすごく寂しいのでプレイ中徐々にヘコんでいく(これは世界観か?)


このソフトに関しては一部では肯定的な評価もされているみたいですが、
僕ら一般のプレイヤーが辿り着く結末、感想はやはり「クソゲー」ということになると思います。
僕はリアルタイム(当時中2)でこのソフトを買わなくて良かったと胸をなでおろしています。(´〜`ヾ)



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