「COOL HAND LUKE(暴力脱獄)」

制作:ゴードン・キャロル
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
出演:ポール・ニューマン、ジョージ・ケネディ

パーキングメーターを酔った勢いでブチ壊した罪で刑務所に入った主人公ルークは、
持ち前の豪胆さと破天荒な行動力、反骨精神を見せつけて刑務所仲間でも一目置かれる存在になる。
型破りなルークに感化された牢名主的存在の男と束の間の友情を育み、
脱獄を計るもあっけなく破綻してしまう。
謎の多いルークだが、唯一の身寄りである酔いどれた母親との面会シーンはなんとなく胸を打ちます。

ピカレスク・ロマンのうちのベストと言える作品でしょう。

ポール・ニューマンの入魂の演技が光りますが、
今作ではアカデミー賞は獲得できませんでした。
その19年後「ハスラー2」で念願のアカデミー賞主演男優賞をようやく受賞しました。

ちなみに1967年度アカデミー助演男優賞をジョージ・ケネディが受賞していマシュ。



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