同値分割、境界値分析
■チェック用語
・同値分割
起こりうるすべての事象をいくつかのグループに分け、各グループから
代表値を選ぶ方法です。
このグループを「同値クラス」といい、同様の出力結果が得られる
入力値の集合です。
・境界値分析
同値クラスの境界値付近を入力値として選んでテストする方法です。
一般的に、ソースコードのバグは境界値付近に潜在することが多いと
いわれています。
境界値付近というのは不等号を定義している部分でバグはそこに集中
するという経験則があります。
・デシジョンテーブル
いろいろな条件と 条件に対する行動(起こる事柄)を表形式で書いた
ものです。
■補足
3歳未満、3歳以上6歳未満、6歳以上でプログラム上の処理が違うときに、
「同値クラス」は、3歳未満、3歳以上6歳未満、6歳以上という3つに
分かれます。
(また、年齢として適当でない数値や数値以外のものも入力される可能性を
考えるならば、「同値クラス」は4つに分かれるともいえます。)
代表値を選ぶ指針は特になく、適当でいいのですが、
例えば、代表値で1歳を選べは、それは、
3歳未満の同値クラスの代表値となります。
代表値で4歳を選べは、それは、
3歳以上6歳未満の同値クラスの代表値であり、
代表値で7歳を選べは、それは、
6歳以上の同値クラスの代表値です。
境界値は、2歳、3歳、5歳、6歳、といったものです。
この付近には、バグが発生することが多いといわれています。
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