QRコードの構成

■チェック用語

・切り出しシンボル(位置検出パターン)
      3つの目玉のようにみえる部分のことです。
      コードの位置を検出するためのシンボルです。
      コードの3つの頂点に配置することにより、コードの位置と大きさ、
      傾きも検出されます。

      QRコードの読み取り原理は、
      3つの目玉を、どのように通過しても白黒の幅の割合が
      1:1:3:1:1になっていることを利用しています。
      この3点が見つかれば、その内側にコードがあることがわかり、後は
      そこを解読(デコード)するだけです。

・タイミングパターン
      各セルの中心座標を求めるためのパターン、コードがゆがんだり、
      セルピッチに誤差が生じている場合、データセルの中心座標を補正する
      ために用いられます。
      縦方向と横方向の2方向あります。

・データセル(データ領域)
      データをコード化する領域です。
      入力データを0と1の2値符号化し、白、黒セルに変換してコードに
      配置されます。

・マージン(クワイエットゾーン)
      余白スペース、QRコードの周辺の余白部分です。
      上下、左右にそれおぞれ4セル幅以上を必要とします。

・セル(QRコード)
      QRコードにおけるデータ表現の基本単位です。
      コード全体を黒と白の点で表し、この点の有無でデータを表現します。
      1つの点を「セル」と呼びます。
      21×21セル、25×25セル、29×29セル・・・と4セルずつ
      増えてゆき最大177×177セルまで設定できます。

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