モデル駆動アーキテクチャ(MDA)

■チェック用語

・モデル駆動アーキテクチャ(MDA)
      Model Driven Architecture
      国際標準化団体OMGが2001年に発表しました。
      プラットフォームに依存しないシステム開発手法です。

      UMLを使って設計したアプリケーションのモデル化情報を、動作対象
      のプラットフォームごとに自動または半自動的に対応づけ(マッピング)
      します。

・PIM(Platform Independent Model)
      プラットフォーム(実行環境)非依存モデルです。

・PSM(Platform Specific Model)
      プラットフォーム固有モデルです。

■補足
モデルにもいろいろ種類があるのですが、
上位のモデルとして、業務やシステムの構造、振る舞いを概念的にとらえて
モデル化したものを「概念モデル」といいます。

それに対して、下位モデルとして、ITシステムとして具体的にどう実現
するかを考えてつくられたものを「実装モデル」といいます。

「実装モデル」には、プラットフォーム(実行環境)に依存するかどうか
で、非依存のモデルを「PIM」、固有のモデルを「PSM」に分けられます。

「モデル駆動アーキテクチャ」(MDA)は、「PIM」を定義し、「PSM」
との対応付け(マッピング)をして、最終的に実装プログラムを得ようとする
手法です。

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