予防接種法

■チェック用語

・予防接種法
      「伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防するために、予防接種
      を行い、公衆衛生の向上及び増進に寄与するとともに、予防接種による
      健康被害の迅速な救済を図ることを目的」としています。

      「予防接種」とは、疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防
      に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種
      することをいいます。

      予防接種法の対象となる疾病は、一類疾病と二類疾病に分類されます。
      また、BCGについては結核予防法で定められています。

・定期の予防接種(一類疾病)
      集団予防目的で接種努力義務があります。
      ジフテリア・百日せき・急性灰白髄炎(ポリオ)・麻しん・風しん・
      日本脳炎・破傷風

・定期の予防接種(二類疾病)
      個人予防目的で接種努力義務はありません。
      インフルエンザ

      インフルエンザ予防接種対象者は65歳以上の高齢者と、
      60歳以上65歳未満の者であって、心臓、じん臓若しくは呼吸器の
      機能又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有するものと
      して厚生労働省令で定めるものです。

*予防接種対策に関する情報*(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1.html

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