WPA

■チェック用語

・IEEE802.11
      IEEE(米国電気電子学会)でLAN技術の標準を策定している802委員会が
      1998年7月に定めた無線LANの標準規格群です。

      現在普及しているものとして、以下があります。
      
      IEEE802.11b
          手頃な価格で広く普及しています。
	  2.4GHz帯家電などと干渉の可能性があります。
	  
      IEEE802.11g
          伝送速度が速く、IEEE802.11bと互換性があります。
	  2.4GHz帯家電などと干渉の可能性があります。
	  
      IEEE802.11a
          伝送速度が速く、電波干渉にも強いです。
	  屋内でのみの使用で、他規格との通信はできません。
	  
・WPA(Wi-Fi Protected Access)
      WEPの脆弱性を補強するために、Wi-Fi Alliance(業界団体)によって
      策定されたセキュリティ規格です。

      WPAはひとつの技術によるセキュリティ機能ではなく、
      ユーザー認証を行う「IEEE802.1x」、
      新しい暗号化方式である「TKIP」などを組み合わせて高セキュリティ
      を実現しています。

      WPAには、アクセスポイントと無線LAN端末に Pre Sharedキーを設定
      する「WPA−PSK方式」と
      IEEE802.1x認証と組み合わせて動作する「WPA−EAP方式」が
      あります。

      Wi-Fi Allianceは、設立当初「WECA」(Wireless Ethernet Compatibility
      Alliance)という団体名でしたが、Wi-Fiの名称の普及に合わせ、
      2002年10月、Wi-Fi Allianceに改称しました。

・WiFi(Wireless Fidelity)
      「ワイファイ」と読みます。
      Wi-Fi Allianceが、無線LANの標準規格「IEEE802.11」群の互換性を保証
      するために定めた名称です。

      各メーカーの無線LAN機器の相互接続テストを行い、テストをクリアした
      無線LAN機器には「Wi-Fi Certified」という認定が与えられ、
      ロゴマークの表示が可能となります。
      このマークが付いた製品同士は、相互通信テストに合格し、接続が保証
      されているという証です。

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