有意である

■チェック用語

・有意である
      「小さな確率でしか起こらない、極端に大きな値または、
      極端に小さな値」のことです。
      統計的に有意であるといいます。

・有意でない
      「よく起こる値」のことです。
      普通の大きさのデータ、確率が大きいことです。
      
・有意確率
      検定において、帰無仮説のもとで得られた統計量が実現する確率です。
      有意確率がまえもって定めた有意水準より小さい場合には、
      帰無仮説を棄却し、大きい場合に帰無仮説を採択します。

・p値(p-value)
      probability(確率)の p です。
      有意確率と同じ意味です。
      検定の有意性を示すための確率値です。

・有意水準/危険率
      検定を行う場合に、帰無仮説を棄却するかどうかを判定する基準です。
      まれにしかおきないと考えられる小さな確率が採用されます。
      5%または1%がよく使用されます。
      
      有意水準5%で検定を行うということは、第1種の誤り
      (仮説が正しいのに正しくないと判断すること)をおかす危険率が
      5%あることを意味します。

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