多次元データベース
■チェック用語
・多次元データベース(MDDB)(Multi Dimensional Database)
月別・商品別の売上データを、横に月、縦に商品をとれば2次元の表に
なります。月別・商品別・支店別とすれば、3次元になります。
されに、利益等加えていくと4次元になるというように、次元を増やす
ことができます。
多次元といった場合は、集計に使用する項目の数が、3つ以上(3次元)
以上の表です。
複数の項目を次々に切り替えて、データを検索・集計できます。
多次元データベースのデータの持ち方としては、
「ROLAP」と「MOLAP」があります。
・ROLAP(Relational On-line Analytical Processing)
リレーショナルOLAP
「アールオーラップ」と読みます。
実際のデータはRDBの形式で持ち、インデックスを工夫することにより
利用者には多次元データベースとして見せるようにしたものです。
合計など毎回計算するので、操作の時間が長くかかります。
データは正規化されているので、無駄なデータが発生しません。
・MOLAP(Multi-dimensional On-line Analytical Processing)
多次元OLAP
「エムオーラップ」と読みます。
多次元のデータをそのままの形で保管します。
表の形式になっていて、合計なども既に計算されているので、毎回の
操作の時間が短縮できます。
特殊なデータの持ち方をするので、従来のデータベースはそのまま利用
できないので変換の必要があります。
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