リハビリ訓練と障害

■チェック用語

・心疾患リハビリテーション
      急性心筋梗塞、狭心症または開心術後の患者に対し、心・循環機能を
      高めて日常生活における運動能力を向上させる目的でおこなわれます。
      患者の心・循環機能の耐運動能力に応じて徐々に運動強度を高めていき
      ます。(リハビリテーション中の心拍・血圧等の監視が必要)

・言語聴覚療法
      言語聴覚能力の回復等を目的とします。
      失語症、構音障害、言語発達障害、難聴に伴う聴覚・言語機能の障害
      または人工内耳埋込術後の言語聴覚機能に障害を持つ患者に対して
      言語機能または聴覚機能に係る訓練です。

・構音障害(こうおんしょうがい)
      口唇・舌・口蓋や脳機能などの障害により、話しことばを正確・明瞭に
      発音できない状態です。

・摂食(せっしょく)機能訓練
      発達遅延、顎(がく)切除および舌切除の手術、または脳血管疾患等の
      後遺症による摂食機能障害者に対し、摂食機能の改善をはかります。

・摂食(せっしょく)障害・嚥下(えんげ)障害
      「摂食障害・嚥下障害」と並べて表現される時の「摂食障害」は、
      脳卒中、神経・筋肉疾患、呼吸器疾患、喉の周囲にできた腫瘍、身体の
      一部の麻痺による身体的な障害を意味しています。
      嚥下障害とは、飲み込みの障害のことです。

・摂食(せっしょく)障害
      精神科や心療内科で問題となる「摂食障害」。
      食行動の異常の総称。神経性食欲不振症,拒食・過食・異食など。
      食行動異常。

■補足
「摂食障害」という用語は、2通りあります。
ひとつは、手術や脳血管疾患等の後遺症による障害で使われる用語です。
飲み込みの障害の「嚥下(えんげ)」と一緒に出てくることが多いです。
リハビリの機能訓練に出てくるのは、こちらが多いです。

もう一つは、拒食症、過食症といった食行動異常を「摂食障害」といいます。
拒食症は、心身のストレスによる食欲低下やダイエットによって、意図して
食べないでいると、身体も食べようにも食べられない状態になってくるもの
です。
過食症は、食べたいという強い衝動(健康的な空腹感や食欲にもとづくもので
ない)によって、大量の食物を摂取するのですが、自己嫌悪におちいり
過食嘔吐や下剤常用といった行動をとってしまうというものです。

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