寝たきり度

■チェック用語

・寝たきり度(障害老人自立度)
      「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」
      (平成3年10月厚生省)

      ランクJ
        何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出
        する
        1.交通機関等を利用して外出する
        2.隣近所へなら外出する

      ランクA
        屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
        1.介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
        2.外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている

      ランクB
        屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体で
        あるが座位を保つ
        1.車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
        2.介助により車椅子に移乗する

      ランクC
        1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する
        1.自力で寝返りをうつ
        2.自力では寝返りもうたない

■補足
ランクAは、準寝たきりに分類されます。
寝たきりとは、ランクBとランクCをあわせた者をいいます。

判定には、補装具や自助具等の器具を使用した状態でもよいことになっています。

福祉施設や介護現場などでは、利用者を簡単に把握する手段として、
「障害老人の日常生活自立度」と「痴呆性老人の日常生活自立度」(前回紹介)
をよく利用します。

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