採血(献血)の種類

■チェック用語

・200mL全血採血
      血液中のすべての成分を200mL採血します。

・400mL全血採血
      血液中のすべての成分を400mL採血します。
      400mL採血は200mL採血に比べて採血量 が多いことから、少ない人数からの
      輸血を可能にして副作用の発生率が低くなり、安全性が高まります。

・血漿成分採血
      成分採血装置を使用して血漿の成分だけを採血し、体内で回復に時間の
      かかる赤血球は再び体内に戻す方法です。

・血小板成分採血
      成分採血装置を使用して血小板の成分だけを採血し、体内で回復に時間の
      かかる赤血球は再び体内に戻す方法です。

・血液比重
      血液の濃さをあらわす数値のことです。
      水の重さを1とした場合の血液の重さです。   
      赤血球の数が多く赤血球の中のヘモグロビン濃度が高い人の血液ほど高く
      なり、逆に赤血球の数が少なくヘモグロビン濃度の低い人の血液ほど低く
      なります。
      日本人の血液比重の標準範囲は男性では1.052〜1.060、
      女性では1.049〜1.056となっています。

■補足
採血(献血)には「200mL全血採血」「400mL全血採血」
「血漿成分採血」「血小板成分採血」の4種類があります。
採血の前には、貧血の心配がないか血液比重測定や、血液型の判定、問診、血圧測
定が行われます。


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