e−Japan戦略
■チェック用語
・e−Japan戦略
政府のIT戦略本部(「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部」)に
おいて、IT立国の形成を目指し、2001年1月に策定されました。
中核となる目標としては、「高速インターネットを3000万世帯に、超高速
インターネットを1000万世帯に利用可能な環境整備」というネットワーク
インフラに関するものでした。
・e−JapanII戦略
2003年7月に策定されました。
医療に関連した部分でいえば、次のような内容になります。
2005年までに、保健医療分野の認証基盤を整備し、電子カルテのネットワー
ク転送・外部保存を容認します。また、第3者機関による審査を行い、医療
機関情報を国民へ開示します。
電子カルテの普及促進の目標としては、
「2006年度までに400床以上の病院及び全診療所のうち6割以上)や診療
情報の電子化の促進等により、医療の質の向上と医療機関の経営効率化を
実現する」
としています。
首相官邸 e-Japan重点計画 - 2004
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/
<システム>医療記録の電子化
・PDCAサイクル
計画(Plan)を実行(Do)し、評価(Check)して改善(Act)に結びつけ、
その結果を次の計画に活かすプロセスのことです。
欧米ではこの考え方を体系化したデミング博士(Dr. W. Edwards Deming)
の名前をとって、デミングサイクルとも呼ばれています。
もともと民間企業が製品の品質向上や、経費削減などを検討する際に広く用
いられてきましたが、最近ではわが国のIT戦略である「e-Japan戦略」、
「e-Japan戦略II」にも取り入れられています。
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