マルチメディア・データ形式の「画像」

■チェック用語

・ＢＭＰ（Bit Map）
      ビットマップ（Bit Map）ファイル。
      単純なデータ形式、Windows標準形式なので 全ての画像ソフトで扱えます。
      単純形式ゆえにファイルサイズが大きいです。

・ＧＩＦ（Graphics Interchange Format）
      読み方は、ジフ。
      使用できる色数が256色と少ないです。
      デザイン画などのように色数が少なく、 図柄の単純なものに向いた保存形
      式です。

      圧縮に使われている技術「Lempel Ziv Welch(LZW)圧縮法」はUnisys社が特
      許を持っているため、GIFに対応したソフトウェアを販売／配布するには
      Unisys社にライセンス料を払う必要がありましたが、日本では2004年6月
      20日に特許の有効期限が切れ、ライセンス料を払う必要がなくなりました。

      米国では、すでに昨年6月20日に有効期限が切れ、GIF等のLZWを用いた画像
      フォーマットに対応するフリーウェアが続々登場したことから、日本でも同
      様の動きがあるものと予想されています。

      Ｕｎｉｓｙｓ  http://www.unisys.com/

・ＪＰＥＧ（Joint Photographic Experts Group）
      読み方は、ジェイペグ。
      「人の目は明るさの変化に鋭いが色の変化に疎い」という特性を利用し、
      色情報を間引きしてデータ量を減らすという技術を利用した保存形式です。
      間引きをすればするほど ファイルサイズは小さくなります。
      ただし一度この形式で保存すると 元の高画質には戻せません。
      フルカラーの写真、自然画に向いています。

・ＰＮＧ（Portable Network Graphics）
      読み方は、ピング。
      JPEGやGIFに代わって広く使われることを目指して開発されました。
      Unisys社にライセンス料を払わなければ対応アプリケーションソフトを開発
      できないGIFの問題を避けるため、圧縮アルゴリズムにはライセンス料のい
      らない方式を採用しています。
      また、フルカラーの自然画を劣化無しで圧縮できます。

・ＰＩＣＴ
      読み方は、ピクト。
      Apple社のMac OSが標準でサポートしている画像形式の一つ。
      同OSのグラフィックス処理エンジンであるQuickDrawが利用する画像フォー
      マット。ベクトルデータとビットマップデータの両方を格納することができ、
      フルカラー画像やデータ圧縮にも対応しています。

<情報処理>マルチメディアのデータ形式