DICOM、病院情報システムについて

■チェック用語

・DICOM(Digital Imaging and COmmunications in Medicine)
      「ダイコム」と発音します。
      「医用デジタル画像と通信」に関する標準規格を意味しています。
      米国放射線学会(ACR)と北米電子機器工業会(NEMA)が開発しま
      した。
      日本では1994年に、医用画像機器の業者の団体である日本放射線機器
      工業会(JIRA)で医用画像と通信の標準規格として採用することを決め
      ました。

      NEMA  http://medical.nema.org/

      日本放射線機器工業会(JIRA)は、平成10年に社団法人日本画像医療
      システム工業会と改称しています。
      JIRA  http://www.jira-net.or.jp/

      <システム>医療情報交換規約

・PACS(Picture Archiving and Communication System)
      主に医療において使われるシステムで、CT, MRI, レントゲンフィルム等の
      医療用画像データをネットワークでやりとりすることを言います。
      基本概念は20年以上前にできました。
      次の4つの基本概念からできています。
      1)画像をモニターで見る。
      2)データ配信はネットワークを使う。
      3)医療機関同士のデータの配信もネットワークを使う。
      4)データの保存は電子的に行う。
      このPACS技術とモニター診断技術が、フィルムレスシステムを構成する
      基礎技術であると言われています。
      <システム>病院情報システム部門を結ぶシステム

・モニター診断
      パソコンのディスプレーを用いて診断する方法です。
      <システム>病院情報システム部門を結ぶシステム

・HIS(Hospital Information System)
      病院のコンピュータシステムのことです。
      会計や検査の予約、薬の処方、食事の管理などを行います。
      最大の目的は、患者さんの待ち時間を減らすことと、さらに、これらの患者
      さんの情報を、診断画像や治療のデータベースと連携させて、医療の質の
      向上に結びつけることです。
      <システム>病院情報システム

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