住職の日記帳

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2005年11月20日(日)
八甲田山は大雪

 昨日、三沢まで出かけた帰り、いつものコースで八甲田山の山越えをしてきた。
 奥入瀬付近も、急な大雪で真っ白な背景にモミジの赤が美しかった。
 4時頃には日が陰り、だんだん薄暗くなった道路にはドンドン雪が降り積もっていく。
 少々不安に駆られながらも、車を走らせていくと、突然真っ白な野ウサギに出会った。ウサギはあわてて雪の壁を乗り越えて闇に消えていった。
 これから長くきびしい冬が、八甲田の山々を包む。

2005年11月10日(木)
酉の市

 今年も酉の市に行ってきました。江戸の風物詩は活気があります。
 11月9日午前0時の開帳からすごい賑わいでした。午後3時に万灯の練り行列があり一気に最高潮に達しました。
 その後も、人出は続き24時まで賑わい熱い一日でした。青森では雪がちらついているのに。

2005年10月5日(水)
和讃大会で優秀賞

 第57回を迎える県下和讃大会で、弘法寺講中は昨年に引き続き「優秀賞」を受けた。
 全国大会を兼ねるようになって19年になり、今年も県外からの参加もあった。
 精鋭の10チームが、日頃の練習の成果を披露した。弘法寺でも9月半ばから練習を重ねてきた。
 大会では1番目の奉唱となり緊張をしたようであったが、一糸乱れぬ和讃を奉唱できたようだ。
 受賞式で「優秀賞」と発表されると、「やったー」の声と共に大きな拍手が沸き上がり、講中のメンバーも思わずあふれる涙を押さえていた。

2005年9月26日(月)
和讃練習

 来月5日は、和讃大会。今年も弘法寺講中は優秀賞を目指して特訓中。
 25日も夜7時からお寺に集まって、今年の課題曲を練習した。
 参加予定者12名が、音程・リズムに気を付けながら奉唱し、住職の指導に耳をかたむけていた。

2005年9月13日(火)
先代夫婦、金婚式

 先代住職夫妻(私の両親)が、結婚50年を迎えた。
 6日、家族で、金婚祝いを開催した。孫から花束贈呈。子供からペアウオッチ。今年教師(僧侶の資格)になった、私の長男からもプレゼント。
 写真館で、両親とみんなで記念写真をとり、レストランで食事会を催し楽しく過ごした。
 記念日の9日に、もう一つのプレゼント「温泉旅行」で、ゆっくりしてもらった。

2005年9月4日(日)
400年祭開催 2

 400年祭は、弘法寺本堂での法要後、会場を中泊町文化センター「パルナス」の会場を移して盛大に祝賀会が開催された。
 要心寺加藤上人の司会で田端伝道部長が紹介され、祝辞を頂いた。引き続き、荒関護持会長が謝辞を述べ、本寺である法立寺小野僧正乾杯の音頭で賑やかに宴が催された。
 アトラクションに、弘法寺が発祥の地である、盆踊り「なにもささ」が、檀信徒有志で披露され、会場からもその輪に加わり大いに賑わった。
 その後は、恒例の檀信徒カラオケで、持ち前の喉を披露した。歌手顔負けの美声に大きな拍手が続いた。

2005年9月4日(日)
400年祭開催 1

 弘法寺が開かれて400年を記念する法要が、血脈会を終えた翌日9月4日に県内外有縁のご寺院の来臨を頂き厳粛に開催された。
 10時からお稚児さんの練り行列が始まり、可愛い姿は沿道の笑顔を誘った。
 11時から、雅楽の調べに式衆・導師入堂、来賓・檀信徒の見守る中厳かに開式。慶讃文では歴代への報恩感謝を述べた。また、和讃講中の妙法和讃奉唱が式を盛り上げた。
 先代の院首・干与人の遠光寺江利山僧正・法嶺院千葉僧正・旧本寺法立寺小野僧正の焼香のあと、ご寺院・檀信徒のお題目が堂内にこだました。
 来賓の小山宗務所長から祝辞を頂き、中村総代と私住職が謝辞を述べ約1時間の法要を終えた。


2005年9月3日(土)
血脈会無事成満

 2日目、3日目も雨の予報がはずれ薄曇りの中、無事血脈会が厳修された。
 最終日の9月3日、修行の後いよいよ授与式が執行され、総代5名に代表で391名分の血脈本尊が授与された。
 参加者は、記念撮影後授与された血脈本尊と感激を胸に帰路についた。

2005年9月1日(木)
血脈会が始まりました。

 いよいよ、10年に一度の血脈授戒会が、9月1日より始まりました。
初日は好天に恵まれ、参加者も、早い方は午前7時過ぎにはお寺に着かれました。
午前8時半、梵鐘を合図に、整列し1日目の修行に入りました。
老若男女が、一同に礼拝行、唱題行、行堂を繰り返す修行で、聴聞行も加え4時間の修行を行いました。
一日目お疲れ様でした。

2005年8月23日(火)
七面堂で「なにもささ」。

 先日、七面様の大祭(といっても、いつもの例祭に宵宮がつくくらいですが・・・)で、参詣のご婦人方が「なにもささ」を踊ってくれた。
「なにもささ」は中里の人なら知らない人がいないくらい有名な盆踊りである。
 当山弘法寺が発祥の地で、いまから350年ほど前に出来たらしい。
小学校の運動会でも、夏祭りでも必ず踊られた。この度の、400年祭でも婦人会の方々がご披露する。
いま、住職はその準備に追われて、駆けずり廻っている。

2005年8月4日(木)
梅雨明け

 青森県も、ようやく梅雨明けしたそうです。
 梅雨の時期も、カラカラだったり、大雨だったり、明けたと言ってもジメジメしてたり、よく解らない天候です。
 でも取り敢えず、夏本番!とはいえ、佞武多が終わる来週には「立秋」です。ウーン!。
 お寺では、来月の血脈会・四百年祭のことで頭がいっぱい。

2005年8月2日(火)
ホタルが飛んだ

 先日、ホタルの幼虫を放流した事を書いたが、今晩本堂脇を飛ぶホタル2匹を確認した。池の方に降りて行くと数匹のホタルが乱舞していた。
今年放流したものか、昨年放流したものか判らないけれど、もう少し暑くなるお盆の頃には、もっと飛ぶかも。

2005年8月1日(月)
月下美人が咲いた

 先日、妹が月下美人が「今晩咲きそうだから」と、数鉢あるうちから一鉢を選んで持ってきてくれた。
 その晩、一夜限りの開花ショーを見せてくれた。午後8時頃から甘い香りとともに、魅惑の大輪が開き始め10時頃には満開となった。
 その時撮した写真を、ギャラリーでも紹介していますので、よろしかったらお寄り下さい。

2005年7月29日(金)
蓮の葉、増えました

 今月7日に開いた葉(一番小さい葉)の後から2枚、更に細い蓮根が伸びてそこから大きな葉が3枚出て来ました。
 水鉢にボウフラが湧いてしまったのですが、メダカを10匹放したところ、全て退治してくれました。
 池からタニシも仲間入りし、少し賑やかな鉢の中です。