ボイントン・キャニオンはセドナ
でも最も神聖な場所で、今でもネ
イティブ・アメリカンが礼拝に訪
れるそうです。

赤い岩の壁に囲まれた谷底の道を
2時間かけて歩きます。
濃い緑の中を木漏れ日を浴びなが
ら歩くと、体は爽やかさを感じて
来ました。

ベルロックは文字通り「ベル」の形をし
た岩山です。
道路沿いの駐車場に車を止めて登りま
す。30分位で中腹に着きますが、それ
から上は本格的なロック・クライマーで
なければ登れません。

岩に腰掛けて瞑想の真似事をしたり、
岩に抱きついて岩の温もりを感じている
とウトウトとしてきました。
青く抜けるような空、乾いた空気を感じ
させる風、大地の鼓動を伝えてくる赤い
岩。
「これが地球のエネルギーなのか・・・」
と思いながら寝ていました。

ボイントン・キャニオンの入り口
付近は新しい家の建築ラッシュで
す。どの家もプール付きで、テニ
スコート付きの家も有ります。

セドナの建築物には色彩制限が有
るようです。
セドナの象徴の岩山と同じような
レンガ色と緑(それも鮮やかな緑
ではなく深緑)に統一されていま
す。
だから町全体が非常に落着いた感
じです。
マクドナルドの看板も「赤と黄色」
ではなく「くすんだ赤とくすんだ
緑」の組み合わせでした。

このベルロックとエアポート・メサ
は男性的な電気エネルギーだそうで、
身体や心を元気づけるそうです。

カセドラル・ロックは女性的な磁気
エネルギーが強く、深い精神的なレ
ベルに影響をおよぼすそうです。

ベルロックから北側を見た風景。
左下の岩に付いてる白いシミの
ような物はHoly Cross
の教会

写真の右の岩はボイントン・キャニ
オンの入り口にある「カチーナ・ウ
ーマン」と呼ばれている岩。
この岩に「子供を授かりたい」と願
をかけると叶うそうです。

谷が狭まった坂を抜けると、そこ
が谷の一番奥でした。
急に視界が広がって、神々しい金
色に輝いた巨大な岩壁が見えま


そこでは確かにエネルギーを感じ
たような気がしました。

ここは陰陽のエネルギーがミック
スした場所だそうです。

また、ここは過去世を思い出すと
も言われている場所ですが、それ
は何も感じませんでした。

岩に腰掛けたり寝そべったりして過
ごした後、また2時間かけて入り口
の駐車場まで戻りました。

ネイティブ・アメリカンがセレモ
ニーで使うメディスン・ホイール
を誰かが真似て作ったようです

セドナ (3)