つけめんつけめん+たまご

2004/2/18
項目 感想 評価
スープ かなり色が濃いスープは、ベースの醤油味が強くほんのりとした甘味がある。えにしとしては珍しく動物系の風味が強く出ていた。食後は程よい量でつけ汁が残り、スープ割りをするとラードと魚介の風味が中心となり違った一面を覗かせる。 ★★★★☆
極細ストレート
以前は平麺だったらしいが、今はラーメンと同じ極細麺を使用する。コキコキッとした口当たりが心地よく、スープと上手く絡み麺自体の風味も良い。通常の1.5玉にあたる麺は約220gほどあり、細麺なので量が多くて最初出された時はモサッと山盛りで迫力がある。麺自体のスープの含みがよいのでかなりの量を吸収し、食べ終わった時にはかなり腹が膨れる。
★★★★★
叉焼 肩ロース短冊切り
脂身がトロリとした叉焼は、味のつき方も良く、変な主張もせずに全体とのバランスを保っている。今度は短冊切りではなく、一枚の叉焼として食べてみたい。
★★★★☆
玉子 半熟トロ味付
やや小振りの玉子は半分に割られて出てくる。冷えた状態で出されるが、そのままでもトロッとした甘味が良い感じで、スープにつけると味に深みが増してもっと美味しくなる。
★★★★☆
Total 桃桜林が臨休だったため、戸越に移転してから未食だったえにしを訪れた。恵比寿時代に何度か行っているが、いつも特塩ばかり食べていたのでつけ麺は初トライになった。全体的なレベルの高さは相変わらずで、移転して間もないにもかかわらず、オペレーションがしっかりしているようで安心した。量が大目の麺は、恵比寿時代にコシの面で若干不満を覚えたこともあったが、つけ麺ではなかなかの歯応えで満足した。しかし細麺のため量が多く、スープにつける回数が多いので後半はつけ汁が冷めてしまうのが残念。動物系が強く出ているので、三つ葉と食べると口の中が程よくなる。ひとつ悲しかったのが、三つ葉の下に柚コショウが隠れており、麺を食べ終えてから気づいた。スープに入れると辛味と柚の風味が立ち上り、美味しかったので次回はぜひ柚コショウと麺を一緒に食したい。 ★22/25