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◆初期画面 |
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初めに、初期画面を見てください。これが御書システムを起動したときの画面です。左側に「御書目次」から「終了」まで11個のコマンドボタンが並んでいます。これらはみなシステムの機能を示したものですが、ほぼ各フォーム画面(御書本文や御書通読などの画面。後に説明があります)上部のコマンドボタンに対応しています。つまり、それぞれの機能を行うとき初期画面のメインメニューにもどらずとも、各フォーム画面のコマンドボタンで操作が可能です。またメインメニューからは、御書目次をはじめ、直接に御書本文や御書資料、年表西暦その他の機能に入ることができます。 |
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◆目次画面 |
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さて次に御書目次画面ですが、ここには御書名を中心に6項目のデータが表示されています。この画面で「1本文」「2資料」「3通読」の上部コマンドボタンのいずれかをクリックすれば、現在カーソルのある御書に直ちにリンクします。また、この御書目次は「4システム順」「5番号順」「6書名順」「7C順」「A系年順」「B対告順」等、それぞれの用途によって自由に御書を並べ替えられます。
なお、6項目のデータはすべて入力枠に入力した値によって、検索および絞り込みができます。例えば「日興t」と入力し、絞り込めば7件の日興に宛てた御書が選択され、一覧表になって表示されます。 |
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◆御書本文・フォーム画面 |
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御書本文画面は、他画面でも紹介していますが、5種の御書本文の対照、用語の検索・絞り込み、10種の遺文集の位置確認、また真蹟画像との関連などでシステム上もっとも使いでのある画面といえます。ここでは画面上部のコマンドボタンの機能や本文切り替えボタンなどをチェックしていただきたいと思います。 |
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◆表形式編集画面 |
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当システムの骨格は、5種の御書本文のテキストデータと1つの真蹟写真の画像データにより構成されています。加えて解題等の御書資料、法華経、年表、辞書の各テキストデータによってシステム化されています。まず5種の御書本文とは、御書本文表画面の上部に示されているように、「システム版御書」「真蹟直読」「真蹟活用」「門下写本」「原型活用」「参考読方」に分類されます。早速、各々について概要を述べてみましょう。 |
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◆五種の御書本文 |
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本欄は、この御書システムが読み易さの便宜の上から、独自に作成した読み下しの御書です。編集に際しては真蹟や諸写本を底本にし、さらに現行各種の遺文集を参考にして、従来の誤植や誤謬の改善に努めました。と同時に、デジタル御書の特性を生かして、検索や絞り込み・並べ替え等の機能を十分に活用させるため表記の統一を心がけています。そのため、用言の送りがなの付し方や音便形の処理など一定のルールのもとに編集しましたので、既刊の遺文集と表記の異なるところも多くあります。学術的な研究を目指すユーザーには真蹟直読欄・真蹟活用欄・門下写本欄・原型活用欄との対照、併用を念頭に置いています。 |
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現存する日蓮聖人の真蹟を、主に法蔵館刊『日蓮聖人真蹟集成』により解読し、それを出来るだけ形を変えないで活字化したものです。変体仮名は外字を用意して本文中に表記し、表記不能な漢字の略字・異体字や文章の訂正、または他筆の挿入などは備考欄にその旨を摘記しました。その際、主に立正安国会刊『日蓮大聖人真蹟対照録』等を参照しましたが、今回あらたに解読し直した箇所も少なからず存在します。 |
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本欄は、検索や絞り込みの作業がしやすいように、前の真蹟直読欄を手直ししたもの。真蹟直読欄は活字の上で真蹟を忠実に再現するため、同一漢字に数種の字体を用いたり各種の変体仮名を外字として用いましたが、用語の検索や絞り込みには不向きなため、本欄では現行の字体に戻しています。真蹟の用語調査をする際には欠かすことのできない欄です。 |
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本欄には、おもに上代門下の写本御書を収録しました。その対象は日興、日目、日道、日澄、日順、信伝、日進、日高、日祐、日大等の諸師の写本です。また、上代に写本がなくとも本満寺本が存する場合、併せて収録し、それぞれの写本名を備考欄に注記しました。編集にあたっては、写本の文字配列や字体など忠実に表記することに努めました。誤写と思われる箇所についてもそのまま表記して、備考欄にその旨を注記しました。その他、技術的に表記の難しいところは備考欄に多くの注記を用いて、写本の状態が窺えるように工夫しました。真蹟の伝わらない御書に関しては、本欄によって最も原初的な御書の状態を知ることができるでしょう。本欄は日蓮聖人滅後の御書の伝承や編纂について考察する際に力を発揮します。 |
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本欄は御書の原型に近い形を再現しつつ、それをテキストとして利用したり、検索作業等がしやすいように成形したものです。具体的には、聖人の真蹟が現存するものはそれに基づき、不現存分は身延久遠寺刊『昭和定本日蓮聖人遺文』や富士大石寺刊『昭和新定日蓮大聖人御書』により、漢文の送りがなや和文の濁点などを除去して、原型の再現に努めました。また、検索等の便を考慮して、漢字や仮名は現行の字体に統一しました。 |
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