白隠禅師の健康法               戻る


 仰向けになり、ゆるく無理のない姿勢で手足は軽く開き、ほどよい枕をひき無理のない状態を
 つくる。

 軽く目をつむり、息を吐き出すときはゆっくりと腹式で呼吸をおこなう。

 意識は、頭から首、肩から胸、腰からへそ(丹田)の下へリラックスして下げていく。

 へそから息を吸い、へそから出しているように感じるまで行う。
 悩みや考えもへその下へ追いやり、息を吐くとき出してしまうような気持ちで呼吸する。

 手足、からだが暖かくなる。脳にばかり送っていた血液が全身に送られるようになる。

 そうすることで、痛み、悩みが軽減され自然治癒力が働き不治の病も完治する。

 これを毎日、就寝前に20〜30分ほど行い、そのまま眠くなって就寝できれば効果絶大です。
 尚、満腹時はこれを避けること。


 心は心で癒せません。
 呼吸法が一番です。
 「坐禅」の坐は善悪にとらわれない、禅は善悪の対立にも離れて自分の本質に動揺をきたさないと
 いうもの。
 従って、坐っていても、歩いていても、寝ていても、しゃべっているときも坐禅でなければならない。

 これ、心の安定と健康法である。

この健康法、私凡夫もときどき実施している。                       白隠禅師の健康法