研究室 DE Kanon。

- 2002.03.XX -

▼一緒に暮らすことになった「まいどん」はどのように活躍するのか。「ストレッチマン2」期待大。 ▼戻る

▼決算報告。 (2002.03.31)

 履修申告単位数(4年間):262単位(内8単位取り消し)
 取得総単位数(4年間):258単位(内8単位取り消し)
 成績指数:XX.X(内訳;A:XX、B:XX、C:3、D:1、★:0)

 称号:学士(人間関係学)

 興味を持たれた方もそれなりにいらっしゃるということなので、講義総評を公開する前に一応期間限定でご報告しておきます(ちなみに、指導教授様からの成績に関するツッコミは要はこの膨大な取得単位数についてでした。)自分の中では一応の目的を果たし、その結果単位も取得できたという程度の認識です。

 あと、受講科目を通していわゆるお勉強をしてきたというわけではない、ということをあらかじめ明言しておきます。そうしないと、講義総評を見た方からノートくれ、とか言われかねないので。こちらからは、ちょっとは役立つかもしれない情報と過去問くらいしか提示することができません。

 …「はぇ〜人間関係学学士?人間関係に難ありなのにですかーっ?あははーっ。」「そんなこと言う人、嫌いです。」


▼野外保管図書。 (2002.03.30)

 大変危険なことなのは十分承知しているのですが、室内に収容しきれない書物のうち、資料的価値の小さい娯楽本を中心に、野外に保管している本が数百冊あります。一応ロッカー(物置)の中に保管はしているのですが、雨が吹き込む可能性もあり、湿度などの面でも保管という観点からすれば、非常に不適格な状況です。

 やはり、不要本選別をして大量廃棄するしか、収容場所の問題を解決する手段はないようです。新規購入図書数を減らすという選択肢がない以上、仕方のないことですが、ちと残念。一応、希望者に無料で差し上げたりはしているのですが、古書店で値が付かないようなものを喜んでもらってくれる人はそういないだろうし。廃棄する前に、大学の「いらない本を持ってきてコーナー(仮)」に置いてこようかな。

 …何が「デジタル書庫」、「ペーパーレス書斎」だよー。前より紙が大量に増えたゾ!


▼別冊哲学文献案内。 (2002.03.29)

 文学部にもスタディガイド的なものはあります。それが「別冊哲学文献案内」です。哲学、倫理学、美学美術史学、社会学、心理学、教育学、人間科学の各専攻の学生を対象に、隔年で発行されその都度改訂されている…はずなのですが、どうも改訂されているのはごく一部に過ぎないようです。(興味のある方は、10年前の創刊号から並べて比べてみて下さい。)

 内容は各分野における基本的文献の紹介なのですが、紹介されている書物があまりに古く、現在では品切れなどで入手不可能なものが多数あり、新刊図書が全くと言っていいほどカバーされていません。しかも、書物の簡単な内容説明があるのはごく一部に過ぎず、多くは文献表の掲載となっています。また、具体的な学習の進め方や、必修科目との関連などについてはほとんど書かれていません。まあ、文献案内ですから、と言われてしまえばそれまでですが、実用的なものでないことには何ら変わりありません。

 文献数を減らして、必読文献に絞ってそれなりの解説をつけたり、必修科目の関連性を明示したり、読み物としてある程度楽しめるものにしないと、配布された翌週あたりにはジャンプと一緒に野外放置される可能性が高い書物です。というか、アレを参考にして独学するのは避けた方が無難です。

 入手場所は基本的に専攻ガイダンス時ですが、研究棟廊下にも若干数ですが放置されています。こちらもお一人様一部を厳守するのであれば、多分持ち帰りしても大丈夫でしょう。まともに読んでくれる人の手に渡るのが本としてもうれしいでしょうから。

 …内容紹介の不足は文献「案内」として致命的です。内容の全面的な改訂を望みます。というか、自分で作成したものを寄稿した方が早いかも。


▼スタディガイド。 (2002.03.28)

 とりあえず入学直後のやる気のある時は、自分の専門領域に関して軽く勉強しようというという人がそれなりにいると思います。しかし、実際に何から勉強していいのかわからない、という状況に陥ることも多々あります。そんな時、役立つものがなんと大学側から提供されていたりします。

 例えば、経済学部では「別冊三田学会雑誌スタディガイド」という小冊子が配布されます。内容は、経済学の諸領域に関する入門的な内容とブックガイド的なもので、学習の進め方に関する若干のアドバイスも掲載されているのが特徴です。必修科目を学ぶ意義もそれなりに書かれています。また、初学者を対象としているので、他学部生でも入門書として読めるレベルですし、教科書ではなく、あくまで読み物として書かれているので、つまることなく読め、即本棚の肥やしになる可能性は低いといえるでしょう。

 おそらく経済学部の学生には、履修案内配布時に配布されると思いますが、他学部生でも興味のある方は、経済学部掲示板前に大量に置かれているので、持っていって読んでみてください。2002年度版が既に置かれています。  

 …一応無料配布物だと思います。お一人様一部限りなら、大丈夫かと。


▼アンテナ破壊後の生活。 (2002.03.27)

 3月に入ってすぐに、近所で大規模な工事が始まり、その関係で自宅のアンテナがぶっ壊れました。そのため、以後テレビをつけても、山奥の温泉宿のテレビみたいに、受信できるチャンネル数が極端に減り、画像も最悪な状態でした。特にNHKはまともに見ることができません。これでも受信料を払う必要があるのか疑わしくなるほどです。というか、5秒ほどで青画面になるんですけどね。

 そんな中、見たい番組は全て知合いに録画を頼んでいたのですが、録画してもらったビデオを観てビックリしました。ゴーストがまったくなく、非常にクリアな画面。どうやらケーブルTVに加入なさっていたようで、以前のまともな受像状態と比べても、明らかに画質は上。近所に高圧線やら高層建築物があると、普通のアンテナによる受像環境は悪いとは聞いていましたが、ここまで差がでると正直、多少の出費を覚悟してでもケーブルTVに加入したくもなります。

 まあ、普段はTVは単にゲームやビデオ、DVDのモニターと化しているんですが、たまには見ますからね。加入を検討してみることにします。 

 …というわけで、加入まで録画お願いデス。


▼質問したら減点。 (2002.03.26)

 卒業式の後、久しぶりに日吉キャンパスを歩いた、というか学位記授与教室がわからなくて迷ったのですが、その際文学部掲示板のある掲示が目につきました。掲示内容は、試験の望ましい解答一覧でした。なるほど、試験の模範解答例を提示してくれるとはいい教員もいるものだ、と思ったのも束の間。一番下に、なんと成績、試験に関する問い合わせは(この掲示で全てなので)一切受け付けない、とありしかも、問い合わせたら減点の対象になると書かれているではありませんか。評価方法についても聞くだけで減点対象。これは、どういうことなのでしょうか。

 実際に授業を受けたことがないので、的確なコメントはできませんが、初回授業にこのような方針を示していないとしたら、問題アリです。学生には自分の評価についての詳細を知る権利があります。不満があれば問い合わせる権利があります。そして、これらの問い合わせに対し、教員には答える義務があります。評価に対する説明責任を放棄し、一方的な評価を行なっている教員がいるとは驚きです。こうした詐欺教員にひっかからないためにも、学生による履修案内冊子は必要なのかもしれません。 

 …教員側の講義に対する意識が低いのも立派な大学問題なんですよ。あははーっ。


▼復活制度。 (2002.03.25)

 法学部政治学科のカリキュラムに存在する「復活制度」。履修案内(p.49)には以下のような説明がなされています。

 「前学年に留年歴のある学生が対象です。1年生で26位しか取得できず留年したとします。次の学期に20 単位取得し9月に計46単位で2年生に進級した場合、進級単位数の30を差し引いた16単位が進級後の学期に加算される制度です。そうすると次の秋学期に14単位以上取得すれば4月に3年生に進級も可能になるわけです。 しかし、これは進級した次の学期のみの制度でこの期間を過ぎると適用されません。」

 確かに復活しています。しかし、このベタなネーミングからこの制度が安っぽく感じてしまうのは気のせいでしょうか。まあ、半期制だからこそできる制度です。必修科目による一撃必殺攻撃があれば話は別でしょう。とにかく、他学部ではたかが2単位のために、一年分の学費を余計の払うハメに陥ることもあるので、政治学科のこの制度が羨ましく思えてきます。全学部にこの制度が広まるといいですね。

 …必修不合格留年の復活制度があればなー。ノーマネーでフィニッシュですか。


▼【近況】(3/24付け) (2002.03.24)

■ メールアドレス変更のある方は、ご連絡いただけると助かります。

 私の新しいメールアドレスは、4月上旬に取得予定。しばらくはフリーメールで代替するかも。とりあえず、今月中は、fb981233@mita.cc.keio.ac.jp で大丈夫のはず。

■ 卒業しました。

 23日に卒業式があり、無事大学を卒業しました。これで晴れてフリーです。

■ 図書館の利用が、微妙になりました。

 学生証を返してしまったため、4月までフリー。図書館へは事情を話せば入館は可能でしょうが、本の貸し出しは可能なのか微妙な状態です。現在返却待ちの予約と他地区取り寄せしている本があるのですが、これらの本も貸し出しできないとしたら…。はぇ〜。

■ 更新は抑うつ気分が軽減してからになります。

 第三者の目にはいわゆる「うつ状態」でない人も、その人にとっては深刻な「うつ状態」であることがある。あくまでその人の日常の状態を基準に「うつ」であると判断されるべきであり、例えば、大して日常的接触のないに人に「お前が鬱であるわけがない」、と判断される筋合いなどないはずである。他者による観察だけでなく、自身の言明も少しでいいから参考にしてくれ。

 …この先どこかでまた会うこともあるでしょう。その時はお互い気がつかないかもしれないけど。


▼卒業式。 (2002.03.23)

 卒業式がありました。座席数が足りなかったのか、一部のマナーの悪い学生のせいかわかりませんが、立ち見の方まで出てしまう、狭い会場での式典。加えて、大学の卒業式なのに、塾長をはじめ、来賓の方々のお話を静かに聞くことができず、私語を続けるアホ学生が多く、式典が進むに連れてどんどん鬱が進行していく気分でした。来年度からは、塾長に「はぇ〜人の話を聞くときは、私語を慎まなければならないんですよーっ。あははーっ。」とでも言ってもらう必要があるのかもしれません。

 2時間ほどの式典が終わり、学位記(卒業証書)を受け取り、桜の舞う中ゼミの仲間達と写真撮影を済ませ、友達数人と話して帰宅することに。豪華絢爛といわれている園遊会には、着ていくような服もないし、そもそも来年度入院する身としては、何事もなかったかのように新年度がはじまり、またいつもと同じ夢が繰り返されるだけなので、卒業に対して格別の思い入れもないため行く気もしません。

 今度は入学式か。いよいよ後戻りできなくなってしまったようです。 

 …先日、大学教員様(臨床心理学)や弁護士様を相手に「Kanon」について熱弁したせいか、今朝見た夢は「Kanon」。私もあの頃の記憶が断片的にないので、重なる部分大きいのかも。


▼大学教員&弁護士に(括弧つきの)エロゲーを勧める。 (2002.03.22)

 大学のレポートで、「Kanon」を題材に「A」を取得した学生の話を聞きました。内容は、自分がいかにカノンに感動し、涙したかを詳細に記述報告。 4回も号泣したという熱意溢れるもので、採点した教員は文句ナシの「優(A)」をつけたそうです。実際に採点なさった教員の方が言っていたので間違いないでしょう。

 実際にゲームをプレイなさったことがないようだったので、強く勧めておきました。臨床心理学的に解釈してみるとそれなりに面白い内容だと思いますし。来年度以降に授業で扱ってみるのもいいかもしれません。漫画やゲームを題材にしても、きちんと学問的に意味のある議論は可能です。偏見で、ダメだ、低俗だ、と言ってしまってはもったいないですよ。「物語」はある種のブームになっているので、今がチャンスですぞ(?)。

 次回は大型スクリーンでゲームできるかも!

 …というか、相手は私をどう理解したのか気になります。今更後悔しても遅いですが。相手が女性教員だったので、これもセクハラなのかも。いや、聞かれたから答えただけなんだけど。


▼セクハラの現状。 (2002.03.21)

 東大で行なわれた「セクハラ実態調査」ですが、なんと女子学生・院生、女性教員の半数近くが、大学で何らかのセクシャル・ハラスメントを受けたことがあるという結果が出たようです。コンパや学会などを含む「大学またはそれに準じた場」で、これまでにセクハラを受けた経験がある人は、女子学生・院生の48.8%、女性教員の45.2%にも上ったそうです。

 具体的には、容姿や体系を話題にされたり、望まない性的な話を聞かされたりするなど「言葉で」セクハラを受けた女性が学生・院生の32.7%、教職員の30.9%。「交際の強要」をされた女性も、学生・院生の15.0%、教職員の10.4%。相手は、学生・院生のケースの7割が学生からで、教員からは約2割。教員の6割は「役付きもしくは年長の教員」からだそうです。回答者の問題意識が高いことから、他の国立大学より高い結果となったとされていますが、実際はどうなのかはわかりません。

 ちなみに、慶應大学の場合について手持ちの資料を調べてみると、大学院生の中でセクシャルハラスメントを受けた経験がある、と答えている学生は全体の1.7%に過ぎません。うーん、この差はなんだ?

 …ハラスメント防止委員会が調査しているかもしれないので、今度調べてみます。


▼共用プリンタ。 (2002.03.20)

 新図書館1階のオープンスペースのPCは、紙がなくても共有プリンタから出力することができ、色々と便利ですが、出力枚数が多いためか動作不良を起こす場合があります。例えば、紙切れやインク切れ、紙詰まりなのですが、これが発生した際に、スタッフに連絡する学生が非常に少ない。 

 プリンタは全部で6台あるから、出力先を変えれば何の問題なく使えてしまうためでしょうか。それとも自分が報告に行くというコストを払っても、直ったのを見計らって何もしていない他人が大量出力してくるのが気にくわないからでしょうか。コピー機故障時と全く同じ光景を見ることが出来ます。思いやりの精神とかそういうものはほとんど見ることができなくなりました。

 …コモンズの悲劇。


▼昔の授業態度。 (2002.03.19)

 「「楽してもうける」風潮を如実に反映し、「Aの大量販売機」とばかりに多くの学生が履修した講義で、ある日どこからともなく出席をとるゾ、という噂が流れ、全員集合。そんなわけでマスプロ教室が超満員になるというハプニングが起こった。現れた教員もこれに茫然。いつまでもおさまらない雑談の渦に、開口一番「出席はとりません」。そうとわかれば、現代っ子。さっ席を立ち、続々退場。大学が抱える悩みの縮図のような一コマであった。」(元ネタ:塾生新聞昭和44年12月10日、第9号)

 昭和44年のある授業でこのような光景が見られたようです。なるほど。昔と今とではそんなに違いはありません。ただ、今は出席はとりませんといっても、退場する勇者はそうはいません。優等生が増えたのかもしれません。単に従順な小心者が増えただけかもしれませんが。 

 …昔も今も「要領よくいい成績を」というのが大多数の学生の行動理念のようです。


▼お知らせとお願い(3/18付け)。 (2002.03.18)

 次回更新はおそらく今週末になると思います。先週に引き続き、今週もやることが山積みなのです。ゼノサーガも、ワイルドアームズアドヴァンスドサードも、未開封未プレイです(…カノンはやりましたが)。

 まあ、大学も休みなので、お許しください。落ち着きましたら、講義総評をボチボチ公開していきます。昨年度の分も色々あって未公開のままですが、こちらも併せて公開いたします。今更役立つかは微妙なところですが。

 ところで、新年度を迎えるにあたって、メールアドレスを変更なさる方が多数いらっしゃると思います。変更なさる方で、もし来年度以降も私と形だけでも双方向的な関係を維持していく意向のある方は、お手数ですが、新しいメールアドレスをお教えいただけないでしょうか。メルマガ登録者の方でも変更のある方はお知らせください。よろしくお願いいたします。

 ちなみに、私のメールアドレスも今月末で変更になります。まだ新しいメールアドレスを取得していませんが、取得次第お知らせいたします。

 そういえば、指導教授様から成績に関してツッコミがきました。ひょっとしなくても、相当ヤバイことになっている可能性があります。まあ、卒業決まっているので、こわくもなんともありませんが。一応、成績もらう際に、うぐぅ〜!ってことにならないように、心の準備だけはしておきます。

 …睡眠時間10時間がうらやましいよー。


▼建築ラッシュ。 (2002.03.17)

 ここ数年、慶應大学は色々な所に新しい建造物を建ててきました。そのため、財政難な状況らしく、「塾」では「寄附文化定着を目指す」という記事まで書かれ、「不況だけど母校のために寄附をしよう。アメリカでは当たり前だよー。」と寄附を呼びかけています。寄附文化云々の前に、本当に必要かどうかを見極めた上で計画を進める方が先決だと思いますが。

 幻の門をぶっ壊して建造された東館にしても、とりあえず「危機管理」ってテーマで、補助を文部省に申請したら通っちゃったから、何かやらないとマズイぞ、と急遽プロジェクトを立ち上げたのでしょうか。どう考えても危機管理と結びつかない研究プロジェクトが動いていたりするから不思議です。学生にはほとんど還元されることのない新建造物群。実際に学費払っている学生にしてみれば、無駄遣いといわざるをえない使われ方がなされています。

 で、今度は法科大学院です。設置に伴ない新しい研究棟が必要なようですが、どこに建てられるのかナゾです。とりあえず三田ですと、綱町グランドあたりしか残っていないのですが。場所はわかりませんが、とりあえず研究スペースは必要なので、建てるそうです。優先順位第一がこの法科大学院研究スペースでしょうか。

 しかし、その前に日吉の新研究棟を羨望の眼差しで見つめている三田の教員達は納得するでしょうか。法科大学院より研究棟の改築が先だー、という声も聞こえてきそうです。まあ、財政難なので実現は困難なのでしょうが。結局、寄附に頼るか、学費を上げるかして賄うしかないのでしょう。うぐぅ〜。

 …せっかくの厚意を無駄にするような使い方はしてはいけません。奨学金も同様です。見合うだけの成果を出す努力は最低限必要です。


▼「ため」。 (2002.03.16)

 「ため口」、「ため年」という言葉をよく聞きます。この「ため」とは、相手と同程度の地位であることを意味する俗語で、「ため口」は「敬語を用いない言葉づかい」、「ため年」は「同じ年」という意味で用いられている、いわゆる若者言葉であり、中年以上の方は使わないものです。

 この「ため」という言葉は、もともとは香具師や盗人仲間の隠語で、「4」を「ため」と言っていたことから派生したもので、大学4年生を「ため年」と呼んだことから、新たな意味が付与され、現在の意味として定着したそうです。ちなみに「4」を「ため」といったのは、サイコロの4の目が、漢字の「田」に見えるためだとか。本当かどうかは知りませんが。

 …キャンパス用語のルーツを探しているうちに発見。


▼奨学金泥棒(準備稿)。 (2002.03.15)

 成績の非常に良い学生は色々と得をします。楽勝科目を中心に時間割を作成するだけで、年間100万円を獲得することも容易です。奨学金には成績優秀者への奨励金と、経済的に就学困難な学生の救済という2つの側面があり、後者は「奨学融資制度」がその役割をすべて担うことになったため、益々成績優秀者はお金をゲットするチャンスが増えました。

 特に慶應義塾給費奨学金は、一番狙いやすい奨学金です。家の経済状況は一切関係なし。成績と作文で選考がなされ、他の要素は一切考慮されることはありません。家が大金持ちで、本人は日頃遊びまくっていて、何の研究もしないで、試験前に他人のノートをコピーして試験受けて…という要領の良い学生なら、間違いなく20万円獲得できます。そのため、本当にお金を必要としている学生以外のものが成績が良いという理由だけで奨学金をもらっている可能性があります。これは、奨学金の設置目的からすれば、間違った行為ではありません。成績良ければ全て良し。成績が良ければ、人物も自動的に優秀になり、模範的学生になります。

 しかし、奨学金を必要としていても、色々な条件が重なって選考に漏れてしまう学生もいます。例えば、研究会に所属している学生がそうでしょう。彼らは日々研究に従事し、中にはアルバイトすら満足に行なえない者もいます。加えて、論文をコピーしたり、学会に参加したり、参考文献を購入したりと出費は山ほどあります。

 研究に従事していると、時間的制約から、どうしても一般科目の勉強は疎かになってしまい、専門領域以外で優秀な成績をとるのは困難です。しかし、研究は個人の満足ではなく、社会に何らかの成果として還元される重要な役割を担ったものです。それにひきかえ、お勉強はどうでしょうか。結局、その成果は自分以外のものに還元されることはありません。お勉強すらしていない要領がいいだけの学生もいます。要は、自己充足的な行為に金をあげているだけです。

 実際に、仕送りが20万近くもあるにもかかわらず、大学生活をエンジョイするための資金として片っ端から奨学金を申請して、100万近くもらっていながら、研究を全くしていない学生がいるようです。申請する段階で遠慮するという考えはないのでしょうか。

 採用する側も、選考するのが面倒だから、というのではなく、面接を課すなり、指導教授の推薦状や研究計画書を資料として提出させるなりして、本当に奨学金が必要な人物なのか見極めた上で採択を決定して欲しいものです。大学は高校とは全く異なった性格を持つ教育機関です。成績優秀者を奨励するより、研究従事者を奨励し、補助することこそが、大学の責務だと思うのは、私の誤解なのでしょうか。 

 …そのうち書き直す。


▼慶應義塾入門。 (2002.03.14)

 一部の教授陣が講義の一部で紹介したりすることはあっても、体系的に講義で「福澤諭吉」について学んだことがある人はほとんどいないと思います。本来であれば、こういうことは講義で教わるものではなく、自分で関心をもって著作にあたったりして、自分なりに理解していくものだと思いますが、講義で教えられたことが全てというお勉強のよ〜くできる学生さんが多いという現状を考えてなのか、来年度、SFCでは「慶應義塾入門」という講義が設置されるようです。

 まあ、何でもお手軽に講義で学ぼうという要領よくお勉強しましょうという態度ではなく、受講する前に、福澤先生の著作をひとつくらい読んでほしいものです。あと、入学式で配布される「福翁自伝」を卒業までに一回も読まずに放置している学生はとりあえず、受講しても無駄だと思います。興味のある方はどうぞ。

 …三田で開設されないことを祈る。


▼SFC教職課程設置。 (2002.03.13)

 SFCに設置されている諸科目は、名称が長かったり、カタカナばっかりだったりと、あまり馴染みのないものが多数あります。2002年度講義案内(※環境情報学部・総合政策学部)をみてみても、科目名をみただけでは、実際に扱うテーマはおろか、既存の学問体系に位置付けるのが困難な科目が多いことに気がつきます。多種多様なのはいいことですが、やはり三田学生なので、すんなり理解できそうにありません。

 そんなSFCの科目群ですが、学生からの要望も結構あったようで、来年度から教職課程が新設されます。これにより、総合政策学部学生は、「社会科」、「地理歴史」、「公民」、環境情報学部学生は「情報」の免許がそれぞれ取得可能になります。教科に関する科目はよいとしても、教職に関する科目をSFCに設置するとなると、結構大変だと思われます。

 具体的に、SFCで三田と同内容の「教育原理」を教えたり、「教育方法」を教えた場合を考えれば想像しやすいかもしれません。ある種最先端の研究に従事している学生相手に、50年前と同じ人間形成論などを教えたり、OHPが最先端教育メディアで、パーポも満足に操作できない教員がメディアについて教えるのはやはり無理があることだといえます。やはり、SFCにあったカリキュラム内容にすべきでしょう。教員も苦労すると思います。シラバスをきちんと作成したり、授業評価もあるし。

 実際に開講されてみないとなんともいえませんが、色々な意味で期待しています。

 …興味があったら、聴講しにいくかも。 


卒業発表。 (2002.03.12)

 11日は卒業発表でした。おかげさまで卒業することが決定し、入院も確定しました。入学書類は今週中に郵送しなければなりませんが。まあ、色々ありましたが卒業できてよかったです。

 で、卒業することになるので、来年度以降は履修科目情報を提供してきた「学問の郷」のコンテンツは更新することができなくなります。代わりに何をはじめるかはまだ決めていませんが、未公開の講義総評や大学講義概論なども公開していくので、多分しばらくはマイペースで、続けていくと思います。来年度の指針については、後日改めて提示いたします。今後もよろしくデス。

 ちなみに、卒業発表ですが、実際に掲示板で氏名を確認したわけではなく、学事センターホームページで確認しました。大学へは行ったのですが、時間的制約(下参照)&ド忘れにより、

  8:00 起床
  9:00 書棚整理
 10:00 テレビ
 12:05 自宅出
 12:55 大学着
 13:00 研究会開始
 18:00 研究会終了
 19:10 帰宅

 卒業発表を見忘れました。卒業者の氏名と同時に図書館資料未返却者氏名公表(晒し)や、「学籍番号のない人は学事センター窓口まで来てください」という告知もあったそうで、ちと失敗しました。

 ところで、卒業発表は午前9時からですが、WEB上にアプされたのが午前9時前になっていました。もしかしたら午前9時以前に卒業発表を見ることができたのかもしれません。午前9時前に外部から閲覧可能な状態だったとしたら、問題アリでしょうが、今となっては確認することができません。来年は確認してみます。  

 …証明書自動発行機前に長蛇の列。4月の履修案内配布時も同様な光景を見ることができます。私も証明書類が必要なので、後日手続きに行きます。


▼キチガイ春一番。 (2002.03.11)

 とある事故に巻き込まれました。相手は活動的な老女。大声で怒鳴り散らすので、私は変なヒトに絡まれたと思い、半ば諦めの心境でヤツとの対応を始めました。

 それにしても、主張内容に虚偽があり、しかも法的手続きを無視し、感情だけで先走っているクソババアの相手は疲れます。相手の勢いから、最初は計画的犯行かとも考えましたが、相手の行動を観察しているうちに、そのあまりの稚拙さからそれはないだろうと判断。よくまあこんなウソを次から次へと吐けるものだ、と感心してしまうほど、怒鳴り散らしていました。単に無知なのか、それとも意図的なウソであるのかの判別は完全にはできませんでしたが、大声で怒鳴れば正論になるというお考えなのは確かでした。論理的思考が一切できないとんでもない低レベルなクソババアに私は絡まれたのです。

 低脳かつ貧乏人が虚勢を張って、金持ち、権力者であるかのように振舞い威圧するつもりの行為が、諸々の能力不足で己のレベルの低さを露呈する馬鹿芝居になっていることに気がつかない、一人勝ち気分のクソババアとの対話をどう成立させるかが、そこでの課題でした。

 クソババアは色々と罵倒してきましたが、頭のかわいそうなヒトとコミュニケーションを成立させ、話を進めていくのは非常に困難であり、反撃することは無駄なことと判断し、カウンセリング技能を用いて対処することに。クソババアに対して、無条件肯定的な態度で接するのは屈辱的ではありましたが、これで事態が解決するのであれば安いものなので、クソババアのご機嫌とりを開始。

 クソババアは言いたいことを全て吐き出し、ストレス発散になったのか、笑顔で帰って行きました。同席していたクソババアのご息女様の将来が心配ですが、まあ人様に迷惑をかけるようなヒトにはならないことを祈ります。今日は気温が高かったせいもあり、キチガイが発生しやすい状況だったとはいえ、実際に絡まれてしまい運が悪かったです。 

 …鬱。年金払いたくねー。


▼成績表発送日予想。 (2002.03.10)

 例年であれば本日付で成績表が午前9時から印刷(プリントアウト時間は成績表の右下参照。累計発行枚数も記載されています)、即日発送される予定ですが、今年は日曜日ということで作業は休みです。そのため、印刷が11日になり、手元に成績表が届くのは12日以降になることが予想されます。まあ、発送日を知ったところで、合否の判定は変わりませんが。成績表がたとえ保証人宛の郵便物であっても、自分が最初に確認したいという欲求には勝てません。ポストにへばりつく際の参考にしてみてはどうでしょうか。

 なお、郵便事情のより、地方の場合は2,3日ズレる可能性がありますが、都内近郊であるならば、発送日の翌日には配達されます。今週前半が勝負です。 

 …今年はどのようなエピソードが生まれるのか、楽しみです。


2002年度講義要綱(日吉)公開。 (2002.03.09)

 各学部のホームページで講義要綱、履修案内がPDFファイルで公開されています(経済学部ではHTML形式ですが)。しかし、残念なことに履修申告期間中に閲覧可能な状態で公開している学部はそう多くはありません。ひどい学部になると夏休み直前にようやく公開しています。ファイルの作成日時をみると3月末日となっているのに公開が遅いのは、おそらく図書館のコピーサービス(有料)の収益に大きく影響するためだと考えられますが、履修申告期間終了後に公開したところで、有効利用されるとはとても思えません。しかも、公開しました、と告知されても、リンク先が誤っていたり(.../学事センター/三田/履修/という具合)しているから要注意です。ちなみに、私が直接窓口に文句を言ってから訂正されるまでに3日もかかったりします。学事センターは慢性的な職員不足なのか、それとも単に職員の怠慢なのかはわかりませんが、WEB上での対応も悪いようです。

 そんな学事センターの講義要綱公開ですが、なんと日吉地区の来年度講義要綱、履修案内が既に公開されています。公開の理由は来年度の新入生のために、事前に大学の講義内容を公表し、慌しいガイダンス期間前に履修計画ができるように、という配慮なのでしょう。成績表送付が卒業発表のある3月11日前後であることを考えると、既に留年を覚悟している人が来年度の履修計画ができて便利だろう、ということで公開されたとも思えますが、そういう意味ではないと思います。

 肝心の講義要綱の内容ですが、開講時間が記載されている科目がごく一部に留まっているので、別途配布される時間割がないと、実際に時間割を組むことができません。つまり、公開されていたところで、実用的なものではないのです。まあ、日吉がなつかしい人は、一読してみるのも悪くないでしょう。  

 …予想ですが、三田での専門教育科目の講義要綱の公開は例年通りだと思います。これで公開が4月上旬だったら、今までのマイナス評価を再考してもいいくらいです。


▼リカちゃん電話。 (2002.03.08)

 というものが昔ありました。指定された電話番号にかけると、自動応答テープでリカちゃんが一方的にしゃべるもので、内容も随時更新されていました。いつの間にかなくなりましたがこのリカちゃん電話、なんと、「かつしかエフエム」(78.9MHz)で毎週月〜金曜日の午前7時40分から5分間放送されているようです。かつしかエフエムの放送エリアは、東京都葛飾区、足立区、台東区、墨田区、荒川区、江戸川区、江東区、埼玉県(三郷市、八潮市、草加市)、千葉県(市川市、浦安市、松戸市)。放送エリア内の方は、是非一度聴いてみてください。そして感想をこっそり教えて下さいな。 

 …ラジオでリカちゃん電話ですか。毎日放送していてネタ切れにならないのでしょうか。それとも同一内容を繰り返し放送しているのでしょうか。確認できたらしてみたい。


▼【オフィシャル情報】安藤ゼミ(文学部教育学専攻) 公開特別ゼミ。 (2002.03.07)

 来る3月22日に弁護士の神谷信行氏による公開特別ゼミが行なわれます。安藤ゼミ所属以外の方でも参加可能です。奮ってご参加ください。

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 安藤ゼミ(文学部教育学専攻) 公開特別ゼミ

「千と千尋」の長ばなし

 −「千と千尋の神隠し」から読みとれるもの

「千と千尋の神隠し」をスライドショーつき朗読で味わい
ここに描かれた世界を、臨床心理の専門家と少年事件の弁護士が読み解く
トークセッション

(どなたでも参加自由です)


3月22日(金) 午後3時から
三田キャンパス 東館6階 ラボ

   講 師 : 神谷信行 (弁護士・文学部設置科目「人の尊厳」講師)
コメンテーター: 岩宮恵子 (島根大学教育学部助教授・臨床心理学)
ナレーター: 白石敏子 (ファッションモデル)
  
企画・案内 :安藤寿康(文学部教授・教育学専攻)

連絡先:内線23109 email: juko@flet.keio.ac.jp

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…春休み期間中で、卒業式前日というハードスケジュールですが、ドラクエフリークとしても有名な神谷氏のお話を聞くことができるいい機会です。どなたでも参加可能となっていますが、東館6階の大型スクリーンをみたいだけの方、あのスクリーンでギャルゲーをプレイしたいだけの方等、講演内容に興味のない方はご遠慮ください。


▼あなたは誰?。 (2002.03.06)

 学事センター等に設置されている証明書自動発行機。最近ニューバージョンが登場し、さらに今回新たなサービスが提供されるようになりました。ようやくそうなったか、と思えるものですが、

 「3月より、従来証明書自動発行機で発行していた証明書について、所属地区にかかわらず各地区に設置してある証明書自動発行機にて発行が可能になりました

 今までは、所属地区外の学生が、自動発行機に学生証を通すと、「あなたは誰?」とエラー表示され、とても不快な思いを味わうことになっていました。これで、学割をもらうためだけに、わざわざ片道2時間かけてSFCに行き、その交通費だけで学割の割引額を上回っていた某氏も、片道30分で行ける三田で発行可能になり、ようやく学割のありがたさを満喫することができるようになったのです。

 ちなみに、学費滞納していたり、私みたいに成績関係でトラブルが生じている場合も、システムの仕様により、「あなたは誰?」と処理を受け付けてもらえなくなります。それにしても、「あなたは誰?」というエラーコメントは変えた方がいいと思いますね。「わたしはいったいだれなんだー!?」と錯乱しそうな学生もいますから。 

 …時々ですが、発行された証明書の印刷が薄い場合があります。そういう場合は受付に文句を言うと場合により交換に応じてくれます。何も悪いことをしていないのに、センター職員に嫌な顔されますが。

 【その他参考に】

■ 4年生卒業予定者の学年末日程について(三田)

■ 4年生卒業予定者の証明書・成績証明書の申込受付について(三田)


▼卒業後の図書館利用方法。 (2002.03.05)

 レポート作成や卒論作成、中には睡眠場所としてもお世話になった、大学生活に必須の「三田メディアセンター」ですが、卒業後も利用することができます。WEB上で利用できるサービスは当然ですが、入館することも可能です。しかし、学生証は卒業式で回収されるので、入館するには以下のような方法を用いることになります。

 1.慶應カードを利用する

 慶應カード(クレジットカードの一種。ペンマーク入り)には図書館の「入館券」としての機能もあります。といっても、入館ゲートを通過できるものではありません。入館する際には、受付の係員に提示する必要があります。

 2.入館券を購入する

 三田メディアセンターで当日のみ有効の入館券を購入。料金は100円です。購入には本人確認できるものが必要です。

 3.塾員入館券を購入する

 通年利用(当該年度の3月末日まで有効)可能な入館券で、料金は500円です。本年度卒業の学生は、卒業式当日より発行可能です。本人確認できるものが必要です。医学部、看護医療学部、経営管理研究科図書館では使用できません。なぜかはわかりませんが。

 なお、これらの方法で入館しても、学生時代と同じサービスを受けることはできません。まず、図書の貸出は一切できません。館内閲覧、複写のみ利用可能ということになります。また、データベースやPC、ILLサービスも「慶應義塾大学の研究・教育支援を目的としているため、学内者の利用に限定されるため」利用することができません。データベースは黙って使えばバレることはまずありませんが、規則では使用不可になっています。

 医学部図書館は、学生であれば誰でも学生証を提示すれば入館できましたし、医学部図書館専用コピーカードも学内者価格(100度数1000円)で購入できました。卒業後は急激に敷居が高くなりますから、今のうちに見学に行かれることをオススメします。あのヤバイエレベーターに乗ったり、頭上注意の階段を上るのも、いい思い出になるはずです。あそこも「不思議なダンジョン」ですから。

 …卒業後に出口の「未貸出処理図書持ち出し感知センサー(仮)」にひっかかると、大変なことになります。学生のうちはうっかりで済んでも、社会人になると色々と面倒なことになります。要注意。


▼卒業論文廃止。 (2002.03.04)

 卒業論文を完成させることができない学生が多数出てきたことにより、卒業論文を廃止してしまった大学もあるようです。これらの大学では、ただひたすら数冊の参考図書の内容を繋ぎ合わせて、最後に申し訳ない程度に私見を述べただけでも優秀な部類に入るという状況だったようで、仕上ただけでも「A」確定。通常の授業で出される数千字のレポートですら満足に書けず、教員の板書内容しかノートすることができない、ノートとりすら満足にできない学生が数万字の卒業論文を完成させることは確かに困難なことです。図書館で必要な情報を調べることもできない学生もいるとかで、もはや卒業論文作成を学生に課すのはかわいそうだ、ということなのでしょう。卒業論文廃止の背景にこのような学生側の学習能力の低下という問題があるとするならば、その大学の存在意義そのものが疑問視されますが、教員の指導力の低下に決して結び付けないところが、ある意味滑稽です。

 …教員は指導に時間を割かなくてもいい、学生は卒業論文という重荷から解放という、両者共にありがたい環境が実現されたわけです。めでたし、めでたし。


▼授業参観。 (2002.03.03)

 若者たちの傍若無人な振る舞いが問題となっていますが、最近は親の参観態度までもが問題になっているようです。教室の後ろに一列に並んで、静かに参観するのが一般的な参観態度ですが、一部の学校では、親が写真を撮ったり、ビデオを回したり、隣の人としゃべったり、携帯電話を鳴らしたり、そのままその場で話し出したり、立ったまま寝ていたり…とその態度は散々なもののようです。

 当然こういう親たちの子どもです。基本的な生活態度を注意なんてできるご身分ではありません。後々学級崩壊を起こすのも、その後に起こりうる事柄も想像するのは容易いことです。学校で子どもだけではなく、親も含めた「しつけ」までやらなくてはならない状況が生じています。地元公立学校の未来は決して明るいものではありません。 

 …子どもの学力低下を嘆くまえに、最低限の生活態度を学ばせ、自身も身をもって示せるくらいの人間にはなるべきでしょう。


▼学生教育研究災害傷害保険。 (2002.03.02)

 というものがあり、正課中、学校行事中はもちろん、課外活動中であっても事故が生じた場合は、保険金の請求ができます。実際の支払い適用事項の事例として以下のようなものがあります。

 正課中

 「バレーボールの授業中に爪の間にたけの破片が入った」 (1万5千円)
 「授業中、椅子に背中を挟み、背中を3針縫う切り傷」 (6千円)

 事故は身近なものなのかもしれません。何気なく使っている教室内も危険がいっぱいです。球技を楽しんでいる時も球だけに注意を払っていると思わぬ伏兵にやられることがあります。また実際には、保険金請求を行なわなかったり、請求しても適用されなかったケースも相当数あると考えられるので、授業中であろうがなかろうが、油断大敵。気の緩みには十分注意デスよ。

 …この事例の事故状況がイメージし難いです。


▼放置自転車。 (2002.03.01)

 駅前などは放置自転車整理区域に指定されており、役所の方により撤去作業が随時行なわれています。運悪く撤去されると、指定された一時保管所に回収に行くハメになるだけではなく、撤去手数料と称するペナルティとして2500円請求されます。

 まあ、普通に駅前の広場や歩道に放置するのは明らかに違反だと思いますが、本屋の前に1時間ほど置いておいて、立ち読みしている間に撤去されたというのは、どういうことですか?本屋の前に自転車を置いてはいかんのですか?というか、本屋の駐輪スペースじゃないの??

 私の自転車は撤去車の荷台の上。係員に文句を言って何とか返却を求めましが、相手は返せないという言葉以外は発せないようです。その後も、耳を傾けようとしない姿勢に苛立ちつつ、しつこく迫りましたが、係員は「後輪が道路に出ていたので、通行人の邪魔になっていた」と、いいがかりをつけてきます。その後も、私は「店の駐輪スペースが小さくて後輪が出るのは仕方がない」、「店で買物していた、放置してはない」など色々訴えて返してくれるよう頼みましたが、結局その場では自転車は返してくれませんでした。日本語のわからん相手だったようです。

 係員の老人も仕事だったのでしょう。一度荷台に乗っけた自転車は保管所以外の場所で降ろしてはいけない、というルールを遵守したプロだったのでしょう。そう納得しようと現在努力していますが、今でもあの係員を見るとつい睨みつけてしまいます。小物ですから。

 …どうやら、整理区域内であれば、店前であっても容赦なく撤去の対象になるそうです。新手の嫌がらせでしょうか。

▼ストレッチマンはいじめにでもあっているのでしょうか。最近、訳も無くスタジオへ呼ばれて、太平洋達の遊び相手をさせられています。せっかく番組の一コーナーを脱して、番組名にまで反映させ、15分間フル活躍を期待していたのに、結局昨年度とその待遇は全く変わらず、最後はメイン化したスタジオ連中にコケにされる始末。やはり、あのタイツでは15分間任せるわけにはいかないのでしょうか。怪人のネーミングを工夫したり、まだまだ修正の余地があるので、来年度に期待。▼戻る