学内諸問題言及月間。

- 2002.03.03 -

▼図書館休館中はマジで困った。図書館依存症なのかもしれない。 ▼戻る

▼しばらくの間休みます。 (2002.02.28)

 と近所の蕎麦屋がシャッターに掲示してから一ヶ月あまり経過しましたが、未だに営業再開される気配がありません。その店はあまりにも味がヤバイので、みのが出ている某貧乏脱出大作戦に出てもおかしくないくらいのレベルでしたが、そのヤバめの味がある意味クセになってしまうものでした。月に一回は出前を頼んで、食べながら色々と文句を言ったりもしましたが、いざ食べられなくなると思うと寂しいものです。

 …グリーン食堂も懐かしい。


▼恋愛環境指数。 (2002.02.27)

 よく出会いがないから恋愛したくてもできない、という声を聞きます。しかし、本当に出会いがない環境にいるのでしょうか。そんな時、役立つかもしれない「学生恋愛環境指数」の算出式を紹介します。

 ---

 学生恋愛環境指数
 =(大学偏差値+クラス内恋愛偏差値)×0.5×(サークル係数)+√アルバイト件数

 ---

 註1・大学偏差値は、所属する大学の偏差値。学部学科別のものが望ましい。
 註2・クラス内偏差値は、大学のクラスに占める女子の割合から求める。 (60%以上→70、50%以上→65、40%以上→60、30%以上→55、20%以上→50、10%以上→45、10%未満→40)
 註3・サークル係数は、サークルや体育会系クラブに所属している場合は1.1、何も所属していない場合は1.0となる。
 註4・アルバイト件数は、現在行なっているアルバイト数。

 ---

 この計算式ですと、他学部と比べて女子の割合が高い文学部男子の恋愛環境指数が高くなります。所属学部補正が必要だと思われますが、ためしに計算してみてください。計算の練習くらいにはなるはずです。

 …世間では数値化が流行っています。みんな数値化するの好きですよね。IQは相変わらずNGのようですが、IQを特別視する根拠は何なのでしょうか。


▼やりこみ大賞。 (2002.02.26)

 引きこもってゲームばかりしていても、誰からも文句を言われずに、働くことなく電気代はもちろん、衣食住に何の不自由なく暮らしていける、いわゆる「パラサイト青年」が、やりこみ大賞を受賞するのは当然のこと。もらって虚しい賞のひとつ。合掌。

 …努力好きの日本人らしい発想の賞かも。努力点と同義か。


▼慶應ちゃんねるログ消滅。 (2002.02.25)

 設置されていたサーバ管理者の人為的なミスにより、ログ復旧ができないそうで、新慶應ちゃんねるが生まれました。ログ消滅前に理工とSFCはありましたが、復旧見込みなしということで、全面的に移行されるようです。以前の第一、第二、第三のログを保存していた方は神になれるかもしれません。

 慶應ちゃんねる理工

 慶應ちゃんねるSFC

 慶應ちゃんねるサロン 

 慶應ちゃんねる学内問題

 慶應ちゃんねる資格・就活

 …計5つ。どうせなら、院生板つくってくれよ(藁)。


▼扇状地。 (2002.02.24)

 大教室の授業を見れば明らかだが、学生の座席のとり方にはあるパターンを見出すことができる。それが「扇状地」である。教壇を扇の要、紙が貼られている部分に学生が着席する光景はまさに「扇」であろう。この現象が生じると、教壇の前には必然的に半円形の空白のスペースが形成される。このある種の絶対領域がいわば教員の攻撃射程。この絶対領域の大小で教員の質を測定してみる試みは面白いかも。

 …攻撃射程仮説。射程距離の広い教員ほど単位取得が困難。


▼海外行き。 (2002.02.23)

 卒業旅行といえば、卒業論文で取り上げたテーマに関連する土地を巡礼していくものだ、と力説し、先日、埼玉県深谷市に日帰り旅行へ行った某氏には、初心を貫いて欲しかった。そんな彼も出世払いで旅費を調達できたら、シンガポールへと旅立って行った。結局、周りで国内派は明言している範囲では、私だけになってしまった。せっかくだし、海外行くか。

 …お土産期待しています。


▼卒業証書授与。 (2002.02.22)

 卒業式ではなく卒業証書(学位記)は式終了後、専攻別に指定された教室で行なわれます。最初は流れ作業で味気ないものだな、と思っていましたが、最後に専攻スタッフの教員と顔を合わせ、言葉を交わす機会があるというのは、アットホームな感じがして、それはそれでいいものなのかもしれません。

 ただ、学位記と一緒に同一サイズというだけの理由から「成績表」が混入されているのはどうでしょうか。せっかく卒業したのに、最後の最後で成績の文句を言われる可能性がないわけではない。あー鬱だ。

 …というか、まだ卒業決定していないんですよね。3月11日か。


▼贈呈本。 (2002.02.21)

 お世話になった人に著書を贈呈するということはよくありますが、直接渡すのではなく、出版社から「謹呈」と書かれた紙切れと、著者のあいさつ状が添えられ送付することが多いようです。出版社に贈呈者のリストを報告すれば、あとは自動的にやってくれるので手間がかからないので、気持ち的につい多目に贈呈してしまうこともあります。しかし、実際は著者割引で購入したものを送っていることになるので、印税より購入費の方が高くつく場合もあるとかないとか…。

 ところで、贈呈された本はどうなるのでしょうか。お世辞にも自分の興味関心に合わない本が送られてきたり、義理で贈呈された本だったり、某宗教団体の本(結構多いらしい)だったりしたら、大抵は古本屋に行くことになると思われます。実際、古本屋には「謹呈」の紙切れが入ったままの本が並んでいることが多々あります。中には、挨拶状までご丁寧に封入されている本もあり、本より案内状の文章に魅かれて購入してしまいそうなものまであるから驚きです。

 著者からしてみれば、古本屋に贈呈した本が並ぶのは決して面白いことではないでしょう。一人ひとり宛名つきの直筆サインをしたり、シリアルナンバーをつけたりして、誰が売ったかわかるようにしようなんて考える人はいても実行する人はいないと思いますが、やはり安易な気持ちの贈呈はお互い困るだけなので、控えた方がいいのかもしれません。

 …なぜか書架には贈呈本が結構あったりする。


アニメイト田町店。 (2002.02.20)

 以前に田町周辺は飲食関係の店は充実していても、娯楽関係の店はそれほど多くないという話をしていた際に、「大学の近所にアニメイトがある。」と某氏が熱弁し出したのを思い出し、確認してみたところ、確かにありました。

 地図を見るとえらく中途半端な立地条件ではありますが、比較的近いので、通学途中によってみるのもいいかもしれません。ただ、できれば帰りにした方がいいと思います。行きに立ち寄って、「物」を購入してしまったら、帰りまでそれを死守しなければなりませんから。ただ、世の中には、バレるかバレないかといった緊張感が好きな方がいるので、そういう方は以下のようなプランを実行なさってみてください。用意するものはかの有名な「魔人形」です。アニメイト田町店で購入し、ひそかに電池(生協で別途購入するなどして調達)をセットすれば準備は整います。

 プラン「魔人形授業参加計画」

 魔人形を講義中、カバンなど直接人目につかない場所(ただし起動に明かりが必要なので注意すること)に設置し、その反応を味わう。比較的講義がうるさければ、バレないかもしれない。教授が一喝し、教室が静まり返った時に反応してしまったら、それはそれで面白いことになること間違いなし。なお、試験には「音の出るもの」は一切持込みできないので、先輩(人間)も魔人形も持込むことはできないので要注意。

 プラン「キャンパスライフ with 魔人形計画」

 普通に自室に設置しておくだけでなく、大学の中庭や図書館で披露するのも悪くない。図書館の閲覧室で一緒に勉強したり、書架で一緒に参考書を探すのもいい。寂しく家に置いておくのではなく、一緒にキャンパスライフをエンジョイしてみてはどうだろうか。他者の視線が気にならないレベルに位置するのであれば。個人的には六法片手にブツブツ専門用語を一人で吐いている方に強くオススメです。

 …これで中和。


▼非卒論コース。 (2002.02.19)

 文学部は卒業の条件として「卒業論文作成」が原則全員に課せられています。実際には、社会学専攻、人間科学専攻といった専攻では「非卒論コース」というものがあり、ゼミに参加することなく卒業が可能となっています。この「非卒論コース」設置の理由は、単純なもので、ゼミを受け持つ教員数が少なく、学生全員を受け入れることができないためだと考えられます。要は指導しきれないから放置しておくわけにもいかず、何とかしなくては、と考え出された苦肉の策。別に深い理由があったとは考えにくいです。

 そもそも専任スタッフ数をみれば明らかですが、「2001年度文学部専任教員一覧」(文学部学生全員に4月に配布される)によると、社会学専攻、人間科学専攻共に「8人」に対し、学生数は一学年の平均(平成12年5月1日時点での2,3,4学年学生数平均)が、社会学専攻が141人、人間科学専攻が129人となっています。全員が専任スタッフのゼミに入会するとしたら、社会学専攻が19人、人間科学専攻が18人のゼミとなります。実際は3,4年合同でゼミを行なう場合が多いので、人数はその倍ということになり、中規模講義形式の科目とほぼ同じ規模の人数となってしまいますが。

 研究休暇や留学によりゼミを受け持つことができない専任スタッフもいるため、専攻外の教員がゼミを受け持つなどして、なんとか穴埋め最大限受け入れできるように配慮していたりもしますが、学生の関心分野や適正人数を考えると、とても全員をカバーできる状況ではありません。

 しかし、最近は資格試験勉強をしていたり、無駄に縛られるのを嫌うなどの理由からゼミに所属することが鬱陶しく感じる学生も多いためか、全員が卒論コースを志望するわけでもなく、不本意ながら非卒論コースに進むという学生は少ないようです。

 本来は全員がゼミに所属できるようにサービスし、教員の専門領域に固執することなく、学生の幅広いニーズに応じることができるゼミが学部的には望ましいとされていますが、時代の流れからすると、全員ゼミ必修という必要はないのかもしれません。そう考えると、社会学専攻、人間科学専攻の両専攻の考案した「非卒論コース」は、時代を先取りした先進的な方略であったとも考えられます。終わりよければすべて良しってことでしょうか。当面はこの非卒論コースと卒論コースの並列体制でカリキュラムが編成されていくことでしょう。

 …後付けで設置理由を正当化するのは見苦しいですけど。


▼ゼミなしっ子。 (2002.02.18)

 という造語がどれほど浸透しているかわかりませんが、卒業論文が必修ではない社会学専攻、人間科学専攻では、入ゼミの際に選考がなされる場合が多々あります。選考方法はゼミによって異なりますが、その結果場合によっては選考漏れとなり、ゼミに入れない場合があります。

 しかし、他専攻設置のゼミで、他専攻生の受け入れを許可しているゼミであれば、交渉次第でそのゼミに所属することが可能です。例えば、教育学専攻ではゼミ、卒論が必修となっているため、表向きには選考を行なっていても、実際は選抜目的の選考は一切行なっていません。選考が終了していたとしても、交渉する価値はあります。

 システム上は、ゼミも一専門教育科目という位置付けであり、担当教員による履修制限(例えば選考試験合格といった履修許可を事前に得るなど)が設けられていない場合は履修申告すれば、学事センターから履修許可が下ります。しかし、担当教員の許可を事前に得ずに履修申告するのはマナー違反ですし、円滑なゼミ参加を希望するのであれば、やはり事前に許可は得ておくべきです。

 他専攻で選考漏れになった場合でも、志望ゼミでの研究内容が自身の関心分野に近いものであるのであれば、研究意欲次第で受け入れてくれるはずです。逆に、研究意欲もなくただ必修だからという理由でゼミを志望なさる方はどのゼミも要りません。本気で入ゼミを志望しているのであれば、担当教員とコンタクトをとってみてください。

 …社会学専攻の榊教授がTVで催眠商法の解説をしていた。社会心理学のゼミも面白そうですね。チェキ!


▼ご先祖自慢。 (2002.02.17)

 友人でやたらとうちの祖先は公家かなんかで「超一流貴族だった」ことを自慢してくる奴がいました。以前にその友人宅へ行ったときには、家系図を取り出してきて、延々と家系を説明され、次いで家宝を見せられました。なんでも国宝クラスの壺やら刀で時価ウン千万円の代物だそうです。確かに友人宅には古美術品が蔵にたくさんあったし、ご家族の皆様の装飾品を見れば、金持ちであることは否定できません。

 惜しいことに、その友人は今まで無駄に金を喰ってきたわりには、ちっとも能力もなく努力もしない奴なので、将来的に財を食いつぶしていく可能性大だと直感的に思いましたが、同時に才能とかそういうものは一般に言われている、単純に家系に代々伝わっていくものではないということがよくわかりました。

 家の財力がその家の子弟の学業達成、社会的成功に大きく寄与していることは確かですが、この再生産機能は自然に続くものではなく、家を守ろうとする者の不断の努力によって成されるものです。名家も大変ですし、名家に生まれでもしたら、それこそ大変です。

 …長男だから家を継ぐ必要もない時代ですから、家を守る気がなければどうでもいいことなのかもしれません。好き勝手に生きていくのもいいかもね。それが可能であれば。


▼カウントダウン。 (2002.02.16)

 一年くらい前のことですが、パソコン室で閉館ギリギリまで作業をしていたら、突如デスクトップ上に、「あと○○秒でシャットダウンします」みたいなメッセージウィンドが表示され、カウントダウンが開始されました。イタズラかと思って無視して作業を続けましたが、カウントが0になった瞬間に、まさかのシャットダウン。今でもこのカウントダウンは存在しているのかわかりませんが、遭遇したら素直に指示に従って、早々に作業を終わらせましょう。問答無用でシャットダウンしてきますから、相手は。

 …メッセージウィンドを用いたイタズラが流行した時期のことだったので、無視してしまった。


▼慶應義塾図書館史。 (2002.02.15)

 慶應義塾図書館ホームページにて「慶應義塾図書館史」が公開されています。発刊されたのが、昭和47(1972)年といささか古いものではありますが、旧図書館にまつわるエピソードなど魅力満載です。PDF版(ソースは冊子体の画像データですが)もあり、オフライン環境でゆっくり閲覧することも可能です。卒業する前の方も来年度進学予定の方(といっても入試真っ最中ですが)も一読して損はありません。

 …現在では入手困難な本の電子化はありがたいものです。


▼ご意見募集。 (2002.02.14)

 大学の学事部門ホームページに設置されている商学部・商学研究科担当者からの案内に、以下のような案内が記載されています。

 「学事センターは、学生の皆さんの学習・研究が円滑に運ぶよう業務の改善に努めていますが、行き届かないことも多々あると思います。お気づきの点がありましたらご意見をお聞かせください。サービス改善の参考とさせていただきます。」

 どうやら、学事センターでは、ご意見・ご要望をEメールでも受付しているようです。掲載されているページが「商学部(3・4年生)・商学研究科の学生」を対象としているので、他学部生でも投稿可能かどうかわかりませんが、Eメールで全く意見をいう方法がないわけではありません。窓口での対応の悪さや、ホームページのリンク切れが気になる人は意見してあげましょう。

 …学事センターの対応の悪さはちとひどい。4月の履修申告期間なんて、「履修案内を読め」しか言いませんし。


▼受験シーズン。 (2002.02.13)

 研究会関連で受験期間中にキャンパス内に立ち入る機会があるのですが、この時期のキャンパスはいつもとまったく異なった感じがします。三田祭や通信教育部のスクーリングとも違った感じで、学生が全くいないキャンパスはどうも魅力を感じません。大学は学生がいてはじめて成り立つものであることがあらためて実感できます。

 …そういえば、今年度の慶應義塾大学入学志願者数(一般入試)が公開されています。興味のある方はどうぞ。


▼国際人資格テスト。 (2002.02.12)

 というものが、就職活動中に某社からメールで届きました。当時は国際人に資格がいるわけねー!と、プラナリアが電気ショックに対する反応と同レベルの反応しか示しませんでしたが、異文化間コミュニケーションのレポートをまとめる際の参考になるかも、と思いあらためて内容をチェキしてみました。その内容は下記の通りです。

・次の20問のうち該当する項目をチェックする。

  1. 人見知りしない (8点)
  2. 自分の考えを持っている (7点)
  3. 相手の話をよく聞く (7点)
  4. 自分の意見を批判されても冷静に耳を傾ける (5点)
  5. スポーツ体験がある (4点)
  6. 語学ができる (5点)
  7. 感受性が強い (3点)
  8. 説得力がある (4点)
  9. 仕事のノウハウを知っている (4点)
  10. 車の運転ができる (2点)
  11. 健康である (8点)
  12. 家族の協力、理解がある (5点)
  13. 責任感が強い (4点)
  14. 約束を守る (6点)
  15. 日本食以外でもOK (5点)
  16. 趣味が二つ以上 (4点)
  17. クヨクヨしない、性格が明るい (7点)
  18. 好奇心が強い (3点)
  19. 集中力がある (4点)
  20. 気分転換の手段を持っている (5点)

 各項目ごとの採点を集計し、

 90点以上はAランク : 立派な国際人
 89〜75点はBランク : 資格十分
 74〜50点はCランク : 努力次第で可能性大
 49〜30点はDランク : 考えを改める必要あり
 29点以下はEランク : 基本勉強の要あり

 だそうです。

 このようなチェックテストは、当てはまる項目数で診断結果がなされる場合が多いのですが、このテストは各項目ごとに配点がなされています。配点のバランスがどのような経緯で決定されたのかが書かれていないのが残念ですが、ちょっとみただけでもずいぶん滅茶苦茶な配点がなされているような気がします。しかし、20項目すべてあてはまる人が(チェックリスト作成者の考える)真の「国際人」であることには変わりありません。

 語学より性格が明るいことが重視されている点、さりげなく車の運転ができることが項目に入っていることを考えると、「国際人」というより「社会人(一般人)」チェックに思えてきますが、 「国際人=社会人」という考えが作成者の真意なのかもしれません。必要条件項目を設置しておかないと、面白い結果を招くことになるとは思いますが、それなりに楽しめるものでした。レポートには使えないものでしたが。

 …Eランクの「基本勉強」が示す内容が気になる。まさか人生の基本勉強とかですか。


▼授業に対する意欲調査アンケート(仮)。 (2002.02.11)

 そういえば、2年の時には同様の大学側(文学部)からのアンケートで「授業に対する意欲調査」みたいなものがありました。内容は通常の授業の出席率(平均)、語学授業の出席率(平均)、なぜ欠席するのか(理由)、授業に望むもの(該当項目選択)…といった感じのものでした。残念なことに当時はまだこういう配布物をネタにする気が一切なかったので、アンケートそのものをコピーしていなかったため、詳細は不明ですが、こういうものもありました。

 学生の学業態度実態調査結果報告みたいなものがおそらく冊子として存在していると思われますが、こちらの結果もかなり気になります。(お譲りいただける方がいらっしゃいましたら、ご一報ください。)

 …出席率の平均値の差の検定を行なったら、語学科目とその他の科目との出席率の間に有意な差がみられそうです。考察は容易にできますね。


▼大学に対する要望カード。 (2002.02.11)

 文学部(おそらく他学部も)では新学期に履修案内等の書類の一つとして「大学に対する要望カード」というものが配布されます。(最終学年のみかもしれません)

 「このカードは、大学における今後の研究・教育・学生生活において、改善のための参考に資するものです。諸君が今までの大学生活の中で、教育一般・カリキュラム・課外活動・施設・その他感じたこと、思ったことで大学に対する要望がありましたら、下欄に記入し、履修申告届の提出場所或いは学生総合センターに提出してください」

 とあり、「1つの欄に1件のみ記入して下さい」と注意書きがなされ、3つ記入欄が用意されています。フェイスシート的なものは、性別と出身高校(塾内、塾外(国・公・私))だけであり、無記名で提出できるものです。所属専攻より出身高校情報を求めている点はナゾですが、間接的な授業評価的なものであるといえるでしょう。SFCでは本格的に授業評価がなされていますが、三田ではこれが精一杯ということでしょうか。

 ところで、このアンケートの結果はどう処理されているのでしょうか。「改善のための参考」にするそうなので、曲りなりにも集計したものが発表されているはずですが、学生の手には届いていません。何が問題でどう改善したらよいか、という点は学生には無関係という考えなのでしょうか。

 実は教員にはきちんとした冊子にまとめられたものが配布されているようです。授業に関しての項目では「板書の文字が小さくて読みにくい」などといった具体的な指摘コメントが箇条書きされているようですが、自身の授業を顧みる際の参考にしてね程度のもので、改善は強制でもなんでもなく、冊子自体に目を通す通さないも自由というのが現状のようですが。「まとめて配ってはいお終い」というお粗末な利用しかなされていないのは残念です。

 アンケート自身も3つしか書けない、日常的に文句意見をいう方法(例えばEメールアドレスとか)が書かれていないなど、お役所的なものですが、来年度もおそらく実施すると思われます。一応期待しています。

 …このアンケート、本当に役立っているのでしょうか。回収率そのものがWEB履修登録システムが稼動しているので、かなり低いと思われますし(特に就活中の4年は)。


▼返信完了しました。 (2002.02.10)

 返事まだですかー?という問い合わせがあったので、過去のメールをチェックしてみました。…。一応、要返事のメールは全て返信いたしました。もし、まだの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが再度メールいただけると助かります。私事の駄メールは週末に出すかもしれません。ご笑納ください。 

 …結局1年放置したメルマガも今月中には出したいです。一応あの事件も決着していますし、公開しても問題ないかと思うので。


▼ベターな回答。 (2002.02.09)

  1. 「就職活動のため、卒論指導の時間をずらしてください」
    了解しました。今回は指導いたしません。ご了承ください。

  2. 「就職活動のため、卒論中間レポートを期限までに提出できません」
    期限延長いたします。放棄という形で処理いたします。

  3. 「就職活動のため、卒論発表会に出席できません」
    了解しました。卒論発表会は卒論指導の一貫です。ご自由に。

  4. 「研修日と重複したため、卒業式に出席できません」
    卒業証書交付について別途ご案内をお送りします。卒業する気がないのですか?

 …就職活動を理由に、提出物の提出期限延長や免除、出席猶予等を交渉するのは、「私事」で規則を捻じ曲げようとしていることに他ならないということを忘れずに。正当化できる理由などではありません。


▼留年決定過程の推測。 (2002.02.08)

 教授会の出席率はそんなによくない。出席者全員が会議を真剣に聞いているわけではない。顔も名前も知らない留年危機群の学生の処遇など関係ない。会議を早く終わらせたい。質問は時間の無駄。そんなことよりはじるすコンプさせないと。えとせとら。ということで、何もしなければ、機械的に処理されておしまいです。

 …単位不足で進級が危機な方は、知り合いの「会議に出席するであろう」教授に声をかけてみましょう。なんとかなるかも。


▼検索。 (2002.02.08)

 大学教員の方も自分に関するうわさが気になるのか知りませんが、自分に関する情報のありそうなホームページの巡回を日課としている方がいるようです。慶應ちゃんねる2ちゃんねるといった掲示板はもちろん、自分の名前や担当科目名で検索して、ヒットしたホームページを閲覧なさるパターンも多いようです。そういえば、後者のパターンで当HPがヒットして閲覧なされている大学教員の方もいらっしゃるようです。ここから何を得て自身にフィードバックできるのかは未知数ですが、参考になれれば幸いです。

 …奇行はすぐに流しますので真摯な態度で講義に臨んでください。私からのお願いです。


▼浄化。 (2002.02.07)

 ここ数日は、一日3時間以上もゲームをやり続けていました。明日からは悔い改めて、溜め込んでしまった仕事をゆっくりと片付けていきます。ちなみに、このゲーム、戦闘システムが独特で結構楽しめます。やりこみ要素がかなりあるのは、結構辛いんですけど。クリアするだけならレベル50あれば十分すぎるのに、最高が9999(多分)だったり、ステータスが6桁オーバーしたり、ダメージが10万超えると表記が「○○万」となってアバウトになっているし…。この会社の出すゲームは良い意味で枷が外れているので個人的にオススメです。

 …春休みの成果:「魔界をスペシャルエンドでクリアすると魔王となり、通常仲間にできない敵(一部例外あり)を仲間にすることができるようになります。もちろんレベル2000の奴も可能です。」超合金ロボスーツ超時空エンジンの他になにがあんの?他いくつか。時間ができたら、第一話からやり直す。


▼誤変換。 (2002.02.06)

 ワープロソフトを使っていると、とんでもない誤変換に遭遇することが何度もあり、その内のいくつかは厳しい検問を突破して製品版にまで生き残ることになります。一応全ての(正課活動の)レポートを提出し終えたので、今まで書いたものを確認してみたところ、やはりありました。科目名ミスが一番酷いものでしたが、漢字変換ミス、タイプミスもいくつか発見。こういうミスがあるだけで、かなりのマイナス要因だと思う。内容云々の前に最低限のマナーが守られていないというか、そんな感じです。ちなみに、電波ソングを聞きながらの作業、はじるす直後の作業は特に発生率が高い。当然といえば当然ですが。

 …そういえば、学事センターの「教育学史」レポート提出ポストには「教育学史V」と書かれていました。ひょっとしなくても実は別科目ってことはないですよね?誤投函だったとしても今更どうしようもないんですが気になる。


▼一晩寝れば治ります。 (2002.02.05)

 風邪自体は治りましたが、どうやら頭が痛かったり、気持ち悪くなるのは風邪ではなく、肩こりが原因のようです。ここ一ヶ月マッサージしていなかったのが、いけなかったのか。国内旅行はやはり温泉へ行くことにする。

 …前回は確か院試直前だった。


▼卒業旅行。 (2002.02.04)

 に行かれる方が大多数だと思いますが、聞いていみたところ、海外に行かれる方が圧倒的に多かったです。私は国内を放浪する予定ですが、国内派は意外に少ないようです。卒業旅行くらい海外に行けよ、と言われたりもしますが、まとまった時間がとれそうにないので、今回は断念しました。海外に行くなら2週間くらいゆっくりしたいですしね。

 …飛び石的に予定が入っているので、1週間以上まとまって休めないという状況。国内旅行も3回に分けて行く予定です。


▼春休み。 (2002.02.03)

 2ヶ月もあります。教員にとっては試験採点、入試業務、学会準備と一年の中で最も多忙な時期となりますが、学生にとっては自動車免許をとりにいったり、スキーや海外旅行に行ったり…と最もヒマな時期です。就職活動でもない限り、この休みは人を怠け者にするのに十分すぎる時間かもしれない。

 …私は研究準備と称してダラダラ過ごしています。春からは入院しますし、大丈夫だろうか。


▼死亡告知?。 (2002.02.02)

 病気や遺伝子診断結果もそうですが、試験結果に関しても知る権利と知らないでいる権利というものがあります。しかし、進級がかかっている科目の単位が取得できたかどうかを3月10日付近まで知らないでいるというのは不安ではないでしょうか。そんなご厚意なのか、今年のみ教育学概論を担当されましたF山教授、以下のような告知文を2月1日付けで発表しました。くわしくは文学部掲示板を直接ご覧下さい。

 【告知文】

 注意 2002年2月1日

 平成13年度文学部教育学専攻設置の必修科目(進級条件科目)『教育学概論』期末試験受験者のうち下記の学生は、試験結果等に関する報告があるので、指定された日時に「研究室***」に来室されたい。

 日時:

 2月4日(月)から2月6日(水)の、10:00〜16:00のなかでそれぞれの都合のよい時刻。

 氏名:

 **さすがに実名は公表できませんが、全部で16名(おそらく男女半々)の実名が記載されていました。

 以上

 【考察】

 さて、この告知文について若干の考察を行ないます。この告知文ではF山教授が担当する教育学概論を「進級条件科目」と記し、「試験結果等に関する報告」を目的に、該当学生を呼び出しています。もう考察するまでもなく、報告内容は死亡告知であると予想されます。一方的に、「不合格だから、進級できません」と一人ひとりに死亡告知する気でしょうか。「来年度は別の人が担当するから」と付け加えるかもしれません。どのみち、進級に関わる問題であることには変わりありませんが。

 自分の採点された答案を目の前に、具体的指摘をふまえつつ、「だから貴君は不合格」とF山教授はアカウンタビリティを果たす気でしょう。T中氏が落第者の答案照会に一切応じなかったことや、成績表送付前に死亡告知をしてくれることを考えると、なんと優しい教授なんでしょう!と思えてきます(ウソ)。

 しかし、まだ正式な死亡告知と断言はできません。「注意」と書かれている点と、報告日時が学事センターに成績提出する前という点を考慮すると、もしかしたら何らかの救済措置がある可能性も捨てきれません。F山教授とサシで戦って無事で済まされるはずはありませんが、まだ望みはあります。授業を相当数サボっていた場合は仕方ありませんが、毎回出席し、小テストやレポートも提出していれば、何とかなるかもしれません。

 この告知は、2月1日付けの発表なので、学生の多くは試験もレポートも終了し、大学に来る人なんてそう多くはないでしょう。来ても掲示板をチェキする人がどれだけいるでしょうか。最後の救済措置(かもしれないし死亡告知かもしれない)を見逃している人も多いと思われます。もし、これをお読みの方の中で、教育学概論を履修し、試験の出来に不安がある方は、一度文学部掲示板をご覧頂くことをオススメします。手遅れにならないうちに、今できることはやっておいて損はありません。

…16名も落としたら英雄。このうち何人が救済されるのか心配です。なお、この告知文の存在はおそらく講義内で指示されたことだとは思いますが、念のため掲載しておきます。


▼卒業予定学生の図書返却日。 (2002.02.01)

 学部卒業予定の学生は返却期限が3月11日になっています。ちょうど卒業発表の日です。粋な計らいではありませんか。卒業発表を見に来たついでに本を返してね、という感じでしょうか(逆かもしれませんが)。なお、引き続き慶應大学に所属するのであれば、暫定的な延長措置をしてくれますので、受付に申し出て下さい。申請用紙の予定進路に「在学」(要は留年ですが)もあるのがミソです。

 …卒業発表自体は学籍番号の掲示で行なわれ、学事センターのホームページからも確認可能です。春休み期間中の窓口についても併せてどうぞ。色々と証明書が必要な時期ですから。

▼そういえば、ここ五年くらいは医者に行っていません。健康というわけではないんですが。▼戻る