頭脳パンの効果

- 2001.02.10 -

▼頭脳パン    
 

 頭脳パンは、うまい棒と同等もしくはそれ以上の力を有した、国民的食品である。入試に限らず通常のテスト前にも、一生懸命食べた経験がある方も多いことだろう。

 現在は、いくつかの会社が「頭脳パン」を販売しているが、本家は「伊藤パン」が製造したものである。この本家「頭脳パン」には、成分として「頭脳粉」なるものが入っている。某社のレモンティーに「異性化液糖」、某社のメンズポッキーにだけ「膨張剤」が意図的に混入されていることより、これは明白な事実であり、これがウリなのである。

 ただ、「頭脳粉」がいかなる働きをするかは疑問視する声も大きい。ただの「小麦粉」を「ホレ薬」だと偽っているのと同じ行為だ、と侮蔑する輩も一人はいるだろう。「頭脳パンを食べて、よく勉強すれば、よい結果が得られる」。「頭脳粉」の効果はわからなくても、この命題だけは事実である。

 
▼味
 
 

 実際に「頭脳パン」を食べた経験がある人はわかるだろうが、この「頭脳パン」は、ただのパンとみた場合でも、おいしく食べることができる。「これは頭の良くなる薬だ」と言われて「肉つめピーマン」を食わされるのとはわけが違う。食品としても一流品として評価できるのである。

 「おいしく食べられて、食べれば食べるほど頭が良くなる」こんな夢のような話を実現してくれるのが、この「頭脳パン」なのである。現在は10種類以上販売され、メロンパンやらカレー、照り焼きチキンまである。毎日同じものではなく、毎日異なる味を楽しめる。「うまい棒」級のサービスぶりではないだろうか。

 
▼効果
 
 

 最近では、入手が厳しいという声も聞こえてきそうだが、あるところにはある。気合で探すか、店の人に交渉して生きている間に一口は食べてみてほしい。図書館に行くと頭が良くなった気がしたりするのとほぼ同じ効果を体験できるはずだ。

 あとは、よく勉強するだけである。おいしいものを食べて、よく勉強するだけで、よい成績が得られるのである。こんな夢のような「頭脳パン」を是非応援しましょう。

 
▼結果
 
   「頭脳パン」の効果だが、これはあなた自身が体験してください。薬も使用者に合わせて調合されるように、効果が一様とは限らないからです。ただ、私自身の場合は3年間ほぼ毎日1つ以上食べてきた結果、かなり頭が良くなった気がしているのは確かである。  
▼販売価格
 
   100円程度。元祖は130円。ただ、効果はどれも同じだ。味が違うだけ。  

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