「世界歴代王朝王名総覧」(ジョン・E・モービー著、堀田郷弘訳:東洋書林)
表記法(例)
1000−1015 太郎1世
1015−1030 一郎(太郎の子)
1030−1040 二郎(弟)
1040−1050 太郎2世(太郎1世の甥)
資料その1。信頼できる内容で、当サイトの系図の多くは基本的にこの本を参考にしている。ただ、表記例から分かるように、各人の血縁関係については分かりにくい面もある。また、在位者のみしか記されていないので、系図を作る上では他にも史料が必要である。ちなみに訳本であるため、人名表記に関しては郷田氏の癖が強く出ているようだ。
「世界帝王系図集」(下津清太郎著:近藤出版社)
表記法(例)
┌──────────┐ Taro I Ziro 1000-1015 │ ┌───┴────┐ │ │ │ │ Ichiro Ziro Taro II 1015-1030 1030-1040 1040-1050
「総覧」の補完資料として使用。表記例から分かるように、「系図」といった感じ。ちなみに全てアルファベット表記(日本、中国は除く)。ただ、執筆者の下津氏は西洋史が専門であり、イスラム以東の系図に関してはあやふやな面も多い。アリクブケ裔といわれるイェスデルがフビライ裔だったり、ゴーリーがギヤースの息子であったりと、多少信頼に欠けるところもある。系図に使用するには、他の史料と照合して整合性をとらねばならない。
ちなみに両書とも、中国系の国家については非常に記述が薄い。(○帝、○宗を並べただけ)
中国史の資料は他にも豊富にあるので、困らないと言えば困らないが。
Reichsarchiv 〜世界帝王事典〜
(http://nekhet.ddo.jp/)
Jamie Allen's Family Tree & Ancient Genealogical Allegations(英文)
(http://freepages.genealogy.rootsweb.com/~jamesdow/)
Regnal Chronologies(英文)
(http://www.hostkingdom.net/regindex.html)
以上がメインで、後は図書館やgoogle検索で色々調べた。