1.税金
(1)税率変更 C
特に変更する必要も無い。デフォルトの四公六民でよい。これより上げるとモラルが落ちるし、下げても上がるモラルは僅かでしかない。
(2)臨時徴収 C
このゲームの住民は相当貧しいのだろうか、徴収してもほとんど物資は手に入らない。その割に国データが著しく下がるので、やらないのが無難なコマンド。
2.割当
(1)住民配分 A
このゲームの内政で、最も基本的なコマンドの一つ。とりあえず、食糧生産には20%以上配分しておきたい。他の配分は、前線国なら兵士を多めに。絹や宝石を生産するなら、特産品作りを多めに。行き詰まったなら、兵士100%にして全軍で侵攻しよう。
(2)兵士配分 A
基本的に、これは個人の好みでいい。ただ、武装度が低いと弓兵はほとんど効果がないし、兵力を集結させたほうが攻撃力は高い。ちなみに管理人は、常に本体騎馬100%。理由は、めんどくさいから。
3.分配
(1)金 (2)食料 (3)特産品 A
モラルは下がりやすいので、頻繁に実行するコマンドの一つ。モラルが低いと食料が盗まれやすいので、常に高く保っておきたい。ちなみに金を施す場合は効果は一定だが、食料、特産品を施す場合は相場が高いほど効果も高い。
4.訓練
(1)兵士 B
他にやることが無い時に使うようなコマンド。訓練度は高いに越したことはないので、やって損はない。しかし、訓練度を必死で上げるよりは兵士数を増やしたほうがずっと効果的だろう。
(2)将軍候補 C
あまり重要性が感じられないコマンド。将軍候補を訓練しても使い道がない上に、実行すると国王の能力が消費されてしまう。将軍に戦争を委任する時に使う程度か。
(3)自分 A
とにかく最初は自己鍛錬から。国王能力は一騎討ちに大きく影響するので、ひたすら鍛えておきたいところ。最初は上昇幅が少なくてもどかしいが、ある程度鍛えると上昇幅が大きくなっていく。国王の能力が上がっていく様を見るのは嬉しいものです。
(4)非戦闘員 C
徴兵人数を増やすためのコマンド。だが、これを実行したからといって徴兵人数が劇的に上昇するわけではないので、このコマンドを実行するのはちともったいない。
5.商人
(1)売 A
手っ取り早く金を得るにはやはりこのコマンド。食料は比較的高く売れるので、食料作りを多めにして稼ぐのもいい。
宝石、絹、貴金属は相場が低くてもかなり高く売れるので、これらを産出する国では特産品作りに多く住民を割いておきたい。
(2)買 B
売るのに比べると、あまり使うことのないコマンド。武器を買うのもいいが、高い。むしろ傭兵を買うほうが戦力アップにつながるはず。
(3)傭兵を雇う A
手っ取り早く兵士を増やすならこれ。金さえあればいくらでも兵士が増やせるので、徴兵よりも使い勝手がいい。そのためにも、高価な特産品を産出する国を押さえて儲けておきたい。
6.人事
(1)異動 A
属領管理のために必要不可欠なコマンド。領主には当然血縁をおきたいところだが、領土の拡大とともに血縁は不足する。直轄地にしてしまうのもいいが、そうすると輸送ができなくなるという欠点も。せめて前線のすぐ後ろの国は委任して自動で輸送できるようにしたい。兵士の多い国はなるべく血縁に任せ、非血縁の将軍には後方の貧しい国を委任しよう。謀叛対策に、血縁と非血縁をモザイク状に配置するのもいい戦略である。
(2)抜擢 C
使う必要があるだろうか。将軍が不足することはあまりないと思うし。
(3)降格 C
これもあまり使わないコマンド。将軍が多すぎて息子が将軍にできない時に使う程度。
(4)王子 A
息子は10歳になると、将軍候補にできる。血縁の価値が非常に高いこのゲームでは、王子はすぐに成人させて、さっさと新しい子供を作ろう。
(5)婚姻 A
娘は8歳になると嫁に出せる。これもさっさと嫁にやって、新しい子供を作るべき。婿選びに関しては、なるべく裏切りやすい将軍に嫁にやったほうがお徳である。
(6)徴兵 B
兵士を増やすコマンド。一度に徴兵できる数は少ないが、傭兵と違い金を使わず兵士が増やせるのは魅力的である。疫病で住民が激減した時など、一時しのぎに行うのが賢い使い方。
7.オルド
重要度特A。最も楽しい時間である。后によって口説きやすさは異なり、ダメな后は何をやってもやらせてくれない。口説きやすいのは最初の后とクラン、麗華、クッパ、カトリーヌ。ラッチには絶対断られない。管理人のお勧めはカチャウ、アラン、クク。
オルド成功回数が4回(ラッチは2回)に達すると、翌春子供が誕生する可能性がある。オルド成功が3回以下なら回数は翌年に持ち越されるが、4回以上成功して子供が生まれなかった場合は回数はリセットされる。
9.移動
(1)自分 A
戦争を指示するには国王のいる国からしかできないので、頻繁に動き回ることになるはず。ちょっとしたテクニックとして、三角地になるよう領土を広げ残り2国を直轄にする。2回コマンドを実行したらまだコマンドが回っていない国に移動すれば、同じ季節にそこでもコマンドを実行できる。移動に使う体力より鍛錬で回復するほうが多いので、実質1ヶ月にコマンドを5〜7回実行できることになる。
(2)住民 B
本国でしかできない。後方から兵士を移動させるのに使うことが多い。前線が移動した場合は、忘れずに行っておこう。
(3)金・食料・特産品 B
攻め込むときに物資は持っていけないので、戦後はとかく物資が不足しがち。物資がないと兵士が逃げてしまうので、必要とあらば輸送しておこう。
10.属国
理想税率
本国の場合と同様に、現状維持で十分。
住民配分
前線なら兵士を多めに、後方は兵士0でかまわない。ただ、後方でも血縁の治める国は、謀叛対策にそれなりの兵士を置いておくのもよい。
兵士配分
適当に。実はHEX戦を見ないに設定すると、兵士配分は全く影響しない。
モラル低下時
当然「分配する」にしましょう。
財政逼迫時
「何もしない」べき。臨時徴収は利少なく害多し。
兵士増員・武装増強
後方の国では必要ない。前線では、必要に応じて。ただし、COMは両方を「する」と委任されるとうまく統治してくれないらしいので、どちらか一方に絞って。
外交
させないほうがよい。命令するとCOMは律儀に毎季節実行するので、コマンド回数がもったいない。
戦争
国力の差が大きいならさせてもいいが、COMは後先考えずに攻め込むので、プレイヤーのフォローが必要。
輸送・貢物の対応
お好みでどうぞ。
11.外交
(1)属国になれ B
相手が了承すると支度金を要求してくる。戦わずして属国になればいうことはないが、成功率は低い。
なお、敵の本国は絶対に降伏することはない。消費能力が大きいので、あまり繰り返し実行するのはためらわれるコマンドである。
(2)貢物をよこせ B
成功すると、敵の物資の何割かが手に入る。属国になれよりはいくらか成功しやすい。弱った敵をさらに弱らせるのに使える。ただ、敵の保有量が少ないと大して物資は得られない。しかしこのコマンドが成功するくらい国力の差があるのなら、攻め取ったほうが断然早いのも事実。
(3)同盟を結ぶ A
世界制覇のためには欠かせないコマンド。国境が入り組んでいる世界編では、攻撃目標を絞らないとやっていけない。同盟は絶対なので安心だが、その国がすぐ滅んでしまうことも多いので、油断は禁物。
12.間諜
(1)情報活動 A
敵の情報を知っておくことは大事。このコマンドは直轄地でできる数少ないコマンドのひとつなので、何もすることがない直轄地で行うのがよい。
(2)破壊活動 C
効果はそこそこ。成功率は低い。消費能力は大きい。と、あまりお勧めできないコマンド。まあ、暇な時に。
(3)暗殺 C
成功しても、敵国王の能力が半減するだけ。破壊活動以上に使えないコマンド。
(4)国内捜査 C
全くメリットがないコマンドだと思う。はっきり言ってやるだけ無駄。
13.戦争
戦争編で解説します。
14.無行動
本国で何もしないのはもったいない。休むくらいなら自己鍛錬。
ただし直轄地では、何もすることがないならこれを選ぶのもよい。行動すると国王能力が減ってしまいますからね。