<ZERO−ONE 03’7.06両国大会>
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<試合結果>
(第0試合)
○石狩太一(5分35秒 ケンカキック→エビ固め)山笠’Z’信介●
(第一試合)
○ポール・ロンドン、マイケル・シェーン(14分13秒 シューティングスタープレス→片エビ固め)星川尚浩、日高郁人●
(第二試合)
○葛西純、ドン荒川(11分54秒 ベルトでの打→エビ固め)ヴァンサック・アシッド、佐々木義人●
(第三試合)
○トム・ハワード(10分26秒 No.36)テング・カイザー●
(第四試合)
<NWAインタコンチネンタルタッグ選手権>
○スティーブ・コリノ、CW・アンダーソン(15分23秒 エビ固め)横井宏孝、佐藤耕平●
(第五試合)
○小笠原和彦(4分44秒 手刀→体固め)キング・アダモ(with島崎アダモ)●
(第六試合)
○小島聡、ケンドーカシン(14分27秒 片エビ固め)高岩竜一、坂田亘●
(第七試合)
○大谷晋二郎、田中将人(15分23秒 方逆エビ固め→レフェリーストップ)藤原喜明、アレクサンダー大塚●
(第八試合)
<NWAスーパーヘビー級王者決定戦、「O−300」4WAYバトルロイヤル>
○マット・ガファリ(8分58秒 ガファリプレス→体固め)嵐●
※出場選手:マット・ガファリ、嵐、ザ・プレデター、キング・ダバダ
(第九試合)
○橋本真也、小川直也(19分45秒 TKO)武藤敬司、川田利明●
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<観戦記(試合開始〜第五試合)>
一応、”超満員札止め”のようですけど、実際、席に着いた時にはポツポツと空いている席があって、今一つ客入りがよくない感じがしました。お金の関係上、2階席から観戦していたのですが、少々遠い感じがしました。
そうこうしているうちに、いきなり松山千春の”季節の中で”がかかったので「何だ!?」と思ったら、全日本の若手石狩太一の入場でした。”第一試合”の前の”第0試合”というヤツですけど、山笠からフォールを奪うという”金星”を見事飾りました。
”第二試合”では、荒川先生がまたまたやってくれました(笑) あの”コント”は今の若手芸人より全然面白いです。ヴァンサック・アシッドという選手はキックボクシングのトランクスを履いている所から、”格闘技系”の選手であることは確かだろうけど、荒川とどんな気分で戦っていたのか正直知りたいですね。結構楽しんでやってたのでしょうけど(笑)
”第四試合”の”NWAインターコンチネンタルタッグ選手権”はひど過ぎ(笑) あれじゃまるで一昔前の”全女”ですよ。途中でサブレフェリー、更にNWA会長がちょっかい出してきて、メインのミスター・フレッドはその場では気付かないふりしてましたけど、最終的には耕平がロープ際でサブレフェリー、NWF会長につかまりそこへコリノがセカンドロープに足を引っ掛けフォールの体制に。ミスター・フレッドはそれを知っていながら”高速スリーカウント”を取り、コリノ・アンダーソン組の勝利。これには耕平と横井は相当起こっていましたね、客席からも”ブーイング”の嵐。まぁ、これは”ZERO−ONE”だから許されるのであって、新日やNOAHだったら客席から物が飛んできたりしまいには帰ってしまう客もいるでしょうね。
次の”第五試合”では、島崎敏郎が”アダモステ”の格好をして先に入場。例の変な歌とダンスをしながら。その後、同じ歌とダンスをしながらキング・アダモ登場! 島崎アダモが「アダモチャ〜ン!」と呼びかけるとキング・アダモは「ハ〜イッ!」と例のポーズをとりながら答えると会場大爆笑! 続いて小笠原の入場。弟子三人にバット一本づつ持たせてそれらをキックで真っ二つに割るという”デモンストレーション”を披露。会場から拍手が沸きました。試合の方は一見”水と油”のようでありながら中々”好勝負”を展開していました。しかし、小笠原がトップロープに登って、「アダモチャ〜ン!」と呼びかけ例のように「ハ〜イッ!」と答えた好きにミサイルキックを浴びせ、そのあと手刀からピンフォール。小笠原の勝利!
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<観戦記(第六試合〜メイン)>
”第六試合”では、カシンがやってくれましたね。入場の際、葛西を強引に連れてきてリングに上げると、彼の腰に巻いてあるベルトを剥がし、それを高岩に渡そうとしていました(笑) 高岩がそれを拒否すると、今度は客席に放り投げました。試合が始まり小島が登場すると、会場から”大声援”が沸きました。相変わらず小島は人気ありますね。というか、この日はどちらかと言うと”全日ファン”が多かったように思います。「行っちゃうぞ、バカヤロー!」から坂田にラリアット→ピンフォールによって小島組の勝利。
”第七試合”の前に、アレクが”ZERO−ONEマット”に復帰するまでの経緯が、スクリーンに流れていました。藤原が必死に拒否する所を涙ながらに訴えたアレクの熱意が通じ、藤原と急遽タッグを組む事が実現。試合が始まると、やはりアレクの”熱意”というものが試合の中でも伝わってきました。はっきり言ってアレクの”一人舞台”ですよ。藤原はこの日は殆ど出番が無く、アレク一人で炎武連夢にボコボコにされながらも必死に耐え抜いていましたが、あえなく”レフェリーストップ”がかかり炎武連夢が勝利。でも、アレクの”男気”を感じた試合でした。
”第八試合”の”NWAスーパーヘビー級王者決定戦”の前に、選手に対するインタビューがスクリーンに流れていましたが、あのツルッパゲの髭を生やした外人通訳ははっきり言って何言ってるんだかわかりません(笑) プレデターにインタビューした女性アナウンサー?はプレデターに担ぎ上げられながら頬っぺたにキスをされそのまま連れて行かれてしまうし、ガファリにインタビューした女性は見かけによらず「その脂肪はどれくらいの量があるんですか?」とか「アメリカでは肥満の方は社会的に問題なのでは?」などと失礼な質問ばかりし、怒ったガファリはその女性を何と担ぎ上げるとすぐに床に叩きつけ「俺はデブじゃない! 橋本がデブなんだ! ダバダもデブだ! プレデターはキ○○イだ!」と叫んでいました(笑) 
試合は”バトルロイヤル”方式だったのですが、まずプレデターがチェーンを腕に巻きつけ、他の3人に襲い掛かった所、そのまま場外へ落とされ失格。続いて、ダバダも場外へ落とされ失格に。ガファリVS嵐の一騎打ちのなり、やがてガファリがトップロープから”ガファリプレス”見舞い、それを嵐が返すと、腹を剥き出しにしたガファリが再び”ガファリプレス”を見舞い、腹を顔面に押し付けながらスリーカウント! ”初代NWAスーパーヘビー級王者”はガファリに決定。その後、ガファリよりも太った”覆面男”がリングに上がり、ガファリに”挑戦状”を叩きつけていました。”ゼットン”と名乗るこの男は、どうも背格好といい、どっかで見た事ある”とある人物”に似ているような気がしました。”元大関”で”現タレント”のあのお方。まさか、彼が”プロレスデビュー”とは? 大丈夫なんですかねぇ?(苦笑)
”メインイヴェント”の”第九試合”、橋本、小川組VS武藤、川田組(全日本)ですが、試合直前から”川田コール”の大合唱。川田の”テーマ曲”がかかると”大歓声”の嵐ですよ。”全日ファン”の”熱さ”を感じました。そして、武藤の”テーマ曲”がかかるとこれまた”大歓声”の嵐です。でも、これは”全日ファンの声”というよりは、”カリスマ武藤”への声援と言う感じでしたね。
で、小川の”テーマ曲”がかかると、会場は一変して”ブーイング”の嵐。観客はかなり”全日勢”に押されてるって感じましたね。そして、橋本入場。ところが、やはり右膝が完治していなかったせいか、びっこを引いての入場。「本当に戦えるのか?」と心配でなりませんでした。しかし、いざ試合が始まってみると、さすが”破壊王”ですよ。”キック”が出来なければ、”チョップ”がある。チョップだけで川田を翻弄していましたからね。武藤に”4の字”を決められても、川田に”ストンピング”されても、橋本はそれを耐え抜き、今度は川田が”ハイキック”狙った所を”チョップ一発”で形勢逆転! 反対に、川田が治ったばかりの右ひざを痛め橋本はそこを集中攻撃。”膝十字”を決め、川田が次第に苦しそうな表情をし、それを見かねた淵があえなく”タオル”を投入。橋本組のTKO勝ちです。橋本は、やっぱり凄い! こんな状況でも、客の”期待”に答えて勝利してしまう訳ですからね。この辺が今他のサイトでも問題になっている”第三世代”との違いなのでしょうか?

試合が終わってみて、”前半戦”はやや”お笑い色”が強かったので「うーん・・・」という感じでしたが、”後半戦”が終わるとホントに来て良かったな、と感じました。ちなみに、時間的な物もあって飲みには行けませんでした(悔)