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フランス旅行記7日目
8月26日(金)

今日もCちゃんのトイレで目が覚める。
でも今日はあまり大きな音をさせないようにしてくれていたので、すぐもう一度眠ることができた。ホッ。

7時起床。
着替えて、ジェラール・ミュロで朝ごはん(クロワッサンとパンオショコラ、フルーツサラダ)をゲットし、近くのカフェへ。
クロワッサン、うまい…!ジェラール・ミュロ、やっぱり最高vv

今日は一日パリ観光の予定。
まずは地下鉄でサクレクール寺院の最寄り駅へ向かう。
最終日、一人で行動するCちゃんのために、地下鉄の切符の買い方、乗り方を教えておく。
駅から少し歩いたところに、フニクレールというモノレールの駅があり、それに乗ると、サクレクール寺院がある丘の上に連れて行ってくれる。
私はフニクレールで、Cちゃんは横の階段を歩いて頂上を目指すことになった。

小さなホームでフニクレールを待っていると、上から斜めに降りてくるフニクレールが見えた。
思わずおおーと感嘆の声を上げると、隣にいたおじいさんがにっこりした。
フニクレールのドアが開き、おじいさんが「どうぞ、マダム」と私を先に通してくれる。
車内でも、「ほら、もうすぐ着くよ」「ついたね」(フランス語なのでたぶんだけど)と私のことを気にかけてくれて、私も、足元のふらついたおじいちゃんを支えてあげたりした。
ジェントルなおじいちゃんは「よい旅を!」とにっこりして去っていった。

階段で息を切らせて上ってきたCちゃんと合流し、サクレクール寺院を見学する。

内部はやはりどこも同じようなもの。
それより、サクレクール寺院の下の展望台みたいなところ、ここ、アメリに出てきた場所だよね!
映画に出てきた望遠鏡を覗いてひとりアメリごっこする。

似顔絵描きがたくさんいることで有名な広場を抜け(似顔絵の練習してるんだ、描かせてもらえない?と声をかけられたけど、気に入ったら買ってくれればいいからさー、との言葉に、ノン、メルシ!)、何人かのイケメンにボンジュー、マダームvと声をかけられつつ(わーい)、地下鉄の駅へ戻る。
このへん、少し治安が悪いと書いてあったけど、全然そんな感じはなかった。物売りが多いかな?というかんじ。

地下鉄の駅オペラへ移動する。
チケットを買ってオペラ座を見学。
オペラ座はとても豪華で、素晴らしかった。みんな、あの大階段の前で写真を撮っていた。

地下の、鏡張りのようになっているところも、神秘的な雰囲気でとても素敵。
公演はなかったので、劇場内も見ることが出来た。
おおおお、オペラ座の怪人だよ…!!!
映画で見るのより、だいぶ小さいイメージ。だけど、ゴージャスさはそのまま!

いつのまにか、ジャーンジャジャジャジャジャーン!というあのフレーズを口ずさんでいたらしく、隣にいた外国人に笑われる(恥)。

シャンデリアは大きくて、きらきら輝いていて、思わずずっと眺めていたくなる。
けど、そのシャンデリアがとりつけられている天井の絵が気になる…こんな豪華なものに似合うのは、フレスコ画みたいなやつだと思うのだけれど、どうみても、現代絵画に近いらくがき(!)みたいなもの…
そのとき、隣にいた英語圏のお姉さんが、母親らしき人物に説明しだしたので一緒に拝聴する。
それによると、天井の絵はマルク・シャガールによるもので、当時の舞台の演目のいくつかを描いたものだそう。
なるほど。シャガールかー。(らくがきってアナタ!)それにしてもミスマッチ感はぬぐえんな〜〜(笑)


観劇の合間に、ゲストたちが休憩したという絢爛豪華な鏡の間(ベルサイユに似てる!)や、円形の鏡張りの部屋も見学。
ここでは、館内のツアー(英語)の近くに寄って、ただでガイドを聞く(笑)
鏡の小部屋は、夜をイメージした部屋になっていて、鏡以外の壁は黒く塗ってあり、コウモリやドラゴンがデザインされているらしい。

私はコウモリの部屋がかわいくて気に入った。

オペラ座を出て、オペラ座前のZARAを見る。
ZARAはパリに多い有名なブティック(というほどでもない)のチェーン店。本店はスペインらしい。
すごくかわいくて、安い服がたくさん!!
色もきれいで、デザインも豊富なので、何枚でも欲しくなってしまうvv
しかも、サイズがすごく豊富なのだ!SSから3Lくらいまで!いや、もっと?
私は身長が173センチもあって、靴のサイズも24.5から25.0とデカいので、いつも洋服選びには苦労させられている。
ここなら、いや、パリならきっと私のサイズもきっとあるはず!

スカートもニットもすごくかわいくて、迷いに迷ってからし色にニットとカントリー風のスカート、シルクのワンピースをお買い上げ。三点で、16000円ほど。安!
ニットのMサイズ(いつものサイズよりも1サイズ小さめ)はあるかどうか聞いたところ、店員さんはあなたが着るの?と私の身体を上から下まで見て「あなたはSサイズよ」。

ママママジすか!!(喜)
このgucci、生まれてこのかた、Sサイズだなんて言われたことがあっただろうか、いや、ない!!(断言)
それだけで嬉しくなってしまい、スカートもチェックすると、やはりSサイズでないとウエストがガパガパしてしまう。
ううう、フランス、最高!!
試しに靴もチェックしてみると、私のサイズなんて、むしろ小さい方。40号とか41号サイズが標準、くらいのイキオイ。

靴も含めて、もっともっと欲しかったけど、店内が混んできて、店員さんが全然捕まらない。
おまけに担当範囲が決まっているらしく、そこ以外の担当を呼んでも、向こうの店員じゃないとダメなんだ、と言われてしまう。不便じゃのう…

仕方なく、3着だけゲットして、有名デパート、プランタンへ。
自然食レストランでサラダランチを食べ、Cちゃんと待ち合わせ時間を決めて、別行動。

ベージュのロングブーツと、もこもこしたセーターが気に入ったのだけれど、同じく店員が捕まらず、断念。日本に帰ってすごーーーーく後悔した。日本でブーツを探そうと思っても、サイズはないし、筒の長さが足りないし、でいまだに素敵なのが買えてないのだ(T_T)

ところで、このときのフランス、ショップではちょっと変わったデザインのジャケットやシャツが大流行している様子だった。
金ボタンや小さなくるみボタンがたくさん縦に並んでいたり、スタンドカラーだったり、胸の両脇にボタンの列があるものだったり、丈の短い、まさに♯コスか!?みたいなデザインだったり…
そのときはミリタリーが来る!なんて思ってなかったので、こりゃあ日本では着れないな、と却下していたのだけど、日本に帰って数ヶ月経った今、あのとき見たのと同じデザインが並んでいるのを見て、買っときゃよかった、とガックリ…(笑)

洋服を買うのは諦めて、ベッドカバーを探すことに。
フランスのインテリアショップはどれもすごくかわいくて、ホントに輸入業者になりたいくらい!
日本では、狭いスペースにあう、なるべくシンプルな、箱型に近い家具が好まれるようだけど、私はあまりああいうのは好きじゃなくて、ラルフローレンとか、ローラアシュレイみたいなやわらかいデザインが好き。
フランスはそういう美しいデザインのものが多くて、めろめろになる。

ベッドカバーもとにかく種類が豊富!柄だけでなく、素材もいろいろ。
フランスは今アジアブームなのか、全体的な傾向としては、中国っぽかったり日本ぽかったりするデザインが多かった。
中でも、私が素敵だなと思ったのは、KENZOv
ちょっとサテンぽい素材で、中国風の色あわせと模様が素敵。買って帰ろうと思ったのだけど、全部揃えると重すぎるしスーツケースに入るかどうか…
KENZOだし、日本でもきっと手に入るよね!とその場は諦める。
帰国してから知ったのだけど、もうタカダケンゾーはとっくに引退してて、今はフランス人デザイナーのブランドになっちゃってるんだってね!(T_T)どうりで見つからないはずだー。

同じく有名デパート、ラファイエットの食料品コーナーで、お土産を買う。
マスタードの小瓶の詰め合わせ(アイリッシュウイスキー風味、ハニー風味、etc)、クッキーなどなど。

Cちゃんと合流し、タクシーでホテルに急ぐ。
もう6時、急いで夕飯を食べに行かなければ、夜のムーランルージュに間に合わない!
今日が私のパリでの最後の夜になるので、ガイドブックに載っていたちょっとお高めのレストランに行こうということになっていた。
エレガントに見えるワンピースに着替えて、呼んでもらったタクシーに乗り込み、エッフェル塔近くのそのレストランへ。

ところが、到着してみると、レストランの前にはなにやら照明やカメラなどの撮影器材と数人のスタッフが…
え?えええ?なんなのこれ…
普段なら「きゃああvテレビ?映画?」と喜ぶところだけど、私たちはここで食事がしたいのよ!!(T_T)
スタッフの一人に声をかけて、聞いてみる。
どうも、このレストランの中で撮影が行われるらしく、今日は臨時休業とのこと。
大ショック…(T_T)

仕方ないので、またガイドブックをめくり、適当なビストロを探す。
もう時間もないので、きちんとしたレストランで食べている時間はない。
タクシーを捕まえようとするも、流しのタクシーがいないのでなかなか捕まらない。焦る焦る…
やっとのことで捕まえ、ガイドに載ってたビストロへ。
もうすでに店内は満員。
ここは映画の撮影にも使われたことがある、老舗のビストロらしい。
2人だというと、相席でごめんね、とスペイン人(たぶん)のカップルが座るテーブルへ案内された。
ムニュを頼もうとしたとき、先に席に着いていたカップルのムニュが運ばれてきた。
前菜のサラダはハムとレタスがちぎって乗せてあるだけ。カップルはぶーぶー文句を言っている。
こりゃムニュはいけてないな、と判断し、アラカルトで頼むことに。

前菜に、私はエスカルゴのガーリックソース、

Cちゃんはアボガドのシュリンプソース。
メインは、私がサーモンのアーモンド焼き、

Cちゃんはナントカ魚のトマトソース。
どれも、美味しかった。
イタリアとかアメリカでは、たまに下がバカになるんじゃないかと思うほど味の濃いものに当たるけど、フランスではそれがない。
薄味好みの私には大変ありがたいvv
デザートも食べたかったけど、このときすでに8時半。
ムーランルージュは9時開演!

タクシーを呼んでもらおう、という私に、Cちゃんはガイドブックの地図を見て、「大丈夫、2ブロックしかないよ!歩こう!」。
Cちゃんのイキオイに押されて、つい店を出てしまってから、ホントに歩ける距離か〜?と不安になる。
さっきから、Cちゃんはよどみなく歩いていくけど、一度もガイドブックの地図を見ていない。方向とか、合ってんの???

なんとなく、ムーランルージュのようなキャバレーがある繁華街に近づいている雰囲気ではない気がして、「ちょ、ちょっと待って。もう一度そのガイドブック見せてみて」と地図を確認してみると…!

なにが2ブロックだーーーーー!!!!!
パリの、端から端じゃん!!!!!!!!(T_T)距離にして、15キロはある。
こんなん、あと15分で走破できるわけがない!!!!
しかも、方向も間違ってるし〜〜〜〜!
でも、走ればなんとかなるんじゃ…とぬかしているCちゃんに、んなわけねーダロ!といらいらしつつ、慌ててタクシーを探す。
流しのタクシーがいないのでやっぱり捕まらないけど、とにかくタクシーに乗らないとたどり着けない!!
私の焦りが通じたのか、乗客を降ろすところだったタクシーをゲットすることが出来た。

急いでください!と頼んで乗り込む。
タクシーはびゅんびゅんパリ市内を飛ばして行く。
車内からそれを見て、ようやくCちゃんが「…これは歩けないわ…」とつぶやいた。
っは〜〜〜〜世話が焼ける…。

ムーランルージュの前に横付けしてもらい、黒服に迎えられて、受付を通る。
クロークでカメラを全て預けさせられ、すでに照明が落ち、ドラムロールが始まっている中を、ウエイターにペンライトで誘導され、テーブルへ。
テーブルはまたも相席。狭い。
しばらくイスに座れなくて立っていると、後ろの中国人から「見えないわよ!」と怒られる。えーん。

いよいよショーが始まり、きらびやかな、しかし極端に布地の少ない衣装(笑)を身に着けた踊り子さんが出てくる。
なんと、おっぱい丸出し!!!(笑)
ブラのようなものをつけてても、乳首部分だけは出てたりして、エロいことこの上ない。
下半身を覆うものも、超Tバックのパンツ一枚(しかも、イヤンな場所からビーズが垂れ下がっている)のみ!
これ、映画のムーランルージュと全然違うじゃんよ〜〜!(笑)
舞台も狭くて、ゴージャスでもなくて、全然共通点が見つからないんですけど!!
キャバレーってこういうものなのか〜!

ニヤニヤしながら舞台を見ていると(変態)、Cちゃんが、テーブルの上のワシャンパンに手を伸ばし、グラスに注ごうとしている。
慌てて「それ、飲んでいいって言われたの?」と聞くと、きょとんとして「だって、全部のテーブルの上にあるよ?飲んでいいんじゃない?」。
ちょっと待って、たぶんこれ同じテーブルのこの人たちのものだよ、と言っているうちに、私たちの分の小さなボトルが運ばれてきた。
ヤバかった〜〜〜〜〜〜。
ホントに、Cちゃんてば、ウカツすぎる…。ウカっちゃんと呼ぶぞコノヤロウ!!(T_T)

シャンペンを舐めつつショーを鑑賞。
乳はモロ出しだし、スタイルはいいしセクシーなんだけど、やはりキャバレー。
ダンスの古臭さは否めない…一昔前のアイドルちっく?
でもフレンチカンカンは映画みたいで素敵だった。
合間合間に、男性二人のアクロバティックなショー(乳首のとこに穴が開いてる衣装…(笑)ハアハアいいつつすんごい技を繰り広げる二人に萌え〜〜〜vv)にドキドキしたり、オーバーオールを着たおじちゃんのコメディに大笑い。
このおじちゃん、観客を舞台に上げて参加させるんだけど、これがまた面白くてね〜〜!これだけのためにショーを見てもいいと思うくらい。

ショーが終わり、最後にテーブルをシェアしてくれたおじいちゃんにお礼を言うと、おじいちゃんは、どういたしまして!どこから来たの?ショーは楽しめた?とにっこり。おじいちゃんたちはオーストラリアから来たと言っていた。
外へ出ると、団体さんが大型バスに乗り込むための列で大混雑。
今タクシーを捕まえるのは無理だね〜と近くのカフェでお茶でもしながら待つことに。
寒いのでショコラショー(ホットココア)を飲みつつ、外の喧騒を眺める。

しばらくして、人ごみが消えた頃、タクシーを拾ってホテルに帰る。

お風呂に入って、すぐ就寝…と思ったら、Cちゃんが洗濯物を乾かそうと備え付けのドライヤーでガンガン叩いたものだから、ドライヤーが壊れてしまった。
んもう〜〜…と心でため息をつきつつ、いいよ、フロントに電話するよ、と言うと、さすがに悪いと思ったのか、自分で電話する!と言う。
フロントに電話をかけて、旅行中に覚えた単語を使ってなにやら交渉していたようで、「直しに来るってよ!」。
しかし、しばらくして、部屋のクーラーがぶおおおおおーと動き出した。
なぬぅっ!この寒いのにクーラーなんかつけられたら死んでしまう!!
慌てて私がもう一度フロントへ電話をかけ、すみません、さっき言いたかったのは、ヘアドライアーが動かなくなったということで、エアコンを動かして欲しいということじゃないんです…と説明して、とめてもらう。
ドライヤーはしばらくしてまた動き出した。
もうドライヤーで叩いたりなんかしちゃダメだよ、と釘を刺す。

Cちゃん=ウカッちゃん、決定(爆)。