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英吉利旅行記4日目

4月6日

予定通り、あおちゃんと別行動。
念願のオックスフォードへ行くことにする。オックスフォードでは、ハリポタの撮影がたくさん行なわれたらしい。
地下鉄でvictria駅まで行き、長距離バスに乗り換え。
オックスフォードまで1時間40分ほど。
疲れていたのでずっと寝ていたが、ところどころ起きて、田園風景を楽しむ。
ロンドンから少し離れると、イギリスには田舎がとても多いのに気付く。
きっと、第一次第二次産業従事者も多いんだろう。貧富の差も大きそうだ。
しかし観光で来るにはのどかでとてもいいところ。

小さな店がたくさん並ぶとおりを抜けて、オックスフォードのバスステーションに着く。
すぐそばの小さな商店にインターネットができるコーナーがあり、とりあえずハリポタの撮影場所をチェックすることにする。
ううん、結構たくさんあるのね。
と、その中の一つ、図書館の見学時間が12時半までだということに気がついた。
やっべえ!あと30分じゃん!

強い風の中、図書館を目指してひた走る。
もう、髪の毛なんかぐちゃぐちゃ(笑)
やっとのことで見つけて、飛び込む。
残念ながら、映画に出てきた図書館は見られなかったけど(オックスフォードの学生だけなので)、医務室に使われた部屋は見ることが出来た。

満足して、次の撮影ポイントへ。
石畳を歩きながら、景色を堪能する。オックスフォードは、大学の中に街があるというだけあって、中世のお城のような建物(これが校舎)と建物を結ぶ通り沿いに、パブや本屋などの商店が並んでいる。
ずっと昔から、この風景はたいして変わっていないんだろうなあ・・・
こんな街で大学生活を送る学生がうらやましい。
(ホテルに帰ってからあおちゃんにそう言ったら「信州だって城と城下町があるじゃん」と言われた。あ、そうか!(笑))

てくてく歩いて、オックスフォードの教会へ。
入場料を払って階段を上ると、突然目の前に広がる大ダイニングルーム!!



こ、これは・・・・!
ホグワーツの食堂だーーーー!!!!
すごい!ホントにすごい!
思わず鳥肌が立った。
かぼちゃや蝋燭が宙に浮いてはいないものの(笑)、映画そのままの雰囲気!
しかもそのダイニングルーム、実際に今でもダイニングルームとして使われているらしい。(もちろん、学生用のではない)
おそるべし、オックスフォード!!
(注:後で知ったのですが、この食堂、モデルになっただけで実際に使われてはいないそうです。がーん)

感動に呆けたまま、カテドラルへ続く回廊へ。

しかし、この回廊に面した中庭に、なにやら無粋な黒いシートをかぶった物体が鎮座している。
なんじゃこりゃ?
よくよく見ると、どうやら、でかいカメラのように思える・・・・・


まさか、と思い、売店のおばさんに聞いてみると、「内緒だけど、これは映画の器材なの。来週からここでハリーポッターの撮影が始まるのよ」とおしえてくれた。
きっと、内緒でもなんでもなく、尋ねる人には全員にそう話しちゃってるんだろうけど(笑)、これにはめちゃめちゃびっくりした!
スゲ〜!
あと2日後に来ればよかったなあ・・・!!
せめて、器材の写真でも、とカメラを構えると、奥からスタッフらしき男の人がとんできて、ダメダメ!写真は撮るな!と叱られてしまった。しゅん・・・・・・
・・・・・・・・・・でも実は一枚だけ撮ったんだぁ〜v(ニヤリ)

しかし、昔、ロスで映画の撮影に遭遇したことがあったけど、そのときは全然写真OKだったのになあ。ケチ!!

カテドラルで少しお祈りし(もちろん、受かりますように、と)、広い中庭へ。
ここを抜けて、しばらく雰囲気のいい裏道を歩くと、ボタニカルガーデンが視界に現れた。
ようするに植物園なんだけど、日本の植物園とは全然雰囲気が違う。
花が咲き乱れるイングリッシュガーデン。
そばを流れる小川では、金髪の少年がボート遊びなどしていて、ひそかに萌えた(笑)

おなかがすいたので食べるところを探す。カフェはどこも満員。
適当なところでピザとチョコレートドーナツを買って済ませる。

小さなカワイイ店がたくさんあったので覗きたかったけど、どうにも購買意欲をそそられないほど物価が高いので断念。
おとなしくバスに乗ってロンドンに戻る。
この日はドーナツが胃にもたれて夕飯が入りそうもないので、スーパーでマスカットと青リンゴを買って帰った。

あおちゃんは、先に部屋に帰っていた。
フォートナムメイソンとハロッズに行って来たらしい。