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英吉利旅行記2日目

4月4日

シャワーを浴びて朝食をとりに地下へ。
朝食はコンチネンタル。つまり、コーヒーとパンとシリアルのみ。
朝からモリモリ食う私にはちょっと物足りないが仕方ない。
さっさと食べて観光へ。

地下鉄を使って国会議事堂へ。
駅を出てテムズ河にかかる橋を渡りながら振り返ると、頭上に、あの、ビッグベンが・・・!
ふたりで歓声を上げ、しばし見惚れる。
ビッグベン。私の中ではピーターパンがネバーランドへ行くときの目印だ。
あれを通り過ぎて、右から二番目の星を目指して飛んでいくとたどり着く、大人にならなくていい国・・・
ディズニーマニアのgucciはしばしウエンディー気分に浸るも、あおちゃんは映画を見たことがないので、どうでもいい様子(T-T)

景色を堪能したあと、ウェストミンスター寺院へ。
入場料を払い、内部も見学したが、ゴージャス度ではイタリアに劣る。この点ではあおちゃんと見解が一致。
彫刻の顔がイタリアではモロ、ラテンの顔だったのに対し、ここではイギリス風(?)の少し薄めの顔になっていたのが面白かった。

延々と歩いてバッキンガム宮殿へ。
特に感想、なし。

地下鉄に乗って、ロンドン塔へ。
広い!足元の石畳が歩きにくい!めちゃ混んでる!
というわけで、超つかれた。
血なまぐさい歴史・・・というからにはそれなりの展示物があるかと思いきや、豪華な王冠などがあるだけで、たいして興奮せず。とにかく疲れた。

おなかがすいたけど歩く気力もなく、そのへんの屋台でフィッシュアンドチップスとホットドッグを買って食べる。想像通りの味。

足をひきずるようにしてトラファルガー広場へ。
ここには三越のライオン像のもとになったでっかいライオン像がある。
あおちゃんが、絶対このライオンに乗って写真が撮りたい!というので、そういうの大好きなgucciはノリノリでカメラを構えて待つ。

待つ。

・・・待つ。

15分はたっぷり待ったが、あおちゃんはライオンの台座にも登れず、「・・・・・やっぱりいい」と戻ってきた。確かにちょっと高さはあったけど、あれに登れないって・・・あおちゃん、もうちょっと運動シナサイ!(笑)
あと、旅行にヒール靴は無謀すぎ。

予想外に時間があまり、疲れてるけど頑張ってピカデリーサーカスへ。
ココも特になにもなく。
普通なら、カワイイお店でも冷やかして、小さな雑貨でも買うところだけど、なにしろイギリスは物価が高い!GAPの値段から察するに、日本の2倍くらいの感覚。
チャイナタウンを見て、さらに時間が余ったので、フォートナムメイソンでアフタヌーンティーをすることに。

足を踏み入れるなり思う。私たちってなんてビンボくさいの・・・!(笑)
私たちも、お仕事してお給料もらうようになればもっと堂々としていられるのかな!?
マジで生きててゴメンナサイ、ってな心境になったが、一度くらいアフタヌーンティーをしてみたかったので、できるだけ優雅に見えるように(無理)しぐさに気を配る。

運ばれてきたお茶セットは、サンドイッチ4つにスコーン二つ、ケーキ二つにポットいっぱいのお茶。これで一人分。
普段ならペロリだけど、さっき食べたフィッシュアンドチップスが胃にもたれて全然入っていかない。は、吐きそう(笑)
スコーンもサンドイッチもケーキも、普通に食べたらきっと美味しいんだろうなあ・・・(T-T)
結局、ケーキとスコーンは一つずつ残してしまった。
ああもったいね〜!←こういうとこが貧乏性。

満腹のおなかを抱えて一階に下りる。
食料品売り場では、たくさんの日本人観光客が、ワサワサとお土産を買いあさっていた。
ああいやだ・・・いや、買うのはいい。いいんだけど、どうもスマートじゃないんだよね・・・
袋をもっとくれ!って要求したりとか。ブランドの袋を欲しがるコギャルみたい。
小さなビニールいっぱい抱えるよりは、荷物はひとつにまとめて、カッコよくいこうよ!

そんなことを考えながら店の外で待っていると、あおちゃんが「おまたせ〜」と、両手に小さなビニール袋をガサガサさせてやってきた。
ブ、ブルータス、おまえもか!(笑)

ホテルに戻る前に、ネットカフェでちょこっとネットする。

一日目にしてはなかなかの充実度。

ホテルに戻ると、荷物がツインの部屋に移動されていた。
このツインの部屋、比較的あたらしめで、なかなか居心地がよさそう。

すると、ホテルの男が「いい部屋にしてやったよ。ラッキーだな」

・・・・・コノヤロウ、いっぺん死んで来い!