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英吉利旅行記1日目

4月3日

4時半起き。
あおちゃんと地下鉄の改札で待ち合わせ。始発電車に乗り込む。
名古屋駅から名古屋空港までバスで30分ほど。空港使用料も800円ほどと安い。
これが数年後には電車で一時間以上、使用料も2500円くらいかかるようになるんだろう。新名古屋空港なんてめんどくさいなあ。gucci的にはこのままの規模で十分なんだけど。
名古屋空港から一旦、成田まで飛ぶ。
成田のレストラン街でネギトロ丼など喰らいつつ、家族に電話などしつつ、ロンドン行きの出発を待つ。

飛行機は全日空。
日系の飛行機なんて、何年ぶりだろう?(笑)
私はいつも格安チケット(アジア系“足で漕いでるんじゃないでしょーね!?”的な航空会社(失礼!)の)を使って旅行しているのだけど、今回は時期がいいせいか、それともテロの影響か、安いチケットが全然とれなかったのだ。
つーわけで、信頼の翼、全日空。
・・・のはずなのに、やっぱりビビリ性gucci。離陸のときはあおちゃんの手を握って放さず。水平飛行に入った後あおちゃんの手を見たら、血の気がなくなって真っ白になってた(笑) ごめんよ、あおちゃん・・・。

機内ではハリポタの映画を見て復習、イギリスへのテンションを高める。
十何時間のフライト後、ようやくイギリスはヒースロー空港に到着。
入国審査で1時間くらい待たされる。順番が回ってきて気付いた。窓口は10はあるというのに、入国審査官が3人しかいない。
なんて要領の悪い国なんだ!

ようやく審査を抜けて、HISの係員(ホテルまでは係員が送ってくれることになっている)が現れるまでに両替することにした。
ここでちょこっとトラブル。
「ここにいるね」と言ってたあおちゃんが迷子になった!
さんざ探し回ってやっと見つけると「gucciどこ行ってたのよ!」。
ありー。おれが悪いんかい・・・(爆)

ついでに両替の仕方で彼女とちょいともめた。
私たちみたいなビンボー旅行者(つまり小額しか換金しない)は、レートの良し悪しよりも、いかに換金の回数を減らすかのほうが重要だと思うのよね。レートが205から203になっても、手数料(500円くらい)を何回も取られてちゃ意味ないし。
という考えのもと、私はイギリスで使うであろう金額全部(3万円ほど)を空港で換金。
彼女は旅行中、3回にわけて換金していたけど、もったいないよ〜。

HISの係員の車でホテルへ。
にこやかなフロントマン相手にチェックインをすませて部屋に入る。
ドアを閉めるなり、二人で絶句。

なんじゃあああああこりゃああ!!!
激狭な部屋に、ベッドが1つしかないのだ。
ベッドの上にはバスタオルが2つ。ここに2人で寝ろと言うのか!?
ダブルベッドなら、そして私たちが恋人同士なら我慢も出来ようが、ベッドはセミダブル。ほぼシングルに近い。
ここで4泊なんて絶対無理!!

と、廊下で日本人の女の子2人の声がして、隣の部屋に入っていった。
隣の部屋も同じようなカンジなのだろう。彼女らは我慢しているのか?
何度も貧乏旅行してるけど、いくら安いホテルでも、こんなのは絶対ありえない!
ドミトリーでも一人ヒトツのベッドは確保されているのが当たり前だ!それが二段ベッドだとしても!!

日本人だと思ってバカにしやがって〜〜!!
絶対許さん!!!
メラメラと闘志を燃やしてフロントに電話するも、言ってることが聞き取れず(T_T)らちがあかない。
こうなったら直接フロントに文句を言いに行くぞ!
鼻息荒く立ち上がった私に、あおちゃんが
「もういいじゃん。安いホテルなんだからこんなもんかもしれないよ〜。それに、カッコ悪いじゃん」

キイィーーーッ!ちっがーーーう!!!
そうやって泣き寝入りする日本人が多いから、バカにされてカモられるんじゃ!
添乗員つきのツアーを否定するわけじゃないけど、そういうぬるま湯にばっかり浸かってると損するぞう!

あおちゃんを部屋に残して、フロントに降りていくと、運良くHISの係員に遭遇。
わけを話し、ここのホテルはシングルに二人を泊まらせるのが普通なのかと聞くと、そんなことは絶対ありません!とビックリして一緒にフロントに掛け合ってくれた。
ホラね、やっぱり・・・・・!

交渉はホテル側が渋ったために難航したけど、予約したときの書類のコピーを見せて、強引に部屋を変えさせた。
ツインがいっぱいなので今日はトリプルに泊まって、明日ツインに移動しろと言う。
不正をしたのはそっちなのに、なに偉そうにしてんだよコノヤロウ!(怒)

あおちゃんを連れて(部屋変えられたよというとビックリしていた)トリプルに移る。
天井も高く、ベッドも揃っていて、やっぱり日本人はカモられてるんだなーと実感。
あの階の日本人旅行者たちはきっとそのままだろうな。
教えてあげたいけど、それも面倒なことになりそうなのでほっておく。

しばらく休んで夕飯を食べに外へ出る。
近所のイタリアンレストランへ入って、カルボナーラとピザを注文する。
期待はしていなかったけど、やっぱりマズかった!
ピザは生地がむにゅむにゅしてるし、麺はソフト麺のよう。

あああ、この先が思いやられるよ・・・(笑)