殺人方程式 切断された死体の問題
綾辻行人



この『殺人方程式』はず〜〜っと前から読みたくて気になっていた本で、
本屋さんで見つけた時に即GET☆していたモノ。
でもなぜか読むのが遅くなってしまった(^-^;

『買ったら安心してしまう』
何にしてもこの傾向が私にはあるらしいのです(^-^;
前はそんなことなかったのになあ、なんでだろう??

とまあ、前置きはこれくらいにして(笑)

今回のお話しは、タイトルの通り、
『なぜ死体は切断されなければならなかったのか』
がポイントになっているようです。
まあ、タイトルになってるんだから当たり前っちゃ〜当たり前ですね(^-^;

ストーリーはと言うと・・・
ある新興宗教団体のビルで、貴伝名剛三(きでな ごうぞう)という男が
新教主になる為、屋上で『お籠もり』という儀式を行っていた。
その儀式の真っ最中に、何故か川を挟んだ向かいのマンション屋上で、
その貴伝名剛三の、首と左腕が切断された死体が見つかる。
教団ビルも死体が発見されたマンションも、
人が簡単に出入りできる状況ではなかった。
捜査を進める警視庁刑事・明日香井叶。
彼の双子の兄・響も捜査に乗り出して、怪事件の謎に挑む。
というもの(^^)

この双子の兄弟、叶と響。
どちらも『あすかい きょう』と読むのだそうで(^-^;
引っ越しのサ○イのCMじゃないけど・・・
『ありえなあ〜い』(笑)

どうしてこんな名前を付けられたかも、作中で説明があるのです〜。
そしておよそ刑事に向かない『叶』が刑事になった理由、
これがまた可愛らしい(^^)
その辺は読んでみてのお楽しみ〜ということで♪

死体を運んだトリック、これはなんとなく解ったんだけれどv
(細かいつめはできないけれど・笑)
犯人の予想はおおはずれ〜〜〜でした(^-^;
だってねえ・・・
まあ、よくあるパターンと言えばそうなんだけど。
またしてもうまいこと引っかかってしまいました(^-^;

これまたいつも思うこと。
所々に伏線は張り巡らされているのに、どうしてそれが解らないのだろう。
謎解きを読んで初めて、『あ。あのことがこれと繋がってたのね!!』と気付くのです。
細切れに読むのが悪いのか、
はたまた頭脳のキレが悪いのか(笑)

刑事さんが事件を解くってお話しを続けて読んだので、
今度は探偵モノを読みたい衝動に駆られてます(^^)
でも・・・これには2があるのです〜。
とりあえずはそちらをやっつけていまいましょうか♪
(偉そうに・笑)

今回は恒例のセリフはなし・・・でした(^-^;