おさむさん おすすめシリーズ
第六弾
天才・龍之介がゆく!
殺意は幽霊館から
柄刀 一
またまた天才・龍之介シリーズです。
このお話はシリーズ二作目。
前作は短編集だったのですが、今回は中編になってます。
文字も大きくて読みやすい(笑)
値段もお手頃価格〜♪
私でも2時間で読めたので、普通の方ならちょちょっと息抜き〜って感じで
読めちゃうんじゃないでしょうか(^^)
さて、今回のお話しは♪
龍之介くんのおごり!で温泉旅行にやってきた例の三人(^^)
温泉にゆっくり浸かって観光して、のんびり〜と過ごすはずが・・・
一行が宿泊しているホテルの近くに、今は廃ビルとなっている建物がある。
通称『幽霊館』。
気弱な龍之介、もちろんこの手の類も大の苦手(^-^;
解る気がする(笑)
で、夜になってこれまた近くの観光スポット『間欠泉』を観に行こうと出掛けた三人。
幽霊館の前もおっかなびっくり、何とか通り過ぎ、『間欠泉』の迫力を楽しんでいたのだが・・・
光章と一美さん、ふとした弾み?で廃ビルに見てはいけないモノを目撃してしまう!!
そして翌日、殺人事件が発覚!!
しかも光章たち三人が容疑者に・・・
天才・天地龍之介、さあ出番だ〜♪と思ったら・・・
まったくもって龍之介くんってかなり面白いです(笑)
今回も目一杯やってくれちゃってます。
でも冒頭から天才ッぷりも発揮♪
ちょっとしたトラブルも、ちょちょいっと解決しちゃったりするんです〜。
知識をどんなに披露していても、全然イヤミがないんですよね(^^)
可愛いです♪
一美さん、母性本能くすぐられちゃうんじゃないか・・・とちょっとドキドキしてみたり(笑)
事件の方は、幽霊がらみ(^-^;
幽霊館ってタイトルなんだから・・・って突っ込まないように。
よくテレビとかでも心霊スポットとか言って、廃ビルに入ってなんやかやってますよね。
テレビは演出もあって怖さも増してる感じがしますが(^-^;
このお話は、怖い場面も出てくるんだけど、なんだかほんわかしている感じ(^^)
ひとえに龍之介くんの存在かも〜と思いました♪
かなり龍之介びいきになってます(^^)
幽霊は苦手〜って方でも、そんなに怖くないかも〜です。
あ、でも苦手だったら無理に読まなくてもいいです(^-^;
やっぱりそれなりの描写もあるし。
『殺人鬼』読んでたら平気〜だけど(笑)
(しつこい・笑)
最後の方では健気な、そして可愛い龍之介くんの姿も見られます。
ますますファンになったなんて(^^)
光章さんにもちょこっと良い思い出が出来たみたいだし♪
一美さんもなかなか素敵な女性です(^^)
でも・・・この三人。
私の中で未だに年齢の感覚が変なままだったり(^-^;
ま、そんなことはいいんですけど。
中編といっても、軽く読めちゃう作品なので、ぜひ読んでみて下さい(^^)
『幽霊船が消えるまで』読めるのはいつかなあ(^-^;