おさむさん おすすめシリーズ

第五弾




天才・龍之介がゆく!
殺意は砂糖の右側に
柄刀 一





今回はおさむさんが『日記らしきモノ』でお話しして下さっていた
『IQ190の天才・天地龍之介シリーズ』第一作目です。

おさむさん曰く
『まあ、このシリーズは変に頭を使わず、純粋にエンタメとして読むのが正解でしょう。』
面白くてかる〜く読める本を求めていた私(笑)
これじゃ〜ん♪と思い、メモを片手に本屋さんへ。
あった、あった、ありました〜(^0^)

で、手にとって表紙を見た時・・・お。これは〜面白そうかも〜♪と思いました。
表紙に可愛い男の子の顔が描いてあるんです。
きっとこれが龍之介くんなんだ〜(^^)と一目惚れ(笑)
てっきり17〜8歳かと思いこんでいたら・・・
なんと28歳でした(^-^;
そうは見えないんだけど・・・(笑)

第一印象というか、ピピッと感じたイメージというのはなかなか払拭されないモノで、
読み進めている間も、私の中で龍之介くんはどうしても17〜8歳なのでした(^-^;
ってこんな事書くと、まだ未読の方にもへんなイメージ与えちゃいますね(^-^;
ごめんなさい!!でも・・・どうしても言いたかったんです〜m(_ _)m

さて、お話しの方は・・・♪

おじいちゃんと二人、小笠原諸島の小島でのんびりと研究三昧の毎日を送っていた龍之介くん。
そのおじいちゃんが亡くなり、その後の龍之介の後見人となる予定?の人物に合う為、
一人東京へやってきた。
とりあえず、従兄弟の光章さんの元へ身を寄せ、後見人の中畑保さんに会いに行く予定だったのだが・・・

その中畑さんに会いに行った光章と龍之介だったのだが・・・
行く先々でトラブルが発生してしまうのだ〜。
目当ての中畑さんには会えないし、殺人事件には遭遇するし・・・
でも!!ここで龍之介の頭脳がピピッと働き・・・♪

この龍之介くん、かなりの変わり者。
天才と言うだけあって、科学的な知識はもちろん、いろんな雑学的な知識も膨大らしい(^^)
でも、生活力には乏しいらしい(^-^;
都会に来たのも初めてで、戸惑うこともしばしば。
気弱で頼りない。とは光章談(^-^;
それでも事件のトリックを見破り、犯人を追いつめる探偵っぷりは立派です(^^)

光章のガールフレンド・一美さんを巻き込んで、
中畑さんを探す旅(?)は続くのでした(^^)

このお話しは短編集になっているのですが、それぞれお話しが繋がっているんです。
龍之介・光章・一美さんの会話を読んでるだけでも面白い(^^)
龍之介くんのおとぼけっぷりが最高〜です♪
ホントにおさむさんの仰るとおりだ〜♪と思いました。
難しい科学の話なんかも出てくるんですが、
そんなのはさら〜と読み流しました(^-^;
だって、考えてもわかんないし(笑)
おさむさんも仰ってるじゃないですか。『頭使わず〜』って(^^)

一つコナンくんを思い出したお話しがありました。
『銀河はコップの内側に』
これは飛行機の中で殺人事件が起こるんですが、
これって『工藤新一最初の事件』ばりじゃん〜と嬉しかったり(^^)
龍之介くんが高所恐怖症なのも『おっちゃんみたい〜』と思ったり♪
で、この『銀河はコップの内側に』ってタイトル。
読み終わったらへぇ〜〜〜♪って思いました〜。
何でか・・・って言うのは読んでみて下さいね〜。
龍之介くん、とぼけてばっかりじゃなくて、すごく優しくて綺麗なんだ〜って思いました(^^)
あ、心が。ですよ(^^)
あれ、ちょっと試してみたいなあ〜なんて♪

我孫子先生の『人形』シリーズと共に、おすすめです〜(^0^)
誰に向けてのメッセージなのか・・・♪