おさむさん おすすめシリーズ
第二弾
黒猫の三角
森 博嗣
今回は『Vシリーズ』の一作目。
実は私、この『Vシリーズ』の『V』が誰のことを指しているのか、全然解らなくて、
この本を読み終えてなお、考えてました(^-^;
ず〜〜〜〜〜っと考えて、かなり時間が経った頃・・・
『あ!!紅子さんのVだ!!』ってことに気付きました♪
紅子さんって誰?って方へ(^−^)
このシリーズのレギュラー陣をご紹介します〜。
瀬在丸 紅子(せざいまる べにこ)さん。 科学者。
保呂草 潤平(ほろくさ じゅんぺい)さん。 探偵。
小鳥遊 練無(たかなし ねりな)くん。 大学生。
香具山 紫子(かぐやま むらさきこ)さん。 大学生。
根来 機千瑛(ねごろ きちえい)さん。 瀬在丸家の執事。
林(はやし)さん。 愛知県警刑事。
林さん以外、振り仮名がないと読めない名前ばっかり〜(笑)
特に『小鳥遊』なんて何度も振り仮名を確認してや〜〜〜っと覚えました(^-^;
名前だけでなく、キャラもとっても個性的な面々です(^^)
さて、どんなお話かというと・・
阿漕荘に住む探偵・保呂草潤平の元に、小田原静子という女性からある依頼がきた。
一年に一度決まったルールで起こっている殺人事件の
今年のターゲットが自分かもしれない・・・という。
それをほのめかす脅迫状が、彼女の元に届いていた。
保呂草潤平は殺人予告日の夜開かれる小田原家のパーティで
静江の警護を依頼されたのだ。
小鳥遊練無、香具山紫子と共に仕事に向かった保呂草だったが、
パーティの最中に静江は予告通り、殺されてしまった。
静江が殺害された部屋は出入り口も窓も施錠された密室。
屋敷の外には保呂草と練無が、家の中には紫子と紅子が、いた。
犯行現場にはもちろん誰も出入り出来たはずはなかった・・・
しかし、練無は犯行時刻、誰もいないはずの静江の部屋に、
怪しい男の姿を目撃する。
その男がその場に実在したのなら、どうやって出入りしたのか。
この殺人は一連の連続殺人事件と繋がりがあるのか。
あっと驚く結末が待っている・・・・・・かも(^^)
なんかどんどんあらすじが長くなっているような気がしますが(^-^;
このお話しの感想を語ろうと思ったら、どうしてもネタばれしたくなってしまいます(笑)
もう言いたくてウズウズ〜〜〜(爆)
でもそれはタブーなので、我慢、がまん(><)
推理小説を読むには右脳が活発に働いてくれることが
重要な気がします(^^)
例えば、事件が起こった家の間取りをば〜っちりイメージできるとか。
建物の位置関係が地図のようにイメージできるとか。
私の右脳は錆びついているようで(左脳もだろ!!って突っ込まない!笑)
どうもうまくイメージが出来ない・・・
というか、場面どうしが上手く繋がらないんですよね〜(^-^;
断片化してるというか・・・
それが上手く繋げられるようになったら、もっと楽しめそうな気がします(^^)
もちろん犯人とかも解っちゃったりなんかしちゃったりして〜(笑)
それでも自分なりに色々考えたりもしつつ、読んでいるので、
何度も前の方を読み返したりするんですよね〜。
時間がかかってしょうがない(笑)
それでも謎が解けない私の頭脳って・・・( ̄□ ̄;)!!
このお話に出てくる保呂草さん。なかなか良い感じ〜なんですよ♪
またファンになっちゃいました〜(^0^)
続編を読むのがすご〜〜〜〜〜く楽しみ!!
めっちゃくちゃ楽しみ〜〜〜〜〜なのです\(^o^)/
その理由は・・・読んで貰えたら解ります♪
あ、後ですね。このお話しは登場人物の中の誰かが書いたことになっているんです。
それが誰なのか〜を当てるのも一つの楽しみなんですよ〜。
私はこっちの方も見事に大ハズレ〜でした(^-^;
まったく・・・・・・(笑)
これを書きながら気付いたこと。
文庫本の裏表紙に簡単なあらすじが書いてありますよね。
あの部分、『小田原静江』が『静子』になってました(^-^;
あらら・・・(^-^;
最後に、タイトルの『黒猫の三角』。
思わず『へぇ〜』ボタンを押したくなるかもしれません(笑)
森先生の作品は理系の方には面白いんだろうなあ(^^)