銘柄分析 |
東証1部:4732 | USS | オークション実績と決算の関係は? |
2005/04/09:検討
2004年度のオークション実績が発表されました。
普通に考えれば、開催回数が増えれば、出品台数も増え、
成約台数も増えるというストーリになります。
オークションの出品と成約には各々手数料が必要で、
それが会社の利益となる仕組みです
次の表は年度毎の開催回数と前年度に対する増加率を一覧に整理したものです。
緑色:2004年度の実績
黄色:四季報予想
年度 | 開催回数 | 前年度に対する増加率 | ||
出品台数×成約台数 | 売上 | 経常利益 | ||
2000 | 531 | |||
2001 | 549 | 122% | 120% | 125% |
2002 | 584 | 132% | 130% | 142% |
2003 | 598 | 134% | 125% | 118% |
2004 | 677 | 142% | 120% | 120% |
これを見る限り、
・出品×成約台数の増加率
・売上高の増加率
は比例関係にあると思って良さそうです。
2004年度は開催会場の増加もあり、出品×成約台数の増加率は
ここ数年でも最高の増加率を示しています。
という事で、5月の決算発表において、業績の上振れを予想しても
あながち間違いでは無い気がします。
※利益に関しては、会場を増やした為の費用も発生しているはずなので
そんなにサプライズは無い気がします。
■ TOP