2026年
1月1日(木)絶望の極み

 2021年の1月1日には、以下のようなことを書いていました。

 今年は大したことはなさそうです。天皇制が廃止され、共和制に移行します。「道義的責任を痛感」するやつは、「道義的責任を痛感」するだけではなく、法の裁きを受けます。虚偽答弁の定義はないと言ったやつは、虚偽答弁の定義を毎日10時間、365日にわたって筆記し続けます。「みなさん、こんにちは。〇ー〇ーです」のじじいは、毎日「みなさん、こんにちは。〇ー〇ーです」と「その批判は当たらない」を交互に1万回ずつ唱え、合間合間にパンケーキとステーキを食べ続けます。「わめきたいのか、討論したいのか」と言ってる割にはおまえが「討論していない」とARDに報道された民族の祭典会長はオリパラを中止し、その後オリパラは禁止されることになり、これまでかかった経費は電2とパソ中と猪瀬直樹と森喜朗がすべて支出することになり、電2とパソ中は死滅します。雨合羽とイソジンと平熱は、田中康夫が自宅に引き取ります。すべて起こるべくして起こるだけの、ごくごく当たり前のことです。

 まったく実現されていなくて絶望の極み。



1月2日(金)さっぱりわからない
 
 いつから年末は殴り合いをショーとして見せることになっているのか存じ上げませんが、ああいうのを見て、みなさん「スカッ」とするのでしょうか。さっぱりわかりません。そして年明けは、ひたすら走る。人が走っているところなんて見ていて、なにが面白いのか。これまたさっぱりわかりません。
 


1月3日(土)キリ番
 
 もはや死語になって久しい「キリ番」であり、その意味すらご存じの方のほうが少ないでしょう。1,000のときと10,000のときには、踏んだ方にプレゼントをしました。100,000のときは、当時の掲示板にペンネームで名乗り出てくださった方がいらっしゃったのですが、実名がわからず、したがってなにもプレゼントできませんでした。実は150,000でやめようと思っていたのですが、いつの間にか過ぎていて、タイミングを逸してしまいました。もうあと少しで200,000です。
 


1月4日(日)明確に侵略
 
 アメリカがやらかしていることは、2003年にアメリカがイギリスたちと一緒になってイラクにやらかしたこととほぼ同じで、違うとしたら、あのときはイラク国内でイラク人たちにフセインを裁かせたけれども、今回はアメリカへ拉致してアメリカで裁判にかけている点でしょうか。石油利権がなにより重要であることは同じで、それを正義の名のもとに行っている点も同じ。フセインがとんでもない独裁者であるという宣伝がなされたように、これからマドゥロがとんでもない独裁者であるというキャンペーンがますます繰り広げられるでしょう。しかしだからって、主権国家の内政に他の主権国家が介入すれば、それは通常侵略と呼ばれることに変わりはないんですけどね。
 

1月5日(月)ろくでもない
 
 ドイツの首相がアメリカについて明確にコメントできないというのは、どういうわけだろうか。批判したくないのなら支持を表明すればよいところなのに、明確に支持を表明するわけでもなく、かといって国際法に違反しているとか、言うわけでもない。フランスは奇妙で、フランス政府は外務省から、明確に国際法に反していると批判の声明が出されるのだが、みんなにいい顔をしたいマクロンは、アメリカを支持する。かつてアメリカと一緒になってイラクを侵略した国王のいるあそこは、独裁者の統治の終焉は喜ばしいなどと抜かしてしまう。まあどうせ5年くらいしたら、BBCが、アメリカのふるまいは誤りだったとかなんとか、正義の味方面していけしゃあしゃあと言うことだろう。サイテーだな。
 

1月6日(火)だって民営化ですよ
 
 「賞」と名のつくものはたいてい政治的だろうけど、通常は、ノーベル平和賞ほど露骨に政治的であったりはせず、少しは政治的であることを隠そうとするものだろう。昨年ノーベル平和賞を授賞したベネゼエラの民主化運動の旗手だかなんだかは、トランプの息子との対談で、国営の石油産業を民営化すると、さもそれがよいことであるかのように言ってたやつで、言うまでもなく反マドゥロだった。世界中でこれまで民営化してよかったものなんてあったんだろうか。少なくとも、民営化を推し進めるやつらにはろくなのがいないということは確実に言える。
 

1月7日(水)スマホ
 
 昨日も一昨日もスマホを大学に置いたまま帰りかけて、はたと気がついたのですが、今日ははっきりと忘れました。実は、4日も置いたまま石橋方面に下りかけて、忘れていることに気がついて、部屋へ取りに戻ったのでした。ということは、3日連続で忘れかけて、4日目には本当に忘れたということになります。もうダメでしょう。ダメだと思います。いったいなにがスマホ忘れを招いているのか。なんちゃって分析医だと、どう分析してくれるのでしょう。
 
 
 
1月8日(木)抑圧
 
 ついでに言うと、むかしはよく電話をかけられない夢を見ました。それも、いまや触ったことがない人の方がきっと多い、公衆電話をかけられない夢です。かけられないパターンは「なんでそんなことを思いつくんだ!」と思うほど、ヴァリエーションに満ちていました。まず、公衆電話までたどり着かない。やっとたどり着いても、ポケットから小銭をとり出せない。やっととり出しても、投入口に入れられない。せっかく入れても、ダイヤル(!)をミスする。ちゃんとダイヤルしても、つながってすぐに切れる…。ははーん、コミュニケーションに絡むことを抑圧しているのだろう。
 


1月9日(金)目くそ鼻くそ
 
 ガザでの虐殺の最高責任者にわざわざ会いに行った超党派の議員たちがいて、ガザでの虐殺の最高責任者から感謝されて喜んで一緒に写真に収まっているわけですが、要するにこの人たちは虐殺を支持している人たちということです。なんなら形式的には、このガザでの虐殺の最高責任者から感謝されて喜んで一緒に写真に収まっている議員たちに投票した人たちも、虐殺の支持者ということです。議員のなかに、代表のパフォーマンスが鼻につく元号政党に所属する人がいて、内部で、やれ除名だ議員辞職勧告だ、やれ無罪だと揉めているようですが、どーせ思想性なんてない人たちなんだから、どっちにしても目くそ鼻くそです。
 

1月10日(土)「集団殺害」て
 
 東京新聞はいったいどういうつもりなのか、「集団殺害」なる語をわざわざ選んで報道しています。浪速大学のあるぼんくら教員と同じく、ジェノサイドと認めたら死ぬ病にでもかかっているのでしょうか。だったら一刻も早くヘノモチンでも飲ませて治療しなきゃダメです。まさかジェノサイドという語を用いないことで中立性が確保できているとでも考えているのでしょうか。そのうち「グループ殺害」とか、いっそう訳のわからない語を編み出すのではないかと思う。
 

1月11日(日)靴ペロの人たち
 
 なんか解散だとか言われ始めているので、内閣総理大臣の靴ペロメンバーを列挙しておきましょう。小室哲哉、デーモン閣下、こっちのけんと、Awich、村上隆、押井守。なにかに呼ばれていそいそ出かけて一緒に写真におさまった方々です。せっかくなので、森羅万象担当大臣のゴチになりますメンバーは、大泉洋、中井貴一、津川雅彦、奥田英二。タイプするだけでもサブいぼが立つほどの気色の悪さです。なぜか一般的には好感度が高いけど、靴ペロ体質が透けて見える感じではじめっからまったく嫌悪感しかなかった最初の人は、文字通り靴ペロの人でした。
 

1月12日(月)イチロー
 
 関西メディアは吉本の芸人たちとともにある政党のプロパガンダとして忙しいわけですが、かつて知事であり市長だったことのあるその人物をあたかも識者であるかのように扱っちゃったりしたら、いくらなんでもやりすぎがバレるだろうと思うのですが、どうもそうではないようです。その方が、政党とは、政策を実現する結社だとかなんだとかとおっしゃっているようですが、なるほど市役所ロビーが使えなくなるほどコロナ対策として雨合羽を集めたり、喫煙するために公用車を利用したり、スパへ行くために公用車を利用したり、たしかに立派すぎて失笑すら出ない政策を着実に実現していましたね。
 
 
1月13日(火)目くそ鼻くそ
 
 なにやらの式典で侵略戦争の最高責任者を生み出した一家の繁栄を願うような歌が流され、そのときに起立しなかったというまともな人が叩かれているようです。てっきり、叩きに行った臣民の方が叩かれるのかと思っていましたが、実際にはその逆です。まあ、そりゃ殺人集団に親近感をもってしまう臣民たちが90パーセント以上もいる共同体なのですから、不思議はないですか。他方、起立しなかった人に賛同する臣民の中にも、自分たちはDPRKじゃないという言い方をする呆けぶりで、ほとんど目くそ鼻くそ状況です。
 

1月14日(水)白黒はっきり
 
 パーレビの関係者なんぞが出てきて、パーレビの関係者なんぞをインタヴューするのが後出しじゃんけんの得意なBBCで、パーレビの関係者なんぞを後押しするのがウクライナにせっせと武器を供与するEUで、パーレビの関係者なんぞが戻ってくるのを待つように「イランはもうすぐ終わる」などと垂れ流すのがドイツ首相だという時点で、もう白黒はっきりしているじゃないですか。
 

1月15日(木)他山の石未遂
 
 自転車乗ることだけが取り柄だったやつが国会議員になり、小さなことからこつこつと首班指名は中曽根に投票するやつが出てきて、雨合羽集めるのが得意なやつとかサラ金業者の顧問弁護士だったやつなどなど、大阪は他山の石となることに決めてきたわけですが、どうやらその努力むなしく、害悪は大阪だけでは支えきれなくなってきてしまったようです。知事になろうと市長になろうと、もうどうでもいいから、副首都クソ計画だけでもぶっつぶさないと。

 

1月16日(金)捧げる
 
 アメリカ大統領の息子と国営の石油産業を民営化するという話で盛り上がってしまった反体制派の平和賞受賞者は、アメリカ大統領にそのメダルを捧げると言ってたわけですが、それはレトリックではなく、ホントに手渡しに行ってしまいました。受賞者はそれを他の人物に渡したりしてはいけないと、授与者は言ったようですが、もう授与しちゃったわけだし、あとはもらった者が好きにしていいんじゃないんですかね。たんに人を見る目がなかったということでしょう。めでたしめでたし。
 

1月17日(土)面目躍如
 
 イスラエルに招待されて自民党の連中と一緒にジェノサイドの最高責任者に会いに行きともに集合写真におさまった元号党の議員が、離党届を出したそうです。あそこの幹事長は、何の処分も科さないようなことを言ってたはずですが、突如、公認しない決定が下されたようです。この人物を守るよりも切った方が選挙にはプラスだと、悪知恵しか働かないカレー食人あたりが考えたところでしょう。さすがポピュリストの面目躍如です。
 
1月18日(日)哲学研究

 金曜から、大阪哲学ゼミナールを開催しました。レクチャーは、暴力、とりわけ破壊的暴力が生じるメカニズムを哲学的に解き明かすことがテーマ化され、3日間、非常に充実した時間となりました。ひとつひとつ概念を厳密なものとし、議論を精緻化していく作業は、非常に面倒なことではありますが、しかしそれだけいっそう楽しいことでもありました。ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
 


1月19日(月)田中康夫が悪い
 

 日経にすら、「大阪ダブル選は選挙をもてあそぶ愚行だ」と言われてしまっているにもかかわらず、それでもきっと圧勝するんでしょう。まあ、アホらしくって他に立候補がなく無投票ということになるのでしょうけど、しかしそれはけっして信任されたことを意味するわけではありません。辞めさせられたわけでもなく、みずからホイホイ辞めたやつが立候補するって、いったいどういう了見なんだろう。すべて田中康夫が悪い。



1月20日(火)なかみちたち

「存立危機事態での自国防衛のための自衛権行使は合憲」だそうです。これに「感動したっ」男の語法、自衛隊がいるところは戦闘地域ではない、なぜなら自衛隊は戦闘できないからだ、が重なれば、憲法に違反することなく、堂々と殺戮が行える。自衛隊による殺戮が行われたのであれば、それは自衛権の行使であり、自国防衛のためであり、そこには存立危機事態が成立していたのだ、というわけ。言うまでもなく、軍隊による殺戮はいつでもすでに自衛のためだ。ナショナリズムがいつでもすでに健全であるのと同じことだ。なんか言えよ、健全なナショナリスト。



1月21日(水)どれにすれば
 
 なかみちたちに投票しなかったら、もっとひどいことになるぞ、だからなかみちたちに投票せよ、と言う人たちがいます。なかみちたちは、じゃあトランプに逆らってくれるのか。いや、トランプには逆らってくれないけど、しかしもっとひどいことにはならないぞ。トランプには逆らわないけど、もっとひどいことにはならないなんてことがありうるのか。じゃあ、なかみちたちじゃなくって、田中康夫案件につながる方でいいのか。それらどっちでもない人たちは、女性のことを考えているふりだけだしな。何重にも鼻をつまんで、どれにすればいいのやら。


 
1月22日(木)信用するやつが悪い

 一度辞めてまた立候補するというのが大好きな人たちと、一度辞めてまた立候補するというのが大好きな人たちのことが大好きな人たちがいますが、こういう人たちが対立候補を立てられないことについておっしゃるには、ひとえに準備をしていないのが悪いのだそうです。つまりこうでしょう、「もうやらない」なんて発言を信用したおまえらが悪い、わしらをだれだと思ってるんだ、コロナ対策に雨合羽を送らせ、対処に困って取りに来させた実績を忘れているのか、コロナの死者数全国一の行政手腕を忘れているのか、信用するにもほどがあるぞ、ボケ、ですね。



1月23日(金)3Kですら
 
 衆院選の公示まで、選挙活動のできない他党を差し置いて、知事選があるから活動できるも〜んの政党について、あの3Kですら、「大阪知事選はフライング衆院選か 知事候補出さない政党は活動禁止 続く維新の独り相撲」という見出しをつけています。こんな言いようは不当ですよね、だってようやってはるイソジンさんのおかげでダブル選にしていただき、コストが大幅に削減されたんですからねー。でも、やらなきゃコスト0なんですけど…。ここで選挙したって、1年ちょっと後に、任期が切れてまた選挙するんですけど…。すべては田中康夫のせいだ。
 
 

1月24日(土)よくわからない

 北大西洋条約機構に対してワルシャワ条約機構を構築するというのは、まあ、それぞれが自己の正当性を要求するという自然状態においてはわからないことではないでしょう。それに対して、国際連合というのは、世界規模での法的状態であり、すでに自然状態を脱却していることが前提になっているのだと思っていました。ところが、不動産王によるなんちゃら評議会は、国際連合による法的状態とは別の法的状態を打ち立てるものであるように見えます。これって、世界はいまなお自然状態にあるということなのか、それともそっちじゃなくってこっちが本物の法的状態だってことなのか。よくわからない。



1月25日(日)それならまだ
 
 ロシアまで参加するなんてことになったら、もはや収拾つかないではないかと思わなくもないのですが、ロシアの場合はひょっとすると、パレスチナのことに関してだけ参加するという道をとっているのかもしれないという可能性もないわけではなさそうです。なぜなら、なんちゃら会議でパレスチナ代表を抜きにしていわゆるパレスチナ問題(けっして、パレスチナが問題なのではなく、パレスチナがふっかけられてきた問題)が取りざたされている一方で、ロシアではパレスチナ代表との会談が行われているからです。
 


1月26日(月)ろくでもない 

 かつて、「私はめったにテレビ番組なんてほめないけど、これは私が絶賛する数少ない番組の一つだ」と、ある方がおっしゃったので、それまで胡散臭いと思っていたそのテレビ番組を、断然唾棄すべきものだと思うようになったのですが、それがもうはるか30年近く前のことで、とっとと終わった方がいいと思っていたその番組がまだ放映されていることを知りました。ええ、そうです、たんなる虐待の話をエンターテインメント化したやつです。ろくでもない。
 


1月27日(火)ろくでもない 2

 「まだ放映されている」のを昨日知ったかのように書いたのは、大嘘でした。あの弱い者いじめをすることが芸だと勘違いしているさまざまな差別主義者が、「局長」かなにかをしていたことを知っていました。あるいは、放送作家はなんちゃら党の人だったのではなかったでしょうか。要するに、そういう番組だし、そういう局なんでしょう。前の「局長」のころはすばらしかったとか書かれているポストも見ましたが、そいつって山田勇の悪事を知ってたくせに刑事告発もなにもしなかったやつですから。
 


1月28日(水)ピー

 いまどきそんな古典的な収賄が成立するのかと思うほど古典的な収賄がアカデミズムが絡むと起こりうるのでしょう。めったなことを言うとろくでもないことになるので言葉を選ぶ必要がありそうですが、研究費が足りなくて仕方なくとかじゃないようで、もはや何重にも詰みの状態です。これで今後どういうイーラーニングが課されることになるのかわかりませんが、また教えていただくことが増えるのでしょう。カネが絡むのって、たいていあの界隈であってこの界隈はもっとせこい(ピー)。
 


1月29日(木)アホか
 
 これで全学部の全教員に外部との付き合い方について厳しい通達があり、事務方の作ったイーラーニングの講習が義務づけられ(って、まだ義務づけられていないんかい!)、それでみんなドン引きして産学協同が死んでいく、などという心配をなさっているその大学の内部の方がいらっしゃって、むしろそういう心配の仕方こそがドン引き案件じゃないのかって思います。そもそも産学協同なんて、それ自体が死じゃないかとかいう視点はないのでしょう。接待の内容は女性差別に他ならないわけですが、東海地方の公立大学のフェニズムの大先生あたりだと、それは女性が主体的に選んだ職業であるし、それを買って何が悪い、とか言ってくれそうですね。よかったですね。アホか。
 


1月30日(金)どうなってるのか

日本の大学に来る外国人は、だいたい能力が低く、トラブルメーカーが多い」らしく、「なので、何処の馬の骨かわからない外国人からのメールは、基本無視」するなどと、ご自分の経験を元にSNSで堂々と書いてしまう大学関係者がいらっしゃるようです。接続詞に「なので」を使ってしまうような人だから仕方がないとか、この方の専門領域があれだから仕方がないとか、そういう言い方はそういう言い方で、これまた能力差別に他ならないので、そんなことは言いません。外国人差別を実名を使ったSNSでばらまいてはいけません。
 


2月7日(土)パクリ
 
  ちょっと片づけないといけないことが多すぎて、おお杉田玄白、おお杉謙信と、武士飯の拙者の物言い(「うま杉田玄白」「うま杉謙信」)を変形させて流用するほどです。まだ最低でもみっつくらいは報告書を書かないといけなくて、報告書を書くためには元のテクストを読まないといけなくて…、という営為が残っています。もともといろんなことを行うのに時間がかかるので、計画を立てて日々生活しないといけないのに、みんなが大好きな「偶然性」に襲われてしまうわけです。おまけに明日はちょー寒いらしい。


2月8日(日)余計なお世話だ
 
 通常は、職場で期日前投票を行うことにしているのですが、今回は投票所入場整理券なるものが間に合わず、まあ、それがなくても選挙人名簿に名前があれば期日前投票もできるそうですが、ともかく職場では投票できず、昨日蛍池の会場で投票を行いました。投票にたどり着くまでにいろいろあってすでに発火しそうでしたが、投票用紙を配布されるときに、「候補者名をお書きください」と言われたので、「書かなくてもいいんですよね」とわざわざ確認しました。この人たち、親切心のつもりなのかもしれませんが、余計なことを言っちゃいけません。へんなことを言うじじい扱いはいいけど、ちゃんと考えて欲しいところです。
 

2月9日(月)そこへ入れちゃうわけだ
 
 今回、辞めますと言ったやつが立候補するとかいうアホ気な選挙もあったし、選挙区と比例区もあるので、だからそのへんのところを間違えないように、候補者名を書けとおっしゃったのでしょうけど、それが余計なお世話なわけです。そこで間違えるのであれば、それは間違える方が悪いだけの話であって、それを防ぐために、白票を認めないなんて、それはそれでおかしいでしょう。ところで昨日は会場がごった返しで、前の人の投票用紙とかが丸見えで、若い方があらあらイソジンに投票しちゃうんですか、と思わせてくれました。いや、ひょっとしたら、「イソジンのアホ」って書いていたのかもしれませんが…。 


 
2月11日(水)せっせと
 
 今日は言うまでもなくせっせと出勤しました。当然でしょう。そしたら学生たちが主体で行われる哲学ワークショップも本日開催でした。祝えない人々がたのもしい。それはそうと、しばらく前から人文系学問がどうのこうのとくっちゃべってるのがいましたが、思い出したように「文学部は役に立たない」ポストがまわってきました。もう何度も繰り返していますが、これに対して「いえいえ、役に立ちますよ」なんて言ってしまう人たちは、「役に立たない」と言う人たちと同様に、たんなる差別主義者です。人生の岐路において文学部で学んだことが役に立つとかふざけたことを言ったふざけた人もいたようですが、ふざけるのもたいがいにしないといけませんね。
 
 
 
2月12日(木)役に立ちません
 
 「役に立たない」に対して「役に立つ」という反論をすれば、結局は、役に立つことが正しいことであると考えていることになるから、だから、その手の答え方は不正なんです。人生の岐路において文学部で学んだことが役に立つとかふざけたことを言うことも、役に立つことが正しいことであるというイデオロギーに乗っかったままの素朴な発想に基づいています。役に立つかどうかと正不正は、まったく異なる事柄です。「役に立たない」と言われたら、「ええ役に立ちません。それが何か?」と訊き返すべきです。これこそは、ソクラテスのやり方ですが、これまたどっかのあれな人たちがやらかしているソクラティックなんちゃらとは、何の関係もありません。
 
 
 
2月13日(金)大先生
 
 ゼミでナチスのまねごとをすることをウリにしているハイルなんちゃらの人も、やはり人文学が役に立つことを力説していました。そりゃそうかもしれません、なんつっても優生思想ですから。この人、@以下が、苗字+senseiなんですよ。ご自分でご自分のことをsenseiなんですね。どーせ、突っ込まれたら「専制」だとか逃げそうですが、まあ大差ありません。いや、なにが面白いって、自分のことを「博士」と呼ばせる大先生もいましたっけね、って思い出したもので。
 


2月14日(土)論点先取
 
 選挙結果を受けて、「物事を真剣に考えていない」だの「自分の頭で考えていない」だの、さらにその応用編としての「政府は国民以上のものではない」だのいう言説があって、人のことを「衆愚」だと言ってのけるあなたは何者ですかと思わずにはいられない。「××と考えられないのは、自分の頭を使って考えていないからだ」という言い方は、「××」と考えることが正解であると前提されていて、そこへ到達していない人のことを「自分の頭を使って考えていない人」と呼んでいるだけなので、論点先取以外のなにものでもない。では、「××」と考えることが正解であると、なぜあなたにはわかるのですか、と問いたいところだが、まあ、答えを聞くことはできないだろう。



2月15日(日)無邪気であることが許されない

 ある新喜劇の俳優のツベを定期的に見ていました。なんということはないのですが、朝食を作るところがうらやましくて、その他のところもまあまあ見ていたというわけです。ところが、おそらく無邪気なんだとは思いますが、渋谷における宮下公園と同じことがやられた西成の「リゾート地」に泊まりに行って、そこがいかにすばらしいか、皇国屋のごとくに宣伝を垂れ流しているのを見かけてしまってから、もう見ることができなくなってしまいました。ひょっとしたらチャンネル登録していたかもしれないので、更新されるとまだ頻繁にトップに出てきますが、皇国屋に加担するくらいなら死んだ方がましなので、見ることができません。
 


2月16日(月)どんな罰ゲームなんだか

 どうして組合にも入らなかったくせに組合が経営者になじられながら勝ち取ったFA権を組合員でもなかったくせに一番最初に行使したようなやつの言うことをみなさん聞きたがるのでしょうか。オレ流とか言ってるんだから、ひとりで好き勝手やってりゃいいんで、みんなで無視してやればいいのに、なぜかその言葉をありがたがって聞くわけです。そもそも、日本シリーズで8回まで完全試合していた投手を交代させるようなつまらないやつなんですよ。親の遺言とか言って讀賣へ行っちゃうようなやつなんですよ。ゲロしかでない。
 
 
 
2月17日(火)きっとそれ系

 なんちゃら新聞でストリップについての記事がでかでかと文化面に載ってるとかで、てっきり批判的なポストかと思ったら、「とても良い記事なので是非一読を」だそうです。記者の名前まで記されていて、その記者はなんちゃらクイーンの記事も書いたことのある人だそうで、なにからなにまで首尾一貫してます。バトラーと言えば、なんちゃらクイーンのことしが頭に思い浮かばないあほんだらもいましたが、きっとそれ系でしょう。「抑圧からの解放」って、いったいどのような「抑圧」にどれほど「抑圧」されたことがあるのやら。
 

2月18日(水)「デマだ」がデマ

 ある政党の支持者やその政党の党員たちが、右翼政党の演説の妨害をしたりその支持者たちに物理的な暴力を行使したりするわけですが、そんなシーンを見せられると、快哉をあげる人たちよりもはるかに多くの人たちが眉をひそめると思うのですが、そうでもないのでしょうか。おまけにその政党の議員たちは、その暴力集団との関係を指摘されると、「デマだ」と言うのですが、楽しそうに一緒に写真に収まってしまっているのは、AI生成だとか言うのでしょうかね。



2月19日(木)優れもの
 
 Google検索のAIを使ったやつがどんなに優れものかというコマーシャルがあって、「京都2泊3日の旅行がどうしたこうした」と尋ねると、こんなふうに返事をしてくれる、ということが示されるのですが、いやいやAIもまだまだだな、と思いました。「京都2泊3日の旅行がどうしたこうした」などと問われたら、「そんなところへ行ってはいけない。おわり」と答えるAIこそが、優れものですよ。おまえ用にカスタマイズされたやつならそんなふうに答えるだろうよ、と言われるかもしれませんが、それじゃダメで、だれが尋ねても、そんなふうに否定してくれるAIこそが優れものだと言いたいのです。そういえば、「否定してはいけない」とかバカ言ってる人もいたようないないような。
 

2月20日(金)ろくでもない

 ゼレンスキーが高市早苗に会いたがっているそうで、ここから、それみろ高市早苗はろくなものじゃないことがよくわかる、という帰結を導くべきか、それとも、それみろゼレンスキーはろくなものじゃないことがよくわかる、という帰結を導くべきか。正解は、ここから、EUにカネをせびってももうくれないから、イエローモンキーにカネをせびることにした、という帰結を導くことにあります。ゼレンスキーがろくでもないことも、高市早苗がろくでもないことも、どっちも当初の命題とは関係なく、知られていることです。
 

 
2月21日(土)21世紀なのに

 後出しじゃんけんが何より得意なBBCが、いったいいつになったら断頭台へ引き連れるんだのいまだに国王なんぞが存在する世界でもっとも早く囲い込み運動を始め労働者を虐待し植民地を蹂躙した国家の元王子とやらが逮捕されたと報道していました。問題は、元王子とやらが逮捕されたことなんかじゃなく、元王子なんてものがいまだに存在していることですよ。その元王子の兄を完全に無視して握手も何もせず間にいるマクロンをどぎまぎさせたプーチンはすばらしい。
 

2月22日(日)びっつら
 
 相変わらず、自分の頭で考えない者が多い、と嘆くことによって何事かを語ったつもりになる人が散見されますが、こういう人って、じゃあその人たちは板子か何かだとお考えなんでしょうか。自分の頭以外を使って考えるなんてことができたとしたら、それはにわかには信じがたいほとんど奇跡みたいなことだと思うのですが、そんなことができる人がたくさんいるなんて、これはもう奇跡の宝石箱や〜(ちょっと違う) 案件ですよ。そんなわけで、「自分の頭で考えろ」と言う人には、ぜひ、「自分の頭で考えていない人を連れてきてください」って言ってみましょう。
 


2月23日(月)あれがそれではないがごとく

 今日は言うまでもなく、水が高きから低きに流れるがごとく、地球が太陽の周りを自転しながら公転するがごとく、おそらくセックスはつねにすでにジェンダーだったであろうごとく、平和とは一切の敵対行為の終結であるがごとく、ところが××は〇〇であるがごとく、出勤しましたよ。こんな日に間違って休んじゃった人は、祝っちゃった人ですよ。大丈夫ですか。そんな人が9条守れとか、どうしてそもそも「9」なのかとか、不思議に思わないのだろうか。
 

2月24日(火)感謝感激雨あられ

 いろいろあって2026年のページの更新がうまくいかないどころか、1月半ばまでで消えてしまったので、復旧しなければならず、復旧途中をアップするのもどうかと思ったので、一時接続できないようにしたら、きっと突撃されて削除しなきゃいけなくなったのに違いないと心配してくださった人がいて、感謝感激雨あられ(と、武士飯の武士も言っていた)。突撃されたら突撃されたことをまたねちねち書き連ねますからね。そのときは掲示板を燃やしちゃってください。
 

2月25日(水)ひどいやつ
 
 エプスタインともお友達であることがバレちゃった武器ちょーだい男がまだまだ戦い続けないといけない理由は、もちろん、このまま停戦を迎えてもそれは敗戦であり、自国民たちから吊るされてしまう恐れがあるからでしょう。だからきっと、不動産王のいるところか、いまだに国王なんぞがいるところか、妻にひっぱたかれた大統領がいるところか、その辺に亡命できることがわかった時点で、とんづらすることでしょう。ひどいやつだ。



2月26日(木)『メモリー:操作殺人』
 
 まだ時間が半分も残ってるのにここから引っ張るとは、往年の土曜ワイド劇場かよと思っていたら、とんでもありませんでした。自己暗示にかかりやすいとかいう話が出てきますが、そう言われれば、私は暗示にかかりやすい人でした。むかしつき合っていた人が、陰で「あの人は暗示にかかりやすい」と言っていた、というのをまた聞きして以来、暗示にかかりやすくなったのでした。これぞ正統派の暗示にかかりやすい人じゃないでしょうか。やったぜ。


2月27日(金)要するにゲロ
 
 そういえばあのTシャツ男、国会なんぞへ招いて、スタンディングオベーションしたんだったか。アホですねー。そんなことをしておいて、何が9条守れだ。NATOの武力は正しいと信じ込めるそのメンタリティは、所詮は、9条守れと言いながら、1〜8条は変更しようとしないメンタリティと同じだろう。要するにゲロだわ。



2月28日(土)要するにゲロ 2
 
 いつ爆撃してもおかしくないとかいうポストをみても、まさかやらないだろうと思っていたところ、見通しが甘かっただけでした。イスラエルとアメリカがイランを爆撃しました。理由は、それぞれ自国民の生存が脅かされているというもの。要するに、自衛のための爆撃だということです。健全なナショナリズムを認めている方とか、自衛のための戦争を認めている方とかは、もちろんイスラエルとアメリカの所業を肯定することでしょう。というか、正々堂々肯定すべきだ。えっ、そんなことを言われるまでもなく、もちろん肯定してますよ、ですか。ふーん。要するにゲロだわ。
 


3月1日(日)少なくとも差異はあるだろう
 
 ウクライナを支持する者がイスラエルおよびアメリカの暴挙にだんまりなのはおかしいというポストを見ましたが、むしろ首尾一貫しているだろうと思います。新自由主義イデオロギーを武装させるとNATOになるんですから、何の不思議もありません。おかしいという人は、たぶんイスラエルおよびアメリカもロシアも、いずれも同じ侵略者だと考えているのでしょう。しかし西側は、ミンスク合意が遵守されなかったしロシア系住民の虐殺が続けられたしそれを安保理に訴えても取り上げてもらえなかったし、というロシア側の一応の「理由」に耳を貸したのでしょうか。
 
 
 
3月2日(月)ひょっとしたら
 
  まさかそんなことはあるまい、それはたんなる陰謀論だろうとは思いますが、爆撃はエプスタイン問題隠しと言う人が結構いるようです。関与したペドやら人食いやらは、きっとその程度のこと、と考えているでしょうから、 わざわざ隠すまでもないのではないかと思いますが…。ただ、エプスタイン絡みで名前が出てきた執務室で不適切な行為をしたじいさんは、かつてその不適切な行為をごまかすためにスーダンを爆撃して、国内唯一の薬品工場を破壊したのではなかったでしたか。つまり、そんなことをひょっとしたらやつらはやりかねない。



3月3日(火)SDGS
 
  マクロンは、イランが核兵器をもつ可能性などなかったと言いつつ、しかしアホのメルツとかぼんくらスターマーとともに、イランの反撃を非難する。そんなことを口にする前に、言うことがあるだろうに。IAEAの査察も受入れ、オマーンを仲介にして合意できそうな協議を行っていたというのに、爆撃を行い指導者を殺害したやつらをまずは非難すべきだろう。武器商人は、戦争が終わることなど望んじゃいない。武器商人は、だらだらと戦争が長引くことを望むだろう。これこそ、持続可能な社会。資本主義ドロボーごまかしすっとぼけ。



3月4日(水)高橋正幸について
 
 この間、いろいろありすぎて、忘れてしまいそうだけれど、忘れないうちに書き留めておかねばならないと思ったことを。高橋正幸によれば、女性と男性がふたりで酒を飲んだら、女性は襲われることくらい予想できるはずで、にもかかわらずふたりで酒を飲んでいたんだから、性的暴行を受けたとする女性の証言には信頼性が欠けているそうだ。なるほど。ということは、高橋正幸と女性がふたりで酒を飲んだりしたら女性が襲われることくらい予想がつくはずで、にもかかわらず高橋正幸とふたりで酒を飲んだりしたら、そのあとのことはもう、合意の上での性交渉だということでしょう。いやもう、高橋正幸が生存している限り、襲われるのは予想がつくことなので、にもかかわらず生存を許しているということは、高橋正幸と性交渉をもつことも許しているということなんでしょう。アホ抜かせ。
 


3月5日(木)信じがたいが
 
 にわかには信じがたいことですが、アメリカのメディアNBCのニュース・キャスターが、イランの外相に、真顔で、「なぜ周辺の米軍基地を攻撃するのか?」と問うています。このバカ、ほんとになぜ攻撃されるのかわからないのでしょうか。自分たちは正義を実現しているだけなのに、なぜ攻撃されなきゃいけないんだ、ということなんでしょうか。恐ろしいのは、カネの亡者であるあの不動産王ですら、ひょっとしたらそんなふうに考えているかもしれないことです。カネのためだとわかっている方がまだましなんて、どれだけ絶望的なことでしょうか。



3月6日(金)あざます
 
 本日は、三田で13時〜18時まで、ほぼぶっ続けで拙著の合評会を開催していただき、対面およびオンラインで、30名弱も集まっていただきました。しかも、じいさんの書いた本だというのに、だれが見事な誉め方をしたでしょう大会とは程遠い、類まれなるガチ合評会で、ほとんど学位申請論文公開審査会でした。しかしその手の審査会は、5時間も続けたら、アカハラが疑われるので、せいぜい2時間。それを思うと、学位申請論文公開審査会を、2回半分も行ってしまったことになります。いやもう、喜んでいいやら、喜んでいいやら。まあ、批判されても、言いたいことは少なくとも半分くらいは言ったので、よしとしないと罰が当たります。



3月7日(土)ヤバすぎるレヴェル
 
 Marco Rubio says Iran was a threat because the department of war was sure that Iran that Iran, after being attacked, will attack first "There was absolutely an imminent threat and it was that we knew that if Iran was attacked and we believe that they would be attacked, that they would immediately come after us and we were not going to sit there and absorb a blow"

 ちょっと前にこんなのが流れてきました。国務大臣がこんな雑なことを言っているのかという驚きもありますが、なんだよ、自分たちが先に攻撃することをゲロっちゃってるじゃないですか。そして反撃することがわかってるから先に攻撃するなんてことを言う者であれば、かりに反撃しないことがわかっている相手であれば、ますます先に攻撃することでしょう。
 


3月8日(日)語るに落ちるとは
 
 イランに対する宣戦布告なきたんなる侵略によって女子小学校が爆撃され、生徒と教員が全員殺されたわけですが、すでに国内においてもアメリカがやらかしたことが明らかにされつつあると言うのに、不動産王は、イランがやったと言い、あそこの爆撃の精度は低いと言ってのけます。なるほど、精度の高いアメリカ軍が誤爆ではなく正確に狙って爆撃したということですね。ご丁寧に、救助に向かった人たちも殺戮するべく、初めの爆撃から45分後に2度目の爆撃も実施したようです。精度が低かったら、45分間に2度もピンポイントで誤爆なんてできませんよねー。


3月9日(月)〇極ばかお
 
 税金を払わない連中がたくさんいて、女性の売り買いが「文化」の名のもとに公然と行われている地にある大学の元総長だかなんだかが、首相について、「神通力のある動物に似てる」と言い、都知事とふたり並んでいるのを見て「『あそうや、このふたりは神通力をもっている2種類の動物にそっくりだ』と思った」と言うわけです。公共の電波を使って。全国放送で。このアホ、「動物学者」を自称していましたが、こんなもん、学者でもなんでもない、ただの差別主義者です。
 


3月10日(火)要するに靴ペロ
 
 かつて阪ちんがサイン盗みをやっていると疑い、「やってへんわ」と罵声を浴びせられた太っちょがいましたが、その太っちょが一躍注目を浴びています。腕組みをしたままガムをくちゃくちゃしていたと。それに対して、腕組みをしたままガムをくちゃくちゃしようと、拍手をしようと、自由である、という弁護をする自己意識としてはリベラルがいますが、大きな間違いです。あれらは身分制を体現しているわけですから、拍手なんかしちゃいけないのです。拍手してもいい、なんて言う者は、身分制を肯定するなんちゃってリベラルに他なりません。要するに靴ペロです。



3月11日(水)負の興味
 
 まあしかし残念ながら、その太っちょにそんなイデオロギー性があるわけではありません。大金持ちかもしれませんが、涙を流してしまうような人よりかは、ちょびっとだけましという程度でしょうか。その大金持ちかもしれないが涙を流してしまった人は、かつて社会党が政権に就けば野球ができなくなると言いながらキューバ野球と関係をもっていた天然バカが出ていた警備会社のCMに出ているので、まあそういう人なんでしょう。負の興味しかない。



3月12日(木)突撃隊隊長みたいな
 
 「国際〇〇デー」において「〇〇差別反対」と叫ぶと、糾弾されるって、やっぱりわけがわかりませんが、まあ、突撃隊隊長みたいな、ものをミジンコワムシほども考えたことはないが、しかしやたら早口で声も大きい人が実在することを考えれば、そういうものなのかもしれません。島木譲二だったら、「困った困ったこまどり姉妹」って言うところです。



3月13日(金)あぜん
 大量破壊兵器を保有しているという虚偽の理由でアメリカやらイギリスやらがイラクを爆撃しようとしたときには、安保理はまだましだった。アメリカやらイギリスやらは安保理決議によって爆撃の正当化を図ったものの、どうやら賛成してくれなさそうであることがわかって、議題にあげることを諦め、勝手に爆撃したのだった。ところが今回、なんとイランによる湾岸アラブ諸国に対する攻撃を非難する決議案を可決し、しかしイスラエルおよびアメリカによる侵略には沈黙したまま。実にくさった組織としか言いようがない。ハーバーマスによれば、国連の役割なんて人権尊重と平和維持にしかないのに、そのわずかふたつだけの役割さえ果たせなくなっているわけで、それでもないよりかはましなんだろうか。
 


3月14日(土)ありえない
 
 「だれそれの命を保証しない」なんてことを口にしたら、それだけでいろんな罪状をあげられそうですが、公式の場で「モジタバ師の命は保証しない」なんてことを口にしたある国の首相は、逮捕も訴追もされることなく、堂々と生きています。それはなぜなのか。かつて大量虐殺が行われた側の属性のもち主だからなのか、その属性のもち主たちは大金持ちたちだからなのか。確実なのは、そいつの発言には何らの正当性もないということです。



3月15日(日)言論封殺
 

 これにコメント付きの付箋を貼ってもらうという手法で、公衆の意見を集めていたというのに、どっかのだれかが付箋ごとはがして(おそらく)廃棄してしまった。これをやらかした人は、自分の行為の意味がわかっているだろうか。たぶんわかっていないだろう。人文学が教育され研究される場所で、言論を封殺したのです。コメントに中傷などあっただろうか。もちろん批判はあった。しかし人文学において、批判が行われるのはあたりまえのことだ。ひょっとして、「悪口」と「批判」の区別がつけられない今流行のアレだろうか。



3月16日(月)Xデー
 
 こういうことを書くと、おまえが裏でやらせているんだろうとか言う人がいたりもしますが、それは哲学の学生をなめすぎた発想です。教員がこれこれやれと言えば、唯々諾々とその言葉に従うような学生が哲学研究を行ったりするとお考えなんでしょうか。そんな学生がいるのなら、ぜひ会わせて欲しいところです。まあ、ほんとはそういうのとは会いたくもないですけど。じゃあ、柱の陰からこっそりご尊顔を仰ぎ見たいということにしておきます。



3月17日(火)『アンダードッグ』
 
 無料配信されていた韓国映画。同じタイトルの邦画もあるようですが、まあそんなものは観るわけがなく、マ・ドンソクの出ている映画を観たのですが、何がいいのかさっぱりわからず、ただただガキんちょが嫌いなんだなと再確認しただけでした。ああいうのは、軽微な犯罪だと考えられているかもしれませんが、ああいうコソ泥の被害に遭うときっと凹むだろうなと思います。おまえのように何不自由なく育った者にはわかるまい、とか言われるかもしれませんが、だからって居直って犯罪行為をやれば、それなりに罰を受けるってことくらい自明です。そのくらい、ガキんちょにだってわからないと。


3月18日(水)混ぜるな危険

 辺野古の事故は、高校の対応がひどすぎるわけで、それは大いに批判されてしかるべきだと思いますが、しかし高校の対応がひどすぎることと、自然を破壊して基地を作ることに反対することとは、当たり前ですが、まったく異なることです。高校の対応がひどすぎるから、基地を作ることに反対することはひどすぎる、ということになるわけがありません。左翼の失敗を批判するのはいいとして、しかし基地を作ることに賛成なんかしてはいけないでしょう。基地を作ることは、人を殺すための準備をすることにほかなりません。



3月19日(木)市民的公共性

 先週の土曜に亡くなったハーバーマスは、非常に多岐にわたる専門領域でそれぞれ第一人者であり、市民的公共性論においてもそうでした。ハーバーマスをバカにしていた連中ほど、自由な討議なんかよりも腹芸を得意とし、自由な討議をむしろ抑圧する側にまわったわけです。理由は簡単、自由な討議ほど大変なものはないからです。言論外のパワーにものを言わせることしかできない人は、ともかくでかい声でしゃべり息も切らずにしゃべることで自説を押し通す。しかし討議は、言葉による説得が求められるのであって、大声出そうが、早口でしゃべろうが、泣き声出そうが、言ってることに説得力がなければ、それらの音声は騒音にすぎません。



3月20日(金)なんとも間抜けなやり取り

 イランに対する爆撃を事前に知らせなかったのはおかしくないか、といった趣旨の質問に対して、おまえらだってパールハーバーへの攻撃を事前に知らせなかったではないかと気の利いたジョークを飛ばしたつもりになって有頂天の不動産王がいるらしく、またそうした不動産王の対応をさすがだともち上げる靴ペロ人士もいるようですが、これ、そもそもおかしいでしょ。イランへの爆撃を事前に知らせないのは同盟国としてどうよ、と問うているわけですから。それに対して、不動産王の例は、敵対同士の関係ですよ。味方に知らせてくれなかった、という訴えに、おまえらは敵に知らせなかったではないか、と応えているわけで、なんとも間抜けなやり取りなわけです。こんなことでKGBを上回ることができるとは到底思われません。



3月21日(土)ずっと立ち止まってろ

 「一度立ち止まって考えたいのです」系には、「一度立ち止まって考えましょう」も含まれますが、これは、かつて知り合いだったけれどいまは絶縁状態にあるご仁も、なにかと言うと使用したフレーズです。はいはい、冷静なあなたにはすべてが見えていて、興奮したバカたちが話をエスカレートさせているのがわかるのですね、立派ですね、とフレーズを使用されるたびに思ってました。討議の参加者だったくせに、突如、討議の観察者になれていると思い込めるその自信、大嫌いでした。



3月22日(日)暴走一番星

 諸般の事情により封印していた宝塚往復暴走一番星を15年半ぶりに復活させてしまった。15年半前と比べ、車道を使わざるを得ない箇所はごくわずかとなり、代わりに信号が増えた気がした。以前はまだ、仮設住宅が残っていたと思うが、少なくともそこにあったと思っていたところには新築が建っていた。新築でもないかもしれないが。以前はぶっ飛ばしたので、刺激が強すぎて夜は眠れなかったが、いまはもうちんたらちんたらなので、ただただ疲労が増えただけで、死んだように眠れる。ぐーすかぴーひょろ。 



3月23日(月)還元主義

 自分の思うようにならなければ、発電所を爆撃するとか、いったいどうなっているのか。アメリカ国内では反対運動はないのだろうか。あるのに報道されないだけなのか、報道されているにもかかわらず、こちらが知ろうとしていないだけなのか。EUとして、とか、スペインをはじめ各国としてなら、不動産王を明確に批判したりする一方で、G7は、イランに戦争をやめるよう呼びかけるって、もうわけがわからない。やめるように呼びかける相手を間違ってませんか、という話だ。結局、資本主義のロジックで動けば、不動産王を批判できないということなのか。ほらほら、やっぱ戦争の理由は経済的利害一択じゃないですか。還元主義で合ってんじゃん。



3月24日(火)『おもちゃ〜虐げられる女たち〜』

 マ・ドンソクが出ていますが、あの手の暴力物ではなく、別の暴力物です。若い女性の俳優は、使ってもらうために監督の言うままに性的なシーンを我慢しなければならない。飲み会ではセクハラされなければならない。そして新聞社社主の性接待で奉仕しなければならない。実話をもとに作られた映画ですが、モデルとなった俳優は自殺しました。きっとこういう告発映画を観ても、女性は主体的に身体を差し出しているのであって、女性の主体性を無視するな、とか言ってのける自称フェミニストはいるでしょう。言うまでもなく、そんなものは「自称」にすぎません。



3月25日(水)いらない

 組合に加わらなかったくせに、組合が経営者たちと対峙して勝ち取ったFA権をだれより早くに行使したうんこ野郎がいますが、どうしてそんなやつの話を聞きたがるのはわかりませんが、ともかく解説者として生計を立てているようです。そいつの今シーズンのセ・リーグ予想ですが、「全球団に優勝の可能性はある」ですよ。こんなもの、だれだって言えます。始まる前から優勝の可能性が消えている球団なんてものはロジカルにおかしいので、全球団に優勝の可能性はあるわけです。こんな予想をする「オレ」と、現役時代になにをしていたのか、ほとんどの人が知らない「小物」の高〇豊はいらない。



3月26日(木)なぞ表記


 柴原口で工事が行われていて、1つの道だけを使用するように誘導されています。それでまあ、そのままその道を進んでも問題ないことを示すためなのか、「豊中キャンパス中央部」というなぞ表記が行われています。「中央部」が意味をもつとすれば、それは「周縁部」との差異においてでしょう。しかし道は1本しかなく、それは「中央部」へ続く道なわけです。ということは、ということは、あれでしょうか、「周縁部」へ行く道はないか、あるいは「周縁部」は存在しないか。後者の場合、「中央部」の意味が不明になってしまいます。前者の場合、たどり着けない「周縁部」が存在することになってしまいます。なんと、この表記にはこんな大問題が潜んでいました。



3月27日(金)バカ発見器

 言うまでもないけれど、バトラー研究を行っていることそれ自体は、バカ発見器にはなりえないでしょう。『ジェンダー・トラブル』と言えば、真っ先になんちゃらクイーンの話をしてしまい、かつその他の話はできないとき、つまり結局『ジェンダー・トラブル』と言えばなんちゃらクイーンの話しかできないとしたら、そのことは十分にバカ発見器として機能していることになるだろう。本日は、第3回金曜ゼミ春期研究会を開催し、3人の優れた発表とそれを契機としたわくわくできる質疑応答を目の当たりにして、そういえば『ジェンダー・トラブル』と言えばなんちゃらクイーンのことしか口にできないバカがいたっけな、と思ったわけでした。



3月28日(土)破戒僧

 党名に国名を含めているその政党は、実は暴力を否定していませんが、それに対してもうひとつ別の政党は、むかしから非武装中立を唱えており、以前に比べてはるかに規模が小さくなってしまいましたが、ひそかに支持してきました。男性中心主義であるこの共同体において、初の女性党首を輩出していたわけで、そうしたメンタリティにおいても、他の野党とは異なっていたはずです。そういう意味では、党公式のあの声明を書いたと言われるあの人は、見事な破戒僧です。



3月29日(日)悪名高き声明

 イスラエル首相があまりにもひどく、いくらなんでもあそこまでひどいと反ユダヤ主義を喚起するのではないかと思えるほどで、ひょっとしたらハーバーマスの悪名高き声明は、ここまでのことを予想してなされたのではないかとすら思えてきます。パレスチナに対する言及がなかったことについては、もちろん弁解の余地はありませんが。



3月30日(月)いちころ

 昨日、「これは怪しいメールですので必ず開いてください」というタイトルをもつ不気味なメールが届き、さすがにこんなのに乗るわけにはいかないので、転送先の gmail はすぐに捨て、職場のメールへ行くと、最初の行が表示され、送信者もかつての学生だとわかった次第でした。このタイトルのメールじゃさすがに開かないよ、というようなことを伝えたら、次は「これは怪しくないので開いてください」というタイトルで、そのタイトルだとますます開かないよ、と伝えたら、なんと次は「美女からのメール」というタイトルで、これはいちころだとお伝え申し上げました。



3月31日(火)おだべり

 混雑した山手線の車内でドイツ人にドイツ語で話しかけ、どこでドイツ語を学んだだの次の目的地へはどんなふうにして行けばよいかだの、ほのぼのとした会話を交わすことができたというポストがあって、ぶらさがっているものも、こういう話題がいいとかで、まあそれだけならどうでもよいのですが、これこそがハーバーマスの言うコミュニケーションだとかいう話になって、それはないでしょ、と思わずにはいられなくなりました。ハーバーマスの言うコミュニケーションは、第一義的には、利害調整なんですから、対立が前提されているわけで、ほのぼの系のおだべりとはまったく関係がないからです。



4月1日(水)過酷な営み

 言うまでもなく、ハーバーマスのコミュニケーション論によれば、妥当要求をめぐって討議が行われるわけなので、そこにおいて批判はつきものであり、批判を経由してこその合意形成なのであって、合意すればいいんでしょ的な簡単な話ではありません。合意形成に至るには、説得力のある理由によって相手を納得させなきゃいけないのですから、それは非常に過酷な営みです。ハーバーマスが亡くなって、相変わらず西洋中心主義だのどうだのと言う人が吐いて捨てるほどいますが、討議理論の過酷さをご存じの上での所業なんでしょうね、きっと。



4月2日(木)俳優たち

 デ・ニーロが「王はいらない」デモの先頭に立って政治的アピールを行っていました。基本的には民主党支持者でしょうが、これほど明確に態度表明を行っているのは、それほどひどい状況であると考えているということなんでしょうか。そういえば、とても民主党支持者には見えないメル・ギブソンも、また実際に民主党支持者ではないシュワルツェネッガーも、不動産王を批判していました。ただし、スーザン・サランドンのように、パレスチナとの連帯を口にする女性は、番組から降ろされ、映画にも出演できなくなるようです。やはり根底にはミソジニーがあるのでしょう。



4月3日(金)大量虐殺の合法化

 パレスチナ人のためだけに法制化された拘置所での処刑。パレスチナ人囚人は、正当な形で、法律に基づいて、絞首刑に処することが許される。こんな法律が、国会で公式に決定された国家イスラエル。ナチスが夢見たことをイスラエルが実現し、ヒトラーの後継者はネタニヤフだと。現代において、まさかガス室が作られて大量虐殺が行われるなんてことはないだろう、とインテリたちは高を括っていたわけですが、ガス室すら作らずに大量虐殺が合法化されています。



4月4日(土)じいさんについて

 ケーニヒスベルクのじいさんは、ある共同体が解散することを決定したとき、死刑囚は死刑に処してから解散しないと、あいつらは殺人の共犯者だと言われる、とか言ってます。まあ、死刑制度存置派のじいさんが首尾一貫して考えるのであれば、そりゃそういうことになるでしょう。だとすれば、逆に、死刑制度そのものが人権侵害だと考える場合には、死刑囚を死刑に処してから解散した場合、あいつらは人権を侵害する者たちだと、ずっと言われ続けることになるはずです。こちらからすれば、ケーニヒスベルクのじいさんは、人権を侵害し続ける人です。



4月5日(日)『パラレルライフ』

 本筋よりも、数学者とゲーデルの話の方が断然面白く、リンカーンとケネディのこじつけ方までいくと立派だと思うほどだけれど、どちらの副大統領も同じ名前だったというのは結構面白い。こういうのも、陰謀史観の一種であって、こんなものをめでる者はアドルノに言わせれば権威主義的パーソナリティのもち主にほかならないだろう。とはいえ、アドルノのあのデータのとりかたには問題がないわけじゃないのではないかと思っている。



4月6日(月)ちゅうしんぐら 1

 アホほど走っていると、血糖値が下がってくるからなのか、どうでもいいことを考えて、どうでもいいことに気がついてしまったりする。昨日、アホほど走っている途中で信号待ちをして、何の脈絡もなく、ふと「ちゅうしんぐら」について考えた。その話がくだらなすぎてどーでもいいと思ってきたからか、そのタイトルとがまったく無関係なままだった。つまり、なぜ「ちゅうしんぐら」なのかがわからなかったのだ。それが突如として、「ちゅうしん」って、忠なる臣てことか、と気がついたのだった。



4月7日(火)ちゅうしんぐら 2

 じゃあ、「ぐら」にもなにか意味があるのか。「ぐら」って何だろう。これはきっと何かの符牒であって、知らないとわからないものだろうと思いかけたが、それでもしつこく「ぐら」「ぐら」「ぐら」と考えていて、「くら?」と漢字を思い出し、「蔵」がどうした、あっ、内蔵助か(実は、いままで、「蔵之介」だと思い込んでいた)、ということは、忠なる臣たる内蔵助のことか、と氷解した。なぁんだ。



4月8日(水)ちっとも笑えない

 勝手に小学校や病院施設を爆撃しておいて、やーめた、って言って世界平和を実現したみたいな顔をしている人がいて、さすが狙撃されて耳に銃弾が当たったはずなのにまるで撃たれてなんかないみたいに驚異的な回復をしてみせるだけのことはあって、面の皮が10センチくらいの厚みをもっているのかもしれません。散々勝手に暴れておいて、このくらいにしといたるわという定番の笑いがありますが、このちっとも面白くない「ごっこ」では人が死んでいるわけです。とても笑ってすましてよい話ではありません。



4月9日(木)法の問題

 不動産王が「石器時代に戻す」などと脅迫したことを批判する際に、その倫理性を問うのはどうなんでしょうか。もちろん、ここで道徳性を問うのも、同じようにどうなんでしょうと思います。言うまでもありません、国際法に反するとか違法とかせいぜい正義に反するとか、言ってもらいたいものですが、いわゆる国際政治学者と呼ばれる人にかぎって、不動産王の倫理性を問うのですから、ちょっと気反論としては絶望的です。こんなところで人類普遍の倫理なんかもち出したりしたら、シュミットに笑われるだけですって。



4月10日(金)「エンターテイメント」

 イランが石器時代に戻るまでのカウントダウンが、あと何時間何分何秒みたいな形で表示されているイスラエルのテレビ番組がポストされていました。そんな「エンターテイメント」を実際のところどれだけの人が喜んで見ているのか、疑問に思わないわけではありませんが、しかし逆に、喜んで見ている人が皆無というわけではなさそうなことは予想がついてしまいます。もちろん前世紀において、世界中(?)がよってたかってユダヤ人を排除したことは事実でしょう。しかしだからと言って、その逆を行うことが許されるわけがないのに、まるで許されるかのようにふるまっている人がいるように見えます。



4月11日(土)記者のスタンドプレー

 ある政党の記者会見でその党の体質が露呈してしまったと面白おかしく取り上げられていて、あまりいい気分がしない。もちろんその政党はおかしな方向へ向かいつつあるように見えるし、理論武装も何もとてもしているようには見えないちょっと政治にうるさいだけのコメディアンみたいなのを招き入れて、なんでまた、とは思うけれども、しかしあの記者会見は、ほとんどその政党のイメージダウンを狙うためとしか思えないような記者のスタンドプレーが際立つろくでもないものだった。政党の記者会見なんだから、政党関係者が仕切るのは当たり前だろうに、それを正義の味方みたいな顔をして、記者こそが主人公であるかのようにふるまうその姿は醜悪だった。



4月12日(日)醜悪で悪質

 あんなふうにふるまえば、相手方がどのように出るかはわかっているわけで、にもかかわらず半ば挑発的にそのように出るように仕向けたところが醜悪であり、ああしたふるまいがいったいだれを利することになるのかを考えれば、悪質でもある。あのコメディアンについては、嵐が過ぎ去るのをじーーーっと待っている姿が、これまで見たその人のパフォーマンスの中でもっとも面白かったという辛辣な批評も目にしましたが、そうかもしれません。コント赤〇号だって、残りのおふたりが面白かったですからね。



4月13日(月)劣化版カント

 記者会見の途中で出て行った人についても、まあ、パフォーマンスがお好きですねとしか言いようがない。あるトピックに関して不安をもつ女性に対して、己の不安と向き合えと、劣化版カントのようなことを言った人です。構造が問題化されているのに、個人の内面の問題にすり替える、いつものやつ。だったら、党首に蔑ろにされたと思ってしまうその内面と向き合えば、万事うまくいくんじゃないですかね。左翼政党なら、もう少し唯物論的に考えてもよさそうなのに、大切なのは心なんですね。



4月14日(火)『コインロッカーの女』

 あまり観てもいい気分にはならないことがわかっていたので避けていたのだけれど、まあ別にいい気分にならなくてもいいかと思って観たら、やっぱりいい気分にはならなかった。例によって大半を忘れていたので、えええーーー、そこまでしなくても、とまるで初見のような驚きと悲しみと痛みを誘うシーンが数々あった。設定をフツーのことのように受入れて観続けるけれど、実際のところ、臓器移植はあんなに盛んかつ安易に行われているのだろうか。



4月15日(水)承前

 前回観たときは、女性版の『甘い人生』だと思ったけれど、しかし女性版の方がはるかに過酷で、イ・ビョンホンのものは文字通り「甘い」話に見える。話の展開は忘れていたけれども、前回もそんなふうに思ったことは覚えていた。女性版は、主人公が死ぬことはなく、むしろ「母」になっていくわけで、きっと「娘」に対して同じことを繰り返すのだろう。そこへ行くと、撃ち合いをして死んでしまう男性版は、なんとも甘っちょろいではないか。



4月16日(木)わんわんによる自治権の侵害

 ある大学の学生が逮捕されました。「キャンパス付近」をナイフをもってうろついている者がいる、という善良な市民からの通報を受けて駆けつけたやつらが、「キャンパス内」で職質を行い、理由もなくナイフをもっていたので銃刀法違反で現行犯逮捕したとのことです。こんな報道が普通に行われているのですが、職質をしたということは、職権が行使されたということです。大学には自治権があるので、わんわんは勝手に職権を行使したりできないどころか、原則的には大学敷地内に立ち入ることも許されません。今回職質を行うにあたり、裁判所からの令状はあったのでしょうか。なければ自治権の侵害であり、大学はもちろん、報道する者だってまずはその点を指摘すべきだろうに、いったいどうなっているんでしょうか。



4月17日(金)承前

 「でも、ナイフもったやつがうろうろしてたら怖いじゃん!」ということは、言うまでもなく、大学の自治権が侵害されることを正当化しません。したがって、「ナイフもったやつが捕まってよかったじゃん!」も、大学の自治権が侵害されることを正当化しません。もっとも、構内でコンビニの営業が行われ、そこに立寄所なんぞが設置されている職場に勤めている者は、エラソーなことは言えません。



4月18日(土)『ソボク』

 まともに生きるためにはいつか死ななきゃいけないとか、まともに死ぬためには生きなきゃいけないとか、途中まではなかなか面白くないこともなかったのですが、意味のある生とか、だれかのためになる生とか、自分らしい生とか、なにをどう粉飾しようとアイデンティティ・ポリティクスの話にしかならないセリフが増え始めて、一気に観る気が失せました。まあ、その俳優は、かつて阪ちんで監督と同じ大学出身だからという理由でルーキーイヤーからショートを守らせてもらっていた人と似ていて、あまり好きではないので、よく最後まで観たもんだと思いました。もちろんどんなふうに終わったのかは、すでに忘れてしまいましたが…。



4月25日(土)星に願い

 なんと、あっという間に1週間が過ぎてしまいましたが、この間、あんなことやこんなことがあって、あんなところやこんなところからクレームがあって、謹慎していました、というわけではまったくありません。更新が滞ると、日々のふるまいから、あんなことやこんなことと結びつけてご心配くださる方もごくごく少数いらっしゃったりしますが、すみません、ただたんに多忙だっただけです。サバだともう少し時間がとれるものかと思っていましたが、この時期は、諸般の締切とかが集中していて、元来、いろんなことに時間がかかるので、まあ仕方ありません。今日も朝からいろんなことを片づけましたが、まだ半分くらいでしょうか。まさかこうしてサバが終わってしまわないことを星に願うばかりです。



4月26日(日)もーまんたい

 中国籍の男性が「日本の人は笑顔だったから」と高齢男性を狙って「不同意性交」したそうですが、明確に拒否を口にしていても「そういうプレイ」と判断なさる健太郎基準でいけば、「笑顔」なら、けっして「不同意」なんてことになるわけがなく、きっとこの中国籍の男性は無罪でしょう。そもそも「不同意性交」なんて報道がなされるのが異例ですね。下着を脱がしたということは、腰を浮かせたんだろう、とか、当然言われてるでしょうね。もちろん笑顔で腰を浮かせたんですよね。



4月27日(月)健太郎に尋ねよう

 なんと、下着を脱がしたりはしていません。股間をさわったそうです。検察は、「常習的犯行の一環であり卑劣で悪質。ほとんどの場合、途中で嫌がられたと供述しているのに犯行に及んでいることから、再犯を防止するには徹底した矯正教育が必要」と言ったそうですが、裁判長は健太郎基準を採用して、「嫌がられた」というのはプレイの一環であると考えられなくもないので、犯罪だと認めてくれることはないでしょう。嫌がられてもプレイの一環だと解釈する人の場合、いったいどのような「徹底した矯正教育」が可能であるのか、ぜひ健太郎に問い合わせてほしいです。ああ、あれでしょうか、死ぬほど抵抗しないといけないと教えられるのでしょうか。しかし飛び降りて骨折する程度じゃ「死ぬほど」にカウントしてくれないのですよね。健太郎、教えてください。



4月28日(火)こっちの健太郎

 上述の健太郎基準の健太郎は、滋賀県立医科大学生たちに寛大なご配慮をなさった裁判官の健太郎であり、大阪地検の元検事正で部下の女性検事に性的暴行を加え(いったん認め、その後合意があったとか言ってるらしい)、そのことが公になったら死ぬと言っておきながら、まだ亡くなっていない方の健太郎ではありません。女性検事は第三者委員会の設置を求めたもののかなわず、検事をお辞めになってしまいました。ちなみに、この被害者のプライバシーをばらし誹謗中傷した副検事の女性は、死ぬと言っておきながらまだ亡くなっていないこの健太郎と深い仲にあるそうです。



4月29日(水)なにが面白いのか

 不動産王が、アメリカがなかったらヨーロッパ諸国はいまごろドイツ語を話していただろうとか言ったのを受けて、世界に先駆けて囲い込みをやり工場労働者を虐待し植民地を拵えイスラエルをねじ込んだ島国の国王(21世紀にもなって国王!)が、自分たちがいなかったならあなたはいまごろフランス語を話していただろうと言ったとかで、一部では賞賛されているようです。しかしそいつらがいなかったら、先住民たちは虐殺されずにすんでいたかもしれないのですよ。そんなことにはまったく気がつくこともない、所詮は侵略者である白人同士のクソくだらない「ジョーク」にすぎません。どっちも滅んでしまえ。